結婚相談所を選ぶ前に知っておきたい「成婚率」について

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現在全国には3000以上の結婚相談所があります。全国展開の大手から、ローカルにネットワークをもつ小規模のものまで、多種多様になっています。

多くの結婚相談所の中から入会する相談所を選ぶにあたって際に参考にしたい指標の一つである「成婚率」。

今回はこの成婚率をどのように読み解けばよいのか、また他に参考になるデータはどんなものがあるのかなどについてご紹介します。

1、結婚相談所に入会してパートナーを見つけられる確率は?結婚相談所における成婚率とは

結婚相談所に入会してパートナーを見つけられる確率は?結婚相談所における成婚率とは

成婚率とは、結婚相談所の会員が成婚に至って退会をした比率を表します。その相談所に入会するとどれくらいの確率で結婚出来るかの目安になりますし、どれくらいの比率で成婚に至るかの相談所の実績を示している数値です。

では、各大手相談所の成婚率とはどれくらいなのか見てみましょう。

成婚率1

意外なことに大手6社のうち、成婚率を公表しているのは2社でした。残念ながら多くの相談所が成婚率を公表なしとなっています。

もっとも、仲人型の方がデータマッチ型より成婚率が高いと言われており、成婚率=「成婚退会者数」÷「入会者数」とした場合、20%ほどとされています。平均して入会した方のうちの5人に1人ほどが結婚相談所で結婚相手を見つけていることになります。

2、多くの結婚相談所が成婚率の公表をしていない理由は

多くの結婚相談所が成婚率の公表をしていない理由は

では、なぜ実績の目安となる成婚率を公表していないのでしょうか。ここでは多くの結婚相談所が成婚率を公表していない理由について記載していきます。

(1)業界統一の基準がない

成婚率の算出方法には明確な決まりがありません。一般的に成婚率というと、以下の計算方法が考えられるのではないでしょうか。

  • ①「成婚退会者数」÷「入会者数」
  • ②「成婚者数」÷「全会員数」
  • ③「成婚退会者数」÷「全退会者数」

では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

①「成婚退会者数」÷「入会者数」

これは今までに入会した会員のうち、どれくらいの会員が成婚して退会したかということになります。
例えば、下表のように1年間で会員が増減、活動などしたとします。

成婚率2

すると成婚率は、

成婚退会者20人 ÷ 入会者100人 = 20%、となります。

この場合、入会はしたけれども事情があり休会している会員や、忙しくてなかなか活動できていない会員なども含まれます。分母が大きくなり、成婚率は低くなります。

なお、結婚相談所全体の成婚率の相場は、この計算方法で20%ほどと言われています。

②「成婚者数」÷「全会員数」

これは全会員のうち、どのくらいの会員が成婚して退会したかということになります。

成婚率3

成婚率はそれぞれ

1年目、成婚者20人 ÷(入会者100人 − 中途退会30人)= 28.6%

2年目、成婚者20人 ÷(1年目からの継続会員50人+2年目入会300人-中途退会30人)= 6.3%

成婚率と同じように休会中の会員がいるので成婚率が低くなります。また急速に会員を増やしている相談所では2年目以降不利な数値になる可能性があります。

③「成婚退会者数」÷「総退会者数」

これは今までに退会した会員の中から、どのくらいの人が成婚して退会したかということになります。例えば、①と同様に1年間で会員が下表のように変化したとします。

成婚率4

成婚率は、

成婚退会者20人÷(成婚退会者20人+中途退会者30人)= 40%、となります。

休会中や活動中の会員は数に含まれないため、①と比べて分母が小さくなり、成婚率も高くなります。

実際には、③「成婚退会者数」 ÷ 「総退会者数」で計算して公表している結婚相談所が多いようなので、無料カウンセリングなどで直接聞くなど確認してみましょう。

(2)データの収集が困難

結婚相談所では退会者にアンケートを取るなどして、その後の指標の算出や運営に活用しているようです。しかし、以下の理由により、正しいデータの収集が難しい場合があります。

  1. そもそも真摯にアンケートに回答をしていない可能性がある
  2. 相談所のお見合いを通じて交際が始まったにもかかわらず退会してしまい、その後の状況が不明確な場合がある
  3. 相談所のサービスやシステム以外のプライベートでの知り合いと結婚した場合も、成婚者としてカウントしている場合がある
  4. 退会手続きを取らず月会費の支払いを止めた人を、退会者としてカウントするかどうかがバラバラ

このように業界で統一のルールが定まっていない為、実際の数値を算出するのは困難な状況となっています。

3、業界団体による自主規制基準

成婚率を見る際に知っておきたい!業界団体による自主規制基準について

上記のように、成婚率の基準は統一されていません。そのため、「成婚率を含めて結婚相談所が出している数字などが信用出来ない」と感じられてしまう方もいらっしゃるでしょう。

結婚相談所の業界としては、利用者が安心・信頼してサービスを利用してもらえるよう、結婚相手紹介サービス業を営む事業者団体である「結婚相手紹介サービス連合会」と「結婚情報サービス協議会」が中心となり、新団体「結婚相手紹介サービス協会」を設立し、業界全体のサービスの信憑性の確保に向けた取り込みを行っています。

また加盟会社6社(2014年6月時点)に、自主規制基準を制定、遵守させ、結婚サービス業界の一層の発展に向けて活動などもしています。

(1)業界の自主規制基準について

自主規制基準 要旨抜粋

第3章 入会勧誘基準

・会員の勧誘活動については、協会の社会的責任を十分認識してこれを行い、顧客の誤解や不利益をもたらすような方法や行動をとってはならない。

・勧誘活動にあたっては、特定商取引法等を遵守すること。

成婚率5

URL:http://www.misa.gr.jp/

(2)業界加盟会社

①茜会

茜会

URL:http://www.akanekai.co.jp/

②楽天オーネット

楽天オーネット

URL:http://onet.rakuten.co.jp/

③JMS

JMS

URL:http://www.jms.jp/

④誠心

誠心

URL:http://www.seishin.com/

⑤Prime Marriage

Prime Marriage

URL:http://www.prime-marriage.com/

⑥Marrix

Marrix

URL:http://www.marrix.co.jp/

以上の自主規制基準のように、結婚相談所に対する信頼を業界全体で高めていこうという取り組みが行われています。

4、結婚相談所を選ぶ際のその他の参考データと具体的な選び方

結婚相談所を選ぶ際のその他の参考データと具体的な選び方

では、結婚相談所をこれから利用したいという時には、成婚率以外にどんな指標があるのか見てみましょう。

男女比や年収別構成比など利用者が知りたい情報から、コンシェルジュの研修期間や職業別構成比など相談所の特色を捉えたデータも公表しています。

大手相談所では下表のように、参考となるような各種データも揃えていますので、ご自身の視点からライフスタイルやこだわりに合った相談所を選ぶようにしましょう。

成婚率12

その他、結婚相談所の選び方については「結婚相談所のメリット・デメリットと相談所の選び方」の記事も参考にしてみて下さい。

結婚相談所の成婚率まとめ

成婚率の定義は現在各社バラバラな上に、公表する所、しない所が混在する状況となっています。成婚率だけでは見比べられない際には、その他にも様々なデータや数値を公表していますので、これらを相談所選びの時の参考にしていただければ幸いです。

成婚率やその他の公表データのみならず、ウェブサイトや資料、無料カウンセリングなど総合評価で、ご自身のスタイルに合った相談所を見つけてくださいね。

「HOW TO MARRY」編集部です。

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