結婚資金のローン(ブライダルローン)に関する7つのこと

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA近年、日本では男性女性ともに、「結婚しない」もしくは「結婚できない」人が増えてきています。

それは、日本社会全体的における非正規雇用が増える一方で収入が増えないことによる将来への不安や、結婚への憧れの意識が薄れてきていることにあると考えられます。

具体的には、

  • 「結婚はしたいけど、養っていくだけの収入がない」
  • 「結婚はしたけど十分なお金がないから満足いく結婚式ができない」

という方も少なくないのが現状です。

そのような方でも結婚資金のローン(ブライダルローン)を利用することで満足いく結婚式を挙げることができる可能性があります。

そこで今回は、そんな結婚に対する不安を解消するべく結婚資金のローン(ブライダルローン)についてご紹介します。これからご結婚を考えていらっしゃるカップルのご参考になれば幸いです。

目次

1、結婚資金のローン(ブライダルローン)とはどのようなもの?

(1)ブライダルローンとは?

ブライダルローンとは、自動車を購入するときに組む「マイカーローン」や住宅購入の際に組む「住宅ローン」等と同じく、結婚式や披露宴を行うために組む結婚資金のローンの事をいいます。日本ではあまり知られていませんが、欧米では良く利用されているサービスです。

ローンを組むには様々な審査があるのが一般的ですが、ブライダルローンは比較的に審査基準が低く設定されているため特に利用しやすいのが特徴です。

(2)ブライダルローンのメリットは?

ブライダルローンを利用するメリットを5つご紹介します。

①一回にかかる負担を軽減できる

結婚式や披露宴にかかる費用をローンで分割払いにすることによって、一回にかかる負担が軽減されます。

②部分的ローンが可能

結婚関連でかかる費用を全額ローンにするのではなく、特に負担が大きい支払い箇所だけをローンにする事が可能です。

③より理想に近い挙式が可能

結婚式費用を全面的にまたは部分的にローンにすることによって、派手な演出、食事のアップグレードなど、より新郎新婦のお二人の理想とする結婚式が可能になります。

④すぐに挙式が挙げられる

ブライダルローンを利用することによって、すぐに挙式を行いたい方や直前でのプラン変更によりお金が必要になった場合でもすぐに対応できます。

⑤貯金を崩さなくてもOK

ブライダルローンを利用することによって、新婚生活用に貯めておいたお金を崩さなくてもOKです。

何かとお金のかかる新婚生活もブライダルローンを利用すれば、安心してスタートできます。

2、そもそも結婚資金として必要なお金はどのくらい?

ここでは、結婚式や披露宴を行う際にかかる費用についてご紹介します。

(1)結婚資金として必要な費用の相場は?

結婚式で必要な費用の相場はブライダル総研の調査によると、挙式や披露宴、結婚披露パーティーなど結婚式の総額となる費用の2013年度全国平均は340.4万円です。

では一体340万円の内訳はどのようになっているのでしょうか。

(2)結婚式の費用の内訳は?

「ゼクシィ結婚トレンド調査2013」によると、結婚式の総額費用の内訳は下記の通りです。

①挙式:平均27万円

②料理・飲物:平均121.8万円

③スナップ写真:平均21.5万円

④ビデオ・DVD:平均17.8万円

⑤引出物・引菓子:60.8万円(80人の場合)

  • 引出物の1人あたり:平均6,300円
  • 引菓子の1人あたり:平均1,300円

⑥衣裳

  • 新婦:ウエディングドレス:平均24.8万円
  • 新婦:カラードレス:平均21.8万円
  • 新郎:平均15.8万円

⑦別撮りのスタジオ撮影平均14.3万円

⑧装花平均17.5万円

(3)結婚式の収入部分の内訳は?

結婚式での収入部分の内訳は大きく分けて下記の2つです。

①ご祝儀

披露宴や結婚披露パーティーでのご祝儀総額全国平均は226.9万円です。

②ご両親からの援助

同じくブライダル総研の調査によるとご両親からの援助総額の全国平均は183.2万円です。

上記内訳からわかるように、実際にご両親や新郎新婦での自己負担金額の平均は127.6万円となり、収入部分は主にご祝儀にある事が分かります。

結婚式費用とその節約方法について詳しく知りたい方は「「結婚式すべきか議論」に終止符? 結婚式の費用の相場と9つの節約方法」をご参照ください。

3、ブライダルローンを利用した方がよいのはどのようなカップル?

こんな方におすすめ!下記のようなカップルにはブライダルローンを使用することをおすすめします。

(1)「結婚式は妥協したくない!」カップル

近年では結婚式の演出にこだわるカップルが増えてきています。

オプションの追加や、演出方法によって当初の予定より費用がかかってしまうといったケースも少なくはありません。費用面で結婚式を妥協したくないカップルにおすすめです。

(2)「周りの人の援助に頼りたくない」カップル

新郎新婦お二人の力で挙式を行いたいカップル、または周りの人の援助に頼れなくなってしまったカップルにはブライダルローンの利用をおすすめします。

(3)「貯金がない、足りない、貯金を崩したくない」カップル

十分に貯金ができないまま挙式を上げなければいけなくなった場合や、希望の式場の料金システムによりまとまったお金が結婚式当日より先に必要になったカップル、新婚生活に向けて貯金を崩したくないカップルにもおすすめです。

(4)「挙式が挙げる事ができていない」カップル

既に結婚はしているが、まとまったお金用意できなかったために結婚式を挙げる事ができていないカップルにもブライダルローンはおすすめです。

4、ブライダルローンの金利の相場は?

ブライダルローンの金利相場は3%~15%前後です。

金利制度は各金融機関によって異なりますが、一般的には固定金利でのサービス提供を行っている金融機関がほとんどのようです。

5、ブライダルローンはどこで借りることができる?取り扱っている金融機関を比較・検討!

ここでは、ブライダルローンを借りる事のできる金融機関をまとめたものをご紹介します。

金融機関のタイプ 金融機関名 金利 限度額
銀行系 ネットDE多目的ローン(三菱東京UFJ銀行) 5.475%(変動金利) 300万
銀行系 目的型ローン ブライダル(楽天銀行) 7%(固定金利) 300万
銀行系 フリーローンネクストプラン(横浜銀行) 4.8%~14.5%
(審査結果により異なる)
300万
JA JAセレサ川崎 7.775%~10.175%(変動金利)
8.4%~10.8%(固定金利)
※各地域により異なる
300万
信用金庫 アルプス中央信用金庫 3.05% 50万~500万
労働金庫 フリーローン(中央労働金庫) 5.125%(変動金利)
6.3%(固定金利)
500万
信用組合 ブライダルローン(東京消防信用組合) 2.8%(変動金利) 500万
クレジット系 三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5% 800万
クレジット系 三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック 4.6%~14.6% 500万
クレジット系 SAIS◎Nのローン百選 生活支援ローン 6.8%~15% 500万

上記の比較票からお分かり頂けるように、ブライダルローンを借りることのできる金融機関は銀行系から消費者金融、クレジット系まで幅広い金融機関がサービスの提供を行っています。金融機関によって異なりますが、ブライダルローンの限度額は300万~500万が平均的な相場です。

銀行系の金融機関であれば金利設定が比較的低く設定されているため、他のローンに比べたら利点が多い事がメリットであり、カード系であれば誰でも借り入れができる手軽さが最大のメリットとして挙げられます。

一方で審査が厳しい事や金利が高く設定されている、借り入れに時間がかかるなど各金融機関の特徴は異なるため、ブライダルローンの利用をお考えの際はしっかりと事前にそれぞれの金融機関のメリットとデメリットを知ったうえで、ご自身に合った金融機関を利用するようにしましょう。

6、ブライダルローンの審査は厳しい?

ここではブライダルローンを借りる際の審査ポイントについてご紹介します。

(1)どのような点が審査されるのか?

基本的には下記の5つのポイントが審査されます。

①現在と過去のローンの利用状況

②収入

③雇用形態

④勤続年数

⑤勤務先会社の経営状態

その他の基本的な申し込み基準として、「20歳以上であること」や「ローンの使用用途」の確認が行われる事が一般的です。カップルが未成年の場合であれば親御さんの名義で借りることが可能で、審査対象は親御さんになります。

ブライダルローンに関しては比較的に審査の基準は低く設定されていますが、「審査不要」と謳っている金融機関はヤミ金融である場合が高いので、安易に手を出さないように気をつけましょう。

(2)審査で落とされてしまう可能性がある場合とは?

以下のような例に当てはまる場合審査に落とされてしまうケースもあります。

①5年以内にローンやクレジットカード、公共料金、携帯代の割賦支払いを2ヶ月~3ヶ月滞納したことがある

②5年~10年以内に債務整理、自己破産をした

③キャッシング、カードローン、フリーローンを3社以上利用している

④ローンやクレジットカードの利用を行ったことがない

⑤勤続年数が半年以内

⑥収入が不安定な場合

利用する金融機関によって審査基準は異なりますが、「安定的な収入」があり「返済見込みのある」事がローンの審査に通る際には必要条件として挙げられます。

金融機関によってはパートやアルバイト自営業者、契約社員として収入を得ているというだけで審査が難しくなる場合もあるようですので十分に注意が必要です。

7、ブライダルローンの申し込みの流れは?

ここでは、ブライダルローンの申し込みまでの流れについてご紹介します。

ブライダルローンは比較的に審査基準が低く設定されているとはいえ、ローンには変わりありません。申し込み資格として、「借入者が成人であること」「毎月の安定した収入があること」「返済見込みのあること」が挙げられます。これらの資格をクリアしている方であれば、以下の流れに添ってブライダルローンの申し込みが可能です。

(1)借入可能な金融機関を比較・検討

借り入れを行う金融機関によって借入可能な基準が異なります。

まずは、資料請求やインターネットを利用し、ご自身の借り入れできる金融機関の比較・検討を細部までしっかりと行いましょう。

(2)利息や返済金額を確認

ご自身で選定した金融機関の中から、金利条件や希望する支払い回数、1回あたりの返済金額と最終的な返済金額をしっかりと確認しましょう。

(3)ローン申し込み用紙の記入

ローン申し込み用紙の記入を行います。

利用する金融機関で直接担当者に教えてもらいながら記入すると、よりスムーズに申し込みが可能です。

(4)必要書類の提出

ブライダルローンの申し込みには下記のような書類が必要となります。

①ローン申込書

②前年の源泉徴収票、課税証明書、給与明細書 のいずれかの写し

③本人確認書類(免許証、健康保険証など)の写し

④使途確認書類(見積書、請求書、予約票など)の写し

上記4点に加えて「⑤印鑑証明」が必要な場合もあります。

必要書類に関しては改めて利用する金融機関に事前に確認しておくことをおすすめします。

更に、「④使途確認書類」とあるようにブライダルローンでは金融機関によって使途可能範囲にも制限がある場合もあるため、使い道の確認が取れる書類の提出が求められる事が最大の特徴です。

(5)金融機関による審査・振込

「6、ブライダルローンの審査は厳しい?」でご紹介したように、各金融機関による審査が行われます。

審査が通った場合にのみ、金融機関より振込が行われます。早い所であれば、翌日に振込まれる場合もあるようです。

まとめ

ここまで結婚資金ローンに関してご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

結婚とは、家と家の間の結婚とも言われる通り何かとお金が掛かるものです。そのため、各家庭の平均収入がなかなか上がらない近年では、結婚式や披露宴を行う事が難しくなりつつあり、結婚式を身内だけで住めせる方も少なくありません。しかしそれと同時に、結婚資金ローン(ブライダルローン)などのサービスを利用することも可能になりました。

ローンの中では比較的審査基準が低く設定されていることから利用しやすいサービスですが、きちんと計画し利用するようにしましょう。

新郎新婦のお二人が幸せな第一歩を歩むためのご参考になれば幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。

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