「今年こそ長く付き合える彼氏が欲しい!」「今度こそ結婚できる相手と出会いたい!」
そう思ったとき、みなさんはどんな行動をしますか?
友達に良い人を紹介してもらったり、合コンをセッティングしてもらったり、婚活パーティーに参加するのもありですが、近年では大人数の男女が一つの街に集まって合コンする街コンや、共通の趣味を持つ人たちが集まった趣味コンなど、出会いの幅が広がっていますよね。
中でも料理を作りながら仲を深める「料理合コン」が、カップルの成約率が高いと最近人気を集めています。今回は「料理合コン」の簡単な説明と、料理合コンに参加するメリット・デメリット、料理合コンの種類や自分に合った選び方をご紹介します!
目次
1. そもそも「料理合コン」って?
趣味を一緒に楽しみながら合コンをする「趣味コン」の一種で、クッキングコンや料理婚活とも呼ばれている「料理合コン」。そもそも「料理合コン」とは、料理教室に一定数の男女が参加し、先生のもとで料理を学びながら、男女で共同して料理を作って仲を深めていくというもの。
(1)一般的な料理合コンの流れ
一般的な「料理合コン」の流れとしては
① それぞれ指定された場所に着席し、先生から流れを説明される
② プロフィールカードを記入
③ グループごとに自己紹介
④ グループごとに先生の指導を聞きながら料理開始
⑤ 一定時間経過するごとに、メンバーチェンジ
⑥ 歓談しながら出来上がった料理を食べる
⑦ スタッフが取りまとめて、興味のある人に対して連絡先などを渡す
⑧ 終了(二次会が開催される場合もあり)
というのが多いです。どの料理合コンも簡単な自己紹介があり、何度かメンバーチェンジをしながら一緒に料理を作って、歓談しながら試食をするというのは共通している流れでしょう。
(2)所要時間は2時間~3時間程度
一般的に「料理合コン」の参加時間は受付から終了まで、2時間~3時間程度。パン作りなど料理をするメニューによっては、半日がかりで開催されるイベントもあります。
(3)参加費用の相場は男女で異なる
「料理合コン」の参加費用ですが、趣味コンや街コンと同じく男女で参加費が異なることが多いよう。女性の場合は2,000~5,000円、男性の場合は4,000~7,000円というのが大体の相場でしょう。作る料理や所要時間によって料金は変動してきます。
(4)参加人数は会によって様々
「料理合コン」の参加人数は、会によって様々。男性3人、女性3人の6人で開催される少人数バージョンのものもあれば、男性25人、女性25人の計50人で行われる大人数のものまで様々です。
(5)参加者は「料理好き」「食べるのが好き」な人が多い
「料理コン」も趣味コンのひとつになりますので、参加者は料理好きな人や食べるのが好きな人が多く集まる傾向にあります。料理がプロ級にうまい人というよりは、それなりに料理できる「料理好きな人」が多い印象です。
2. 「料理合コン」に参加することのメリット・デメリット
料理教室で料理を作りながら、男女の仲を深める「料理合コン」。ここでは「料理合コン」のメリットとデメリットを紹介していきます。
(1) 「料理合コン」のメリット
① 共同作業をすることで異性との距離がぐっと縮まる
通常の合コンや婚活パーティーなどでは、会話をすることで相手がどんな人であるか、相性が良いかどうかを判断します。しかし、それだと実際に付き合ってみたときに相手がどんな人で、二人で一緒に行動したときにどういう対応を取ってくれる人なのかは、あまりわかりませんよね。
「料理合コン」は初対面の男女が一つの目標に向かって一緒に努力(この場合は料理)する共同作業になります。共同作業をすることで、相手がどんな人柄なのかわかりやすく、同じ作業をすることで自然と距離が縮まり仲を深められる、というのが「料理合コン」の大きなメリットです。
② 初対面の相手とも緊張することなく、自然体で接することができる
先ほども説明しましたが、「料理合コン」は「合コン」という要素以外に「料理を作る」というもう一つの要素があります。そのため「合コン」だけだと緊張してしまったり、変に「結婚相手を見つけなくてはいけない」というプレッシャーを感じてしまったりすることが少なくなります。料理を一緒に作っていくことで、初対面の相手でもそこまで緊張することなく自然体で接することができる、というのも「料理合コン」のメリットでしょう。
③ 婚活をしながら料理の勉強もできて一石二鳥
通常の合コンや婚活パーティーは、気になる異性に出会うという目的のためだけにお金と時間を使うことになりますよね。しかし、「料理合コン」は合コン的要素だけでなく、料理教室としての要素もあります。料理も学べて、パートナーも探せるという一石二鳥な点は大きなメリットでしょう。価格も合コンや婚活パーティーと比べてそこまで高くないというのも、多くの人から人気な理由かもしれません。
(2) 「料理合コン」のデメリット
① 相手の条件をチェックしづらいこと
「料理合コン」のデメリットの一つに、相手の条件をチェックしづらいことが挙げられます。最初に簡単なプロフィールカードを記入しますが、料理がメインの合コンになるため、多くの場合は細かい自己紹介が省かれてしまいます。「料理合コン」は、単純に相性の良い人を探したいという人にはおすすめですが、「相手の年収がいくらか知りたい」「家族構成を細かく知りたい」など細かい条件を聞き出して相手を選んでいきたい人にとっては、向いていないかもしれません。
② 料理に集中してしまうと、相手の話を聞けないこと
趣味を楽しみながら合コンができることがメリットでもある「料理合コン」ですが、一方料理に集中してしまい、相手の情報を聞き出す時間が少ないというのは、一つデメリットかもしれません。恋愛関係の話や結婚観について踏み込んで会話をしたい人は、別途二次会などでお話を聞いていく必要があるでしょう。
③ 街コンなどに比べると出会える人数が少ないこと
先ほど説明しましたが、「料理合コン」は先生が料理を教えながら会が進行されていくため、参加人数が多くとも50人程度。数百人規模で行われる街コンや婚活パーティーなどに比べると、一度に出会える人数が少ないというのも人によってはデメリットでしょう。「とにかく多くの人と出会いたい」という人よりも「じっくり仲を深めたい」という人の方が「料理合コン」には向いているかもしれません。
3. 「料理合コン」のタイプと自分に合った選び方
これまで一般的な「料理合コン」についてご説明してきましたが、ここではタイプ別におすすめの「料理合コン」についてご説明していきます。
(1) たくさんの人と出会いたい人は、グループごとに料理するタイプを
「できれば多くの人とコミュニケーションを取ってみたい」そんな人には、グループごとにローテーションでメンバーチェンジを繰り返しながら会が進行していくタイプの「料理合コン」がおすすめ。
テーブルごとに4~8人程度の男女が集まって、先生の説明を聞きながらチームワークで料理をしていくタイプなら、大人数でどのようなコミュニケーションを取る人物なのかも見極められますね。
(2) じっくり仲良くなりたい人は、1対1で料理するタイプを
「やっぱり付き合う人は1対1で向き合って、じっくり選びたい」そんな人は、1対1で料理を作っていくタイプの「料理合コン」がおすすめ。
この場合もテーブルごとに1対1の男女がペアになって料理をしていき、一定時間ごとにメンバーチェンジを行っていきます。このタイプの「料理合コン」は、全体として少人数になるため、試食の時はみんなで食卓を囲んで食事をすることが多いみたいです。
4. まとめ
ご紹介してきたように「料理合コン」はほかの出会い方と比べてメリットが多く、異性と仲を深めやすい点が人気を呼んでいる理由のよう。人間が生きていくうえで欠かすことのできない「料理」を軸に、将来のパートナーを探すことは、長い人生を共にする相手を見つける方法として最適かもしれませんね。
東京在住の下北系ライター。女性向けウェブメディアにて編集・ライターを経験。記事広告をメインに多くの記事執筆、取材、インタビューを行う。その後グルメウェブメディアの編集・ディレクションを経験。得意ジャンルはグルメ、旅、恋愛コラム、女性の働き方・生き方など。好きなことは、おいしいものを食べること、街歩き、映画、温泉、旅行、ドラム。現在フランス人の彼氏とお付き合い中。
COMMENT
コメント
この記事に関するコメントはこちらからどうぞ
コメントはこちらからどうぞ