最高のタイミングで結婚式プロフィールムービーを流すコツ

新郎新婦のプロフィール紹介の方法って悩みますよね……。

司会者が簡単に紹介したり、席次表に載せたりする方法もありますが、最近では新郎新婦の生い立ちや馴れ初めなどを紹介したプロフィールムービーを制作するカップルが増えてきています。

プロフィールムービーは式後に見返してもいい思い出になり、手の凝った演出はゲストも楽しめます。

その一方で、上映時間が長過ぎて飽きられたり、新郎新婦の自己満足な仕上がりで「つまらなかった」とゲストをげんなりさせたりというリスクもあります。

そこで今回は、最高の上映タイミング、ちょうどいい長さ、かつ感動する結婚式プロフィールムービーを披露宴で流すコツをご紹介します。

１、最高のプロフィールムービーにするための制作のコツ

ゲストの心に残るプロフィールムービーにするには、クオリティにこだわらなければならないと考える方も多いでしょう。しかし、実はクオリティよりも次の３つのポイントが大切なのです。

（１）上映時間

出典　http://ameblo.jp

プロフィールムービーの平均的な長さは５〜１０分ですが、長過ぎるとゲストに飽きられてしまいます。１０分観客を飽きさせないムービーを素人が創るなんて相当な難易度。少し短めに、５分を目安に制作するのがおすすめです。

（２）写真、コメントの比率や構成を考える

写真を使う場合は、ゲストが１枚１枚ゆっくり見られるように、１枚につき、最低でも３０秒〜１分は時間をかけて流すようにしましょう。写真や映像に添えるコメントも文字が多過ぎると読めません。文字の大きさや、センテンスの長さに注意して見やすく作るのがコツです。

（３）ゲストの声や映像を入れる

自己満足だと捉えられがちなプロフィールムービーをゲストにじっくり見てもらうには、ゲストの声や写真、映像を各所に取り入れることです。自分が出てくるムービーなら、自然と集中して見入るものです。

２、プロフィールムービーを流す最高のタイミングとは？

飽きさせない適度な時間配分で、ゲストの写真やコメントも交えた心あたたまるプロフィールムービーが完成したら、次のポイントはムービーを流すタイミングです。

（１）披露宴スタート前はNG！

披露宴スタート前のちょっとした待機時間に流すカップルは多いようですが、このタイミングではゲストの興味はムービーに向きません。特に、結婚式で初めて新郎新婦のお顔を見るというゲストにとってはなんの親近感もわきません。

実際に新郎新婦が登場し、歩いたり話したりして心の距離が縮まってからの方がプロフィールムービーへの注目度が高まり、じっくりと見てもらえます。

（２）お色直しで中座する時はNG！

お色直しで中座する時に、余興の一つとしてプロフィールムービーを流すという方も少なくありません。しかし、新郎新婦が中座している間はゲスト同士の歓談やお料理を楽しみたいという方も多いので、このタイミングでプロフィールムービーを流してもしっかり見てくれるゲストは少ないかもしれません。

また、余興の一つとして中盤に流すのもあまりおすすめできません。

（３）最高のタイミングは終盤！

出典　http://urabandai-kougen.com

プロフィールムービーを流すなら、最もおすすめのタイミングは、披露宴の終盤です。

具体的には、「両親への感謝の言葉や手紙」の前。

披露宴スタートから、簡単なプロフィール紹介、歓談や写真撮影タイム、お色直し、余興、キャンドルサービスなどで徐々に新郎新婦とゲストとの距離が縮まったクライマックスで、お二人の馴れ初めや思い出の写真、そして友人のコメントなどを入れたムービーを流すことで、ゲストも感情移入しやすくなります。そして、両親への感謝の言葉で締めれば、ゲストにも思い出に残る結婚式になるのではないでしょうか。

最高のタイミングで結婚式プロフィールムービーを流すコツ　まとめ

いかがでしたか。今回は、ゲストを感動させる最高の結婚式プロフィールムービーを作るためのコツや流すタイミングについてご紹介しました。

自作にしろ、業者に頼むにしろ、プロフィールムービーをせっかく費用や時間をかけて制作するのであれば、自己満足なだけのムービー、中座の間を持たせるためだけのムービーにしてしまわないよう、ゲストの心に残るような内容とタイミングを考えて企画してみてはいかがでしょうか。