
ついに彼からプロポーズ。いよいよ結婚に向けて動き出すことになったあなた。おめでとうございます。
ずっと夢見ていた結婚式。どんな会場でどんな結婚式・披露宴を挙げようか? 例えば「都内で青山・表参道界隈がいいなぁ。でも予算のこともあるし、かといって妥協はしたくないし…」なんて考え始めるといろいろ迷ってしまいますよね。
そんな時、上手に利用して欲しいのがブライダルフェア(ウエディングフェア)です。
ブライダルフェアって良く聞くけど、一体どんなものなのでしょうか? 気にはなるけど、参加するのに費用はかかったり売り込みされちゃうのでは? という心配もあるかと思います。
そこでここでは、ブライダルフェアの基本とチェックしておきたいことを7つにまとめてご紹介します。
目次
1、ブライダルフェアって何? 何ができるの? ブライダルフェアの種類
(1)ブライダルフェアって何?
そもそもブライダルフェアって何でしょう?
とても簡単に説明しますと、ブライダルフェアとは挙式、披露宴のプチ模擬体験ができたり相談ができる場を言います。
各式場によりブライダルフェアの内容は様々ですが、最近はドレスの試着、模擬結婚式、お料理の試食、会場のデコレーションの見学など、単に会場見学、スタッフからの説明を聞くに留まらず体験型のフェアが増えて来ています。ですから実際の結婚式・披露宴がより具体的にイメージすることができますね。
(2)ブライダルフェアの種類
では早速ブライダルフェアでどんなことができるのかご紹介していきましょう。
①模擬挙式
モデルカップルの模擬挙式にゲストの立場から挙式に参加・見学することができます。
②模擬披露宴
模擬挙式と同じく、ゲストの立場で披露宴に参加体験することができます。
③ドレス試着会
少ないですが和装の試着会もあります。ヘアメイク、撮影のサービスも受けられる試着会もあります。
④試食会
本番と同等のフルコースで試食できるものから、デザートのみ、メイン料理のみ、といったいろいろなタイプの試食会があります。
⑤会場見学
式場、披露宴会場のコーディネートを見学します。
⑥相談会
プランナーに相談し、個別の見積もり等をだしてもらうことができます。
⑦複合体験会
トータルフェアと名前を付け、試食会とドレス試着会などを同時に体験できるブライダルフェアもあります。
挙式・披露宴の全体像が掴めるので、お目当ての会場はこのタイプの体験会に行ってみるといいかもしれません。
このようにブライダルフェアにもいろいろな形態があります。
雑誌やネットでも情報は十分に集められる時代ですが、やはり一見は百聞にしかず。あくまでも想像の範囲をでることができません。実際に会場に足を運び、会場の雰囲気を肌で感じながら本番に近い形で模擬体験することができれば、それだけ二人が描く理想により近い会場を見つけることができることでしょう。
2、ブライダルフェアに行く前に考えておきたいこと
多くのブライダルフェアが開催されていますが、忙しい合間を縫っての参加ですから、無駄な時間にしたくないですよね。各会場のブライダルフェアの案内もとても魅力的ですし、お得に紹介されていますので、目移りすることもあるでしょう。
だからこそ、二人が挙式・披露宴に望むものは何なのか、ある程度イメージをもって参加することがとても大切です。
(1)まずブライダルフェアに参加申し込みする前に、どんな結婚式・披露パーティーをしたいのか大体のイメージを決めておきましょう。
①日取り・招待客数
いつ頃に、どの程度の規模にするのか。招待客の人数、構成などをざっくりと決めておくことも大切です。
身内だけ、友人だけ、どちらも一緒に等、大体で良いので二人のイメージを合わせておきましょう。
②式場の場所をどこにするのか
式場の場所をどこにするのかはとて大切です。普段馴染みのある場所にするのか、せっかくなら憧れの場所にするのか、ご自身が想い描く雰囲気にぴったりの場所を選びたいものです。
③予算
今後の結婚生活のこと等も考えながら、結婚式にどのくらい費用をかけられるかざっくりと計算しておきましょう。
また、予算オーバーかもしれないけどこのような式、披露宴を挙げたいというイメージがあれば、会場側からも具体的なアドバイス、プランを提案してもらうこともできるので出しておきましょう。
④挙式のスタイル
式のスタイルによって、選ぶ会場が変わって来ます。教会・チャペル式、神社形式、人前式等、どんなタイプの式を挙げたいのか、また特にこだわりたい部分・場所等があればそのことについてもまとめておきましょう。
⑤ご両親等の意見
ご両親、親戚等の関係も意外と無視できないものです。両親に強い希望がある場合はそこの部分もおさえておくと、会場を決める時に検討しやすくなりますし、後々、スムーズに準備ができます。とはいえ、お二人が納得できる挙式、披露宴を挙げることが一番大切です。
(2)ブライダルフェア参加の心得とは?
ブライダルフェアに行く前に何を知っておけばよいのでしょうか? 準備するものや心得などについてここではお伝えしていきます。
①ブライダルフェア参加に費用はかかるの?
ブライダルフェアには無料のものと、有料のものがあります。
たとえ有料でも通常価格から相当な割引で利用することができますので、かなりお得ではあります。ただし、試食会などは式で用意される食事の全てを試食できるわけではないことも多いので、どの程度まで体験できるのか事前に費用がかかるのか、かからないのかについて調べておくようにしましょう。
②ブライダルフェアに行くタイミングは?
挙式の日程に合わせて、大体一年前から遅くても半年前からブライダルフェアに行くカップルが多いようです。
ブライダルフェアは参加者の定員を設けている会場が殆どです。内容が充実していてお得なフェアは定員が10名程度ととても少ないことあります。表参道、青山辺りの人気のエリアでの挙式・披露宴を検討していたりお目当ての式場がある場合は、式の日取りが未定の段階でも早めに日程を組んで申し込みされることをおすすめします。
またお互いのスケジュールに合わせて平日に行く、休日に行く等、できれば両方行ってみるのもおすすめです。土日祝日は結婚式が多く行われていますから、その時の会場の雰囲気やスタッフの対応なども垣間見ることが出来るかもしれません。
またが逆に平日はお式が少ない分、スタッフからの対応も手厚くなりやすいですから、お目当ての会場があるなら、平日に行ってじっくり相談に乗ってもらうという方法もあります。
③何件くらい行く?
どの程度、下調べをどれくらいしておくか、時間があるかないかによりますが、式を行いたいエリアを決めて、複数件まわり比較検討するというのが比較的効率が良いと言えます。
所要時間は、相談会、見学会で1−2時間、その他のフェアは大体前後合わせて、2−3時間くらいになることが多いようです。試着会と模擬披露宴や相談会など合わせての参加となると3−4時間かかる場合もあります。そう考えると1日で参加できる件数は多くて2−3件。時間に余裕を持ってスケジュールを組むよう心がけましょう。
また本命としている会場があったとしても、近隣の会場を2〜3件は廻って比較検討することをおすすめします。後々、後悔することがないようにするためにも書く会場のブライダルフェアに参加したり見学するなどして比較検討することは非常に大切です。
④誰と行く?
最終的にはパートナーと一緒に行って挙式、披露宴のイメージを共有するのが一番大切ですが、ブライダルフェアの内容、目的によって、誰と一緒に行くかも変えるといいかもしれません。
ご両親や親しい友人同士で行くことで、また違った視点から結婚式のイメージをもらえて参考にすることができます。例えば、ドレスの試着会、会場の装飾を見学する時などは、センスの良い人や結婚式の参列経験が多い人に同行してもらうというのも良いでしょう。
未婚の人にお願いする時はデリケートな場合もありますから、注意が必要かもしれません。
⑤持ち物
スマホ・カメラなど持参し、お料理や会場の装飾など写真に撮っておきましょう。模擬結婚式を見学できる場合はビデオ撮影もするもオススメします。
1、2で挙げた、日取り、規模、予算、式場への質問などはメモにして相談できるようにしておきましょう。また、披露宴での希望等チェックリストを作って持参すると、その場で質問し回答してもらえるので有意義な時間を過ごすことができます。
また、当日はパンフレット等、資料をたくさんもらって帰ることになりますので大きめのバッグがおすすめです。
⑥服装
服装はラフすぎず、かとって堅すぎずといった服装をしたいところです。その上で、会場の雰囲気(ホテル・レストラン・結婚式場など)に合わせた上で・・・
- 歩きやすい靴。
1日で何件かはしごする場合もそうですが、総合的なフェアだと式場・以外にも披露宴会場・控え室・相談室など会場中を歩き回ることになりますので足が痛くなりそうな靴は避けたほうがベターでしょう。
- 脱ぎ着のしやすい服装。
試着がある場合、ドレスを着る時のお手伝いしていただくので下着にも注意したいところです。ベアトップ・ストラップレスブラがおすすめです。ヘアゴム、ストッキングなども持参しておくと良いですね。
お二人でのツーショットを撮影しておくと会場でのコントラストなどもイメージしやすいので、女性はメイクはきちんとして行かれることをおすすめします。
3、ブライダルフェアを無駄にしないためのチェックポイントとは?
いよいよブライダルフェアにやってきました。そう何度も行けるものでもありませんから、しっかりとチェックしておきたいですね。ブライダルフェアのタイプ別にそのポイントをみてみましょう。
(1)模擬挙式
ゲストの立場から会場の広さや雰囲気が自分たちのイメージに近いか見ることができます。本番で自分たちがどう見られているかが確認できますね。
また、同じ施設内でも挙式と披露宴は場所を変えることがほとんどです。収容人数が変わって来ますので、何人まで列席できるのかなどもチェックしておきましょう。
(2)模擬披露宴
模擬挙式と同じくゲストの立場での参加となります。テーブルセッティング、スタッフの動き、対応から、照明、音響等を含めた会場全体の雰囲気が掴めます。基本的には、本番通りの流れですが、余興、歓談時間などは割愛され、キャンドルサービスやケーキカット等、主だったイベントを見ることが出来ます。
1の模擬挙式と合わせてその会場ならではの演出やサービス等はあるか見ておきましょう。
(3)試着会
試着できるドレスは1ー2着と限られています。
試着会当日にご自分の希望するタイプのドレスがあるかどうか確認しておくようにしましょう。その際、希望するドレスの画像を持参するとスムーズです。
和装の試着会も数は少ないですがあります。
また、手袋、ネックレス、イヤリング等の小物の試着もできるとなお良いでしょう。事前に確認してみることをおすすめします。
また、その日に見ることが出来る衣装の選択肢が増えますので、試着会はできればウエディングの閑散期や平日に参加するのがおすすめです。
当日は是非、写真を撮って本番までのイメージを膨らませてください。
(4)試食会
味やサービスの提供の仕方もちろんのこと、実際の挙式とのメニューの違いはないか?他のメニューの選択肢等があるか? ドリンクの種類はどのくらいあるか? 等もチェックしておくといいですね。
それから、会場によってはお酒が出される場合があります。あまり飲み過ぎると華やかな会場の雰囲気もあって、冷静に観察することができなくなることもありそうです。あまり口を付けない方が良いかもしれませんね。
(5)会場見学
披露宴は出席者の人数によって会場の規模が変わってくることがあります。見学会で使われた会場がどの規模なのか確認しておくことが大切です。
また、会場を含めた建物全体の雰囲気、会場の広さ、明るさ、窓の有無、窓からの景色、壁や照明等、変えられない部分の好みやこだわりなどがあればよく確認しておきましょう。テーブルコーディネート等は変更可能な場合が多いですから、希望があれば聞いてみましょう。
(6)相談会
プランナーと呼ばれる人とその会場で式を挙げる場合の具体的な質問、相談などができます。料金的なことから細かい演出まで、些細な疑問も遠慮なく聞いていきましょう。
仮にその会場に決めたら最終的にはプランナーと相性が合うかなども大切です。
自分たちの希望を汲取ってくれるか、細かいことにも対応してもらえるのか?など、接客態度も含めてみていくと、会場の良し悪しが見えてくるかもしません。
(7)1−6を複合した体験会
一番時間を要します。挙式・披露宴の全体像を掴めるので、最初の体験会はこのタイプから初めてみてイメージを掴んだりお目当ての会場で体験してみる、などがおすすめです。
ウエディングの全体のイメージを掴むことが一番の目的になります。細かい部分は事前準備でご紹介したメモを参考にしてしっかりチェックしましょう。
一日でいろんな施設を見てまわれますので、それぞれの式場でのサービスやホスピタリティなどもの違い、雰囲気などを感じながらチェックすると良いでしょう。結婚式当日、お二人とゲストが気持ちよく過ごせそうか、イメージしてみるといいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一口にブライダルフェアといっても本当にいろいろです。
結婚式は事前準備が9割とも言われます。会場選びはその第一歩。後悔のない挙式・披露宴になるように、ウエディングフェアを上手に使って、あなたに最良の会場・プランが見つかりますように。
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