
まだまだ続くコロナ禍で、結婚式の予定を立てるべきかどうかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
中でもリゾートウェディングを考えている方は、
「まだリゾートウェディングの予約をするのは早いのでは?」
「もしも結婚式のあたりで第三派がきたらどうしよう」
と考えて動けずにいる方もいるでしょう。
そんな方のために、今回は国内外のリゾートウェディングの現状や、リゾートウェディングを考えるのであれば気をつけたいことなどをご紹介します。
目次
1、コロナ禍の今、リゾートウェディングはできるの?
沖縄県独自の緊急事態宣言や国外への渡航制限などがあり、リゾートウェディングを考えているけど現状がどうなっているのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
日本国内であれば、沖縄県が独自に出した緊急事態宣言は9月に解除されており、箱根など他のリゾート地でも問題なく結婚式を挙げることができます。
海外では現在でも国によって渡航制限や入国後の制限がありますが、海外リゾートウェディングの場合は8〜12ヶ月ほど前に予約する方が多いため、申し込み自体は問題なくできるでしょう。
また、ワタベウェディングの調査によりますと、国内リゾートウェディングを希望するカップルは、コロナ感染拡大前と比べて1.5倍に増えています。
ゲスト目線の「コロナ禍で招待されて嬉しいと思う結婚式(複数回答)」でも、
・国内リゾートウェディング:43.5%
・専門式場…40.8%
・ホテルウェディング…38.8%
・レストランウェディング…32.8%
・神社・寺院での和婚…19.5%
・ハウスウェディング…18.5%
・海外リゾートウェディング…15.5%
・その他…5.3%
このような結果となっており、国内リゾートウェディングが1番人気となりました。
海外リゾートウェディングも15%以上います。
国内リゾートウェディングが選ばれる理由として、「少人数で密にならない」、「自然の開放的な空間の挙式会場なら密にならない」といった理由から、ゲストとしても国内リゾートが望ましいと考えるようです。
また、
「どのタイミングだったら結婚式に参加をしたいと思いますか?」という質問では
・特に気にしない…34.3%
・抗ウイルス薬の開発後…25.8%
・緊急事態宣言が出ていなければ…20.7%
・WHOのパンデミック収束宣言後…11.0%
・政府の安全宣言後…7.0%
・その他…1.2%
このように、いつ招待されてもいいと考える人が多くいることがわかります。
2、国内リゾートウェディングの現状はどうなっている?
国内リゾートウェディングは先ほどご紹介したとおり、今注目されているウェディングスタイルです。
少人数で開放的な結婚式をおこなえることからゲストの印象もよく、コロナ禍で満足に出かけられなかったからこそ旅行も兼ねられる国内リゾートウェディングにはメリットが多いのでしょう。
GoToトラベルキャンペーンの影響もあってか、以前よりも旅行に対しての否定的な意見は減っています。
来年の夏から秋ごろに結婚式を考えている方は、そろそろ動き出したほうがいいかもしれません。
気になる方は一度オンライン相談などで話しを聞いてもらうといいでしょう。
3、海外リゾートウェディングは現在どうなっている?
まだ現在も挙式などを見合わせているところはありますが、ハワイ挙式に特化したウェディングプロデュース会社「チアーズウェディング」によると、最近では2021年6月の問い合わせがかなり増えているそうです。
ハワイウェディングで6月は1番の人気シーズン。
まだコロナがどうなるかはわかりませんが、予約をしておきたいと考えるカップルが多いようです。
海外リゾートウェディングを申し込むのであれば、チアーズウェディングのように「飛行機が飛ばない」などの場合には無料で日にち変更が可能かどうかを必ず確認しましょう。
海外リゾートの現状は、ハワイを例にしてご説明すると、
・5月15日からアラモアナショッピングセンターやロイヤル・ハワイアン・センター再開
・5月23日からビーチ解放
・ロックダウン中にコオリナのビーチの砂をすべて入れ替え
このように前向きな話題も多くビーチも美しく蘇っているため、今後のハワイウェディングがより良いものになりそうです。検討中の施設がとっている新型コロナ対策をチェックするとよいでしょう。
4、リゾートウェディングを考えるならコロナ感染拡大防止のために気をつけたい3つのこと
国内でも海外でもリゾートウェディングを考えるなら、コロナ感染拡大防止をきちんと考えなくてはなりません。
じぶんたちでできるコロナ感染拡大防止策をご紹介します。
(1)リゾートウェディングなら家族婚がおすすめ
リゾートウェディングをする場合は、少人数でできる家族婚がおすすめです。
もともとリゾートウェディングは家族のみなど少人数で挙げるカップルが多いので、少人数プランも充実していますし、もしもの時の日程変更も家族のみなら伝えやすいでしょう。
また、もしも身内以外のゲストが結婚式でコロナ感染してしまったら、責任を取りきれないということもあります。
リゾートウェディングを考えるのであれば、家族のみの結婚式を検討してみてください。
(2)国内でも海外でも「新しい旅のエチケット」はチェック
新しい旅のエチケットを見たことはありますでしょうか。
「移動」「食事」「宿泊」「観光施設・ショッピング」に分けて、新型コロナ時代の旅のエチケットが書かれています。
書かれている内容をわかりやすくしたものが、以下の内容です。
・接触確認アプリ「COCOA」のダウンロード
・外出時はマスクを着用
・並ぶときは2m以上の間隔をあける
・交通機関利用時は混雑時を避ける
・車内で向かい合って座らない
・交通機関利用時の会話は控えめに
・こまめな手洗い消毒を心がける
・食事中以外はマスクを着用
・食事中の会話は控える
・食事の取り分けは、取り分け専用の箸などでおこなう
・密になる店は避ける
・お酒を飲んでも外に出たらマスクを忘れずに着用する
・宿やホテルはこまめに換気して
・お風呂に行くときもマスクは忘れずに
・大浴場では会話を控える
・朝の検温で健康チェック
・行列に並ばなくて済むように予約を活用
・ライブなどでも大声で騒ぐのは控える
・売り物にむやみに触らない
国内でも海外でも関係なく、出かけるなら守るべきものばかりですね。
新しい旅のエチケットについては下記URLをご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001349264.pdf
(3)ゲストへの配慮を忘れずに
家族など招待するゲストの中に高齢の方はいないでしょうか。また、高血圧や糖尿病などの持病をお持ちの方はいないでしょうか。
そのようなゲストがいる場合には、リゾートウェディングはコロナが終息するまで様子見をした方がいいでしょう。
また、ゲストを招待する時には、ゲストが嫌なら断りやすい雰囲気作りを意識して出席の打診をしてください。
断りにくい雰囲気で出席せざるを得なかったゲストがいると「こんな時に非常識」と思われてしまうかもしれません。
必ず、「不安があれば断ってくれていい」と伝えてください。
また、招待状には会場のコロナ対策について必ず記載をしましょう。
少しでも安心して出席してもらえるように心がけてください。
5、リゾートウェディングを考えるならオススメのウェディングプロデュース会社
リゾートウェディングを考えるのであれば、まずウェディングプロデュース会社に相談をしてみましょう。
今回は国内・海外リゾートウェディングを取り扱うおすすめのプロデュース会社をご紹介します。
(1)アールイズ・ウェディング
出典:https://www.arluis.com/topics/category-news/2009022046.html
アールイズ・ウェディングは、施設によって海外リゾートウェディングの挙式や披露宴を見合わせています。
しかし、沖縄でのリゾートウェディングも取り扱っており、こちらでは「ウェディング応援プロジェクト」を開催中。
これはコロナ禍の今、不安が募り結婚式の予定が立てられないというカップルのために、挙式日を無料で365日何度でも日程変更してくれるというもの。
気になる方は、アールイズ・ウェディングにお問い合わせください。
〈公式HP〉
(2)チアーズウェディング
出典:https://www.cheerswedding.jp/photo/plan/after/
18年ハワイでのウェディングプロデュースなどを行ってきたチアーズウェディング。
チアーズウェディングでは「アフターコロナ特別挙式プラン」を用意しています。
プラン内容は、
・ハワイ教会挙式が$1,490〜
・挙式の3ヶ月前まで日程変更やキャンセル無料
・衣装レンタルなどすべて含まれた挙式プラン
となっており、HPから簡単に申し込みができます。
チアーズウェディングでは来年6月の問い合わせが増えているそうなので、ハワイ挙式をお考えの方はチェックしてみましょう。
〈公式HP〉
(3)ワタベウェディング
出典:https://www.watabe-wedding.co.jp/resort_wedding_overseas/
国内外のリゾートウェディングで有名なワタベウェディング。
ワタベウェディングでは挙式の31日前まで、エリア変更・無料で日程変更ができます。
コロナへの対策についても細かな説明が記載されており、大手ならではの安心感を感じられるでしょう。
〈公式HP〉
https://www.watabe-wedding.co.jp
まとめ
今回は、国内外のリゾートウェディングの現状や、リゾートウェディングを考えるのであれば気をつけたいことなどをご紹介しました。
国内のリゾートウェディングは、「少人数でできる」「開放的な空間で密にならない」という点から注目度が高まっており、結婚をするおふたりだけでなくゲストも国内リゾートウェディングなら参加したいという方が多いようです。
海外リゾートウェディングはプロデュース会社によって見合わせているところもありますが、来年の問い合わせは増えてきているそうです。
プロデュース会社などを選ぶ際には、キャンセルや日程変更はいつまで無料でできるのかを事前にチェックしましょう。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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