婚約指輪を購入する際、試着をして指に合ったサイズを選んだはずでも、様々な理由でサイズが合わなくなり、身に着けられなくなることがあります。その場合、サイズ直しが必要です。そもそも婚約指輪のサイズ直しは簡単にできるものなのでしょうか。これから婚約指輪を買おうと思っている方にとって、気になるポイントですよね!
そこで今回は、婚約指輪のサイズ直しで事前に知っておきたいことをご紹介いたします。彼女の指にぴったりなサイズの婚約指輪を贈る方法も必見です!
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1、婚約指輪のサイズ直しが必要になるのはこんな時
①サプライズで婚約指輪を購入した
彼女に内緒で婚約指輪を購入し、プロポーズ成功!でも、指輪のサイズが違っていて入らなかったり、大き過ぎたということはよく聞く話です。
彼女の指のサイズをさりげなくチェックしていても、指輪は実際に試着してみないとサイズ感がつかめません。サプライズで婚約指輪を購入する場合は、サイズ直しを念頭に置いておく必要があります。
②体形の変化で指のサイズが変わってしまった
指のサイズが変わる一番の理由は、妊娠や出産です。妊娠中に増えた体重が出産後もなかなか戻らず、婚約指輪が入らなくなる女性は多いです。
また、年齢とともに体重が増えて、指のサイズが変わってしまったという方もいらっしゃいます。
体重の変化はその時になってみないと分からないため、心配な方はサイズ直しが可能な婚約指輪を選ぶと良いでしょう。
③親の婚約指輪を引き継いだ
自分の母親の婚約指輪を譲り受けた場合、指のサイズが違う可能性もあります。その時は、お直しをして自分の指に合ったサイズ変更が必要になります。
この場合は持ち主が分かるわけですから、サイズ直しは避けられません。
一般的にサイズ直しは購入したジュエリーショップに持ち込むものですが、購入先が分からない場合は、信頼できるショップにてお直しをお願いしましょう。
2、婚約指輪のサイズ直しで事前に知っておきたいこと
婚約指輪を購入後「知らなかった!」なんて後悔することがないよう、婚約指輪のサイズ直しをする際に事前に知っておきたいことをご紹介します。
①デザインによってはサイズ直しができない
サイズ直しは指輪を切断したり叩いたりする方法で行うので、サイズ直しがしずらいデザインもあります。
例えば、複雑なデザインの婚約指輪やアームにぐるりと一周ダイヤモンドがほどこされた古エタニティリング、パヴェリングなどは、サイズ変更の際に元と同じデザインに復元するのが難しいでしょう。
またサイズを大きくした場合には、宝石を追加する必要があるなど、費用も手間もかかります。
最悪の場合、サイズ直しに対応してもらえないこともありますので、サイズ直しのことを考えるなら、上記のようなデザインは避けたほうが無難です。
ダイヤがアームの半周だけついているハーフエタニティリングやデザインがシンプルなものは、サイズ直しが可能です。
②指輪の刻印が消えてしまう
婚約指輪には内側に刻印を施す方が多いですが、サイズ直しの際に、指輪の一番下の部分を切断するので、刻印の一部が消えてしまう可能性があります。これは、指輪を大きくするにも小さくするにも一緒です。
サイズ直しをする際に、再刻印が可能かどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。
③サイズ直しには時間がかかる
婚約指輪のサイズ直しにかかる期間はブランドによって様々ですが、最低でも3週間程度かかることを覚えておきましょう。
お店の繁忙期や長期休暇の時期と重なると、さらに時間がかかることも考えられますので、婚約指輪を身に着ける予定がある場合は、注意が必要です。
④サイズ直しの幅には限界がある
サイズ直しは指輪を切断したり削ったりするため、サイズの変更には限界があります。
目安としては、3号くらいがサイズ直しの限界と考えておきましょう。
また、どんなにサイズ直しが可能な婚約指輪でも、何度もサイズアップやサイズダウンを行うと金属疲労を起こし、強度が弱くなってしまう場合があります。
⑤婚約指輪のアフターサービスを確認しておこう
婚約指輪にアフターサービスがついていると、サイズ直しを無料で依頼できたり、ゆがみ直しや石留め直し、クリーニングなどのメンテナンスもしてもらうことが可能です。
ジュエリーショップによっては、これからのアフターサービスが永久無料で対応してもらえるところもあります。
アフターサービスの内容はジュエリーショップによって変わりますので、婚約指輪を購入する場合は、デザインやサイズはもちろんのこと、アフターサービスの内容についても確認しておくと安心です。
⑥サイズ直しは金属疲労を起こす可能性も
サイズ直しが可能な婚約指輪でも、何度もお直しをしていると金属疲労を行い、強度が弱くなることもあります。
サイズ直し前提での購入は控え、ふたりで婚約指輪を見に行くなどして婚約指輪を購入することをおすすめします。
どうしてもサイズ直しが必要になった場合、ひとつの指輪に対して2~3回までと考えておきましょう。
⑦サイズ直しを前提で購入するなら、大きめの婚約指輪を
サイズ直しをすることを前提に婚約指輪を購入するなら、小さなものより大きめなものを選ぶことをおすすめします。その理由は、婚約指輪は小さくするより大きくする方が難易度は高くなるからです。
小さくする場合は、婚約指輪の一部を切り取って接合したり、内側にパーツをつけて内径を小さくしますが、どちらも比較的難易度は低いです。
一方、指輪を大きくする場合は、地金を継ぎ足したり、叩いて伸ばす必要があります。そのため、サイズ直しの工程で、デザインが大きく変わったり、刻印がつぶれてしまう可能性もあります。
サイズ直しで大きくする際は、慎重に検討しましょう。
3、サイズ直ししないで、彼女にぴったりなサイズの婚約指輪を贈る方法
プロポーズはサプライズでしたい!という男性にとって、婚約指輪のサイズは悩みの種だったりします。出来ることなら、ぴったりサイズの婚約指輪を贈りたいですよね。
そこで、彼女の指のサイズを調べるおすすめの方法をご紹介します。
①普段身に着けている指輪を参考にしてみる
普段彼女が身に着けている指輪を借りて、お店に持っていけば、同じサイズの婚約指輪を購入することが可能です。
ただし、彼女にサプライズプロポーズだと気づかれないために、理由を考えておく必要があります。
②友人に協力をしてもらう
彼女の親しい友人に協力してもらい、指輪のサイズを聞いてもらう方法もあります。
一緒にショッピングに行った際に、指輪を試着してもらい、後日そのサイズをこっそり教えてもらうのも良いですね。
①よりも、より確実に指輪のサイズが分かる方法かもしれません。
③プロポーズ用の指輪を用意する
サイズもデザインも彼女の喜ぶものを選びたいという方には、プロポーズ用の指輪を用意することをおすすめします。
プロポーズには低価格の指輪を贈り、後日一緒に指輪を買いに行けば、サイズもデザインも彼女好みのものを贈ることができます。
いかがでしたでしょうか。
今回は婚約指輪のお直しで事前に知っておきたいことをご紹介いたしました。
婚約指輪に限ったことではありませんが、指輪はサイズが合わなければ身に着ける機会を減らしてしまうことになり、「たんすの肥やし」となってしまいます。
彼から贈られた婚約指輪をいつまでも大切に身に着けられるよう、サイズが合わなくなった時のことも考えて婚約指輪を選んでみるのもひとつの手です。
今回の記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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