
シルクやオーガンジーなど様々な生地が使われるウェデイングドレス。
生地ごとに特徴があり、生地の特徴を知っているとウェディングドレスを探す時にも今までと違った見方ができます。
今回は生地の特徴とそれぞれの生地を使ったおすすめドレスをご紹介します。
1.シルク
シルクは言わずと知れた高級素材ですね。
シルクの繊維は人の肌に近いタンパク質で出来ているため肌が弱い人でも身につけることができます。
夏は涼しく、冬は暖かく着ることができ、独特の光沢がありドレスを上品にみせてくれます。
シルクは種類も様々でそれぞれの光沢感があります。
(1)シルクの王様ミカドシルク
出典:https://www.brides-weddingdress.com
ミカドシルクはハリのあるシルクです。
立体的なデザインのドレスはミカドシルクのハリと光沢を生かすことができます。
(2)光沢感が強いシルクサテン
シルクサテンは光沢感が強い素材です。
サテンというと一般的な洋服などに使われているイメージですが、サテンは素材ではなく折り方の事なので、シルクを使ったサテンがシルクサテンです。
摩擦に弱く、丈夫ではありませんが上品でなめらかな生地です。
(3)ダイアナ妃も着たシルクタフタ
Aラインのドレスに使用されることが多いシルクタフタ。
ダイアナ妃が着用した生地としても有名で、ハリがある素材です。
(4)個性的な表情のシルクシャンタン
出典:https://japanese.alibaba.com
シルクシャンタンはムラや節がランダムに現れ、シンプルなデザインでも豊かな表情をみせてくれます。
(5)軽やかなシルクジョーゼット
出典:http://couturemaman2009.blogspot.jp/
柔らかく薄いのが特徴のシルクオーガンジー。
歩いた時に動きが出て軽やかで美しいです。
2.チュール
細かい網目模様をした薄手の生地で透け感があります。
厚手のものはドレスのスカートをふくらませるために使用します。
最近ではチュールのスカートのウェディングドレスの人気が出ています。
(1)ふんわり総チュールのスカート
ふんわり感がなんとも愛らしいです。
(2)チュールならではの繊細さ
レースとチュールでとても繊細で上品な雰囲気に。
(3)ふんわり感をしっかり出したプリンセスライン
ふわっと裾が揺れるたびビーズがきらめきます。
(4)カラフルでも大丈夫
オーロラのようなカラフルなドレス。
こんなに色を使えるのも軽さのあるチュールならでは。
3.レース
優雅な雰囲気にもクラシカルな雰囲気にも使われるレース。
ボディが総レースだったり、裾にあしらわれていたり使い方も色々。
レースも様々な種類があります。
(1)コードリバーレース
出典:http://www.tld-wedding.com/
リバーレースは機械で編むレースの中でも最高級と言われています。
レースで出来たロングトレーンが上品かつ美しいです。
(2)ラッセルレースのマーメイド
出典:http://www.weddingpark.net/
ベールや下着などに使われるラッセルレース。
総レースのドレスは大人上品な雰囲気。
(3)透けるチュールに上品なチュールレース
チュールの透け感の中にあしらわれているチュールレースはチュールのドレスに上品さをプラスし高級感を出してくれます。
(4)立体感のあるカットレース
刺繍をしていない部分を切り抜いたカットレースのロングトレーンはリバーレースなどとはまたひと味違ったエレガントさ。
(5)透け感と高級感のあるエンブロイダルレース
織物やチュールに穴を開け、その周りを光沢のある糸や箔糸で刺繍でかがったエンブロイダルレースは穴があるので透け感があり優雅な印象に。
(6)立体的でクラシカルなケミカルレース
特殊な化学処理で模様を浮き上がらせるケミカルレースは、クラシカルなドレスに相性抜群。
4.オーガンジー
平織りに加工を施し透けさせるオーガンジー。
柔らかく、丈夫で軽やかなのに弾力があるのが特徴。
沢山重ねてボリュームを出したり、フリルにしたりします。
オーガンジーならではの軽やかさは、ボリューミーなスカートでも暑苦しい感じが出ません。
(1)品よくセクシー
出典:http://www.annabellwedding.com/
シルクサテンとオーガンジーを使用したエレガントなドレス。
レースとビジューで大人キレイ。
(2)バルーンスカートでボリュームアップ
出典:http://w.watabe-wedding.co.jp/
スカートのボリュームがオーガンジーならではの軽やかさでスッキリして見えます。
(3)風に揺れるナチュラルなエンパイア
エンパイアドレスのナチュラル感とオーガンジーのふんわり優しい生地感がマッチしています。
(4)裾のボリュームでメリハリがスタイリッシュ
ふわりと広がる裾がスタイルをキレイに見せてくれます。

「HOW TO MARRY」編集部です。ブライダル事業に10年以上携わってきた編集チームが集結し記事執筆+編集しています。業界のノウハウのみならず、すでに結婚という大きなイベントを終えた編集チームの体験を活かし、皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しHOW TO MARRYというメディアを運営しています。サイト運営者情報はこちら。
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