

最近ではふたりだけの結婚指輪に憧れて、手作りを考える方が増えています。
しかし「手作りで失敗したらどうしよう」という考えが頭をよぎり、なかなか決めることができない方もいるでしょう。
手作りで結婚指輪を作る場合は失敗してしまう原因を確認しておき、気をつけることが大切です。
今回は、手作りの結婚指輪で失敗して後悔しないために、失敗ポイントのご紹介とおすすめ工房をご紹介します。


目次
1、 結婚指輪の手作りは失敗しやすい?
既製品を買うときには実際にそのデザインを試着してから購入することができます。しかし手作りの結婚指輪では試着することができず、自分たちでデザインを考えたり製作をするため、何も考えずに工房を決めてしまうと失敗の原因となることも。
どのようなポイントが失敗の原因となるかを知っておき、それを踏まえた上で工房を探すことが大切です。
工房ごとの指輪の製法や素材の種類などを確認し、サポート体制がしっかりしている工房を選べば失敗することもほとんどなくなるでしょう。
2、手作り結婚指輪の失敗ポイント
結婚指輪を手作りする時に、どのポイントに気をつけるべきなのかをご紹介します。
(1)製法の違い
指輪には「鋳造(ちゅうぞう)製法」と「鍛造(たんぞう)製法」があり、手作りもこのどちらかの製作となります。
鋳造製法製法は「ロスト・ワックス・キャスティング」と呼ばれ、ワックスで指輪の型を作ります。
型に溶かした金属を流し込み、固めてから型を外すことで指輪となります。
多くのブランドはこの製法を採用しており、手作りの工房でも鋳造製法で指輪の製作をします。
対して鍛造製法は金属を叩いたり伸ばしたりして指輪にしていく製法です。
金属が鍛えられる分丈夫な指輪が出来上がるのが特徴ですが、その反面手間もコストもかかるため、鍛造製法を採用しているブランドや工房は多くありません。
また、鍛造製法は複雑なデザインを作るのが難しく、シンプルなデザインが多くなるのも特徴です。
「気をつけるポイント!」
工房を選ぶ時にその工房は鋳造製法なのか鍛造製法なのかを確認しましょう。
細かなデザインにしたい場合は鋳造製法を選び、シンプルでも丈夫な指輪にしたかったら鍛造製法を選びましょう。
鍛造製法の工房を選んだけど、あまりデザインがこだわれなかったということにならないように注意しましょう。
(2)デザインに凝りすぎてしまった
「世界にひとつのデザイン」にこだわりすぎるあまり、デザインが日常生活向きでなくあまり着けることがなくなってしまうということも。
自分たちが歳をとっても着け続けられるデザインにする事が大切です。
「気をつけるポイント!」
その時の一時的な自分たちの好みでデザインするのは危険です。あとで「なんでこんなデザインにしたんだろう」と後悔してしまうかもしれません。
デザインを失敗しないためには、日常生活で着けていても大丈夫で、いつまでも着け続けられることを意識しましょう。
(3)出来上がったらイメージと違った
手作りの指輪はデザイン画などでデザインを決めていきます。実際に指輪を着けてみることができないため、出来上がったら「なんかイメージと違うなぁ」ということも。
「気をつけるポイント!」
サンプルが揃っている工房であれば、イメージに違い指輪を試着させてもらうといいでしょう。
なにも試着していないと自分の手にはどんな形の指輪が似合うかもわかりませんよね。
もしサンプルが揃っていない工房であれば、デザインの種類が豊富なブランドに試着に行っておくと安心かもしれません。
3、 後悔しない!手作り結婚指輪のおすすめ工房【東京・表参道】
結婚指輪を失敗せずに手作りするためには、工房選びが一番大切と言っても過言ではありません。
表参道にある3つのおすすめ工房をご紹介します。
(1)Hamri
Hamriはブライダルリング が手作りできる工房の中でも人気が高く、肌に害の少ない素材も揃っています。
長く着けるものだから、結婚指輪は素材からこだわりたいですよね。
素材はプラチナがPt900とPt950の2種類と、ゴールドは7種類のカラーのK18ゴールドが揃っています。
それぞれ金属の配合もわかるようになっているため、金属アレルギーにならないかが心配な方も安心。
誕生石やダイヤモンドの種類も豊富なので、どんなデザインでも叶えることができます。
Hamriは「鋳造製法」で指輪を作るので、直接金属を叩いたりする事はなく、指輪の原型となるワックスと呼ばれるろうを切ったり削ったりして製作します。
失敗してもやり直しができるので、細かなデザインにも挑戦しやすいのもポイントです。
また、スタッフのサポートが手厚く、フレンドリーで親しみやすいというのもHamriが人気のポイント。
楽しく指輪製作ができ、最高の思い出となるでしょう。
〈Hamriの過去作品〉
出典:https://www.hamri.jp/gallery-test?galleryid=10552&?type=marriage
出典:https://www.hamri.jp/gallery-test?galleryid=7960&?type=marriage
出典:https://www.hamri.jp/gallery-test?galleryid=6926&?type=marriage
〈Hamriの結婚指輪プラン〉
・基本料金 ¥29,000(1本)
・材料費・標準加工費
・宝石や加工、刻印などのオプション
〈Hamri公式HP〉
(2)ringram
ringramの特徴は「ワックス製作コース」と「彫金製作」から選べることです。
ワックス製作は、鋳造製法の指輪の原型となるワックスを削ったりしながら製作するコースで、彫金製作は金属を叩いて形を作っていくコースです。
ワックス製作コースは細かなデザインにも対応しており、彫金製作はシンプルなデザインのみですが、当日持ち帰りが可能。
作りたいデザインによってコースを変えられるのは嬉しいですね。
ワックス製作コースは、フォルムや表面形状などのアレンジも豊富なので、あれこれデザインを考えるのも楽しくなりそうです。
〈ringramの過去作品〉
出典:https://ringram.jp/works/detail/16/
出典:https://ringram.jp/works/detail/18/
出典:https://ringram.jp/works/detail/10/
〈ringramのコース〉
①ワックス製作コース
・加工料金 ¥10,000(1本)
・金属代金
②彫金製作コース
・加工料金 ¥10,000(1本)
・金属代金
※リング幅1.5mmもしくは2.5mmのみ
〈ringram公式HP〉
(3)AIGIS
AIGISは表参道と千葉に工房があります。
AIGISでは「ワックスコース」と「鍛造コース」があります。
他の工房と同様に、ワックスコースはワックスを削って指輪の原型を作る自由度の高いコースで、鍛造コースは金属を叩いて指輪に加工するシンプルなデザイン向けのコースです。
公式HPにオプションの細かな料金も記載されているため、「あれこれ追加したら、結局かなり高くなっちゃうんじゃない?」と心配な方でも安心して来店することができます。
〈AIGISの過去作品〉
〈AIGISのコース〉
①ワックスコース
・基本製作料金 ¥13,000(1本)
・材料費
・宝石や刻印などのオプション加工費
②鍛造コース
・基本製作料金 ¥10,000(1本)
・材料費
・宝石や刻印などのオプション加工費
〈AIGIS公式HP〉
4、まとめ
今回は、手作りの結婚指輪で失敗して後悔しないために、失敗ポイントのご紹介とおすすめ工房をご紹介しました。
結婚指輪を手作りするならば、まず自分たちが作りたい指輪の雰囲気(シンプルなのか華やかにしたいのかなど)だけでも決めておくといいでしょう。
本当にシンプルなプレーンの指輪を作りたいのであれば、鍛造でも鋳造でも問題ありませんし、デザインにこだわってみたいのであれば、鋳造がおすすめです。
奇抜すぎるデザインは、日常生活で着けにくいこともあるので、デザインを考えるときは毎日着けられるものか、歳をとっても着けていられるかを考えましょう。
今回ご紹介した工房はすべて人気があり、口コミ評価も高い工房ですので、工房選びに迷ったらぜひ参考にしてみてくださいね。

「HOW TO MARRY」編集部です。ブライダル事業に10年以上携わってきた編集チームが集結し記事執筆+編集しています。業界のノウハウのみならず、すでに結婚という大きなイベントを終えた編集チームの体験を活かし、皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しHOW TO MARRYというメディアを運営しています。サイト運営者情報はこちら。
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