
家事分担は夫婦間にとって大きな問題ですよね。家事を手伝う、手伝わないで揉めて、そこから夫婦関係に亀裂が入ることもだったてあるのです。共働き家庭が増え、家事はどちらかに負担が偏ることなく、夫婦で分担することが当然の時代になりました。
そこで今回は、家事の分担表を作る際のコツ、分担表を作るメリットや家事項目をご紹介いたします。
1、家事分担表を作る際のコツ
①家事を「見える化!」項目は出来るだけ詳細にリストアップ
家事分担が上手にいかない原因は、どんな家事があるか夫婦で共有できていないためという家庭は多いものです。たとえば「洗濯」ひとつ取っても、普段着た衣類や使ったタオルなど以外にもベッドシーツ、枕カバー、リビングのファブリック類など沢山あります。
家事分担表を作る時は、単に「洗濯」と書くのではなく、洗濯物の詳細を細かくリストアップすることです。これにより夫婦間の認識のズレも解消するでしょう。
②いつ・どのタイミングで家事をするか明確に!
家事分担表を作成する際は、朝・夕の家事項目を平日・休日毎に分けるだけでなく、家事をする頻度も明確にしておきましょう。妻は「朝、週2回」と思っているのに対し、夫は「寝る前、週1回でいいや」といった認識のズレがなくなるはずです。
また、各項目に必要な時間も明記することで、どの家事がどれくらい大変なのかが一目で分かります。
③相手のやり方を尊重しよう
これまでやってきた自分のやり方を押し付けたり、相手のやり方にダメ出しをすることはNGです。せっかく家事をしてくれるのに、やる気も失せてしまいますよね。
どうしても「こうして欲しい!」というやり方がある場合は、家事分担を決める時に伝えましょう。
④相手に感謝の気持ちを忘れない
家事を分担したからと言っても、お互いやったことに対して「当然」と思わずに、感謝の気持ちを忘れてはいけません。家事が終わった時は、「ありがとう」と声を掛け合えると良いですね。人から感謝されるのは気持ちのいいものですし、自分がやったことをきちんと評価してもらえることで、家事をするモチベーションにも繋がるはずです。
⑤完璧を目指さない
仕事で遅くなったり、たまには「何もしたくない!」なんて日もあるかもしれません。分担通りに家事が進んでいないからと言って、相手を責めてはいけません。共働きの家庭に限らず、どんな家庭でもそのような時はあるものです。そんな時は心にゆとりをもって、「そんな日もあるよね」とおおらかな気持ちでいられるとお互い気が楽ですし、家事の分担も長続きするのかもしれません。
⑥お互い納得がいく分担を
家事分担を決める時は、しっかり話し合い、お互い納得がいく分担内容にしましょう。最初の見積もりが甘かったり、仕事が急に忙しくなり、「やっぱり私には回せない...」という状況になることもあるかもしれません。そんな時は柔軟に対応し、負担がどちらかに偏らないようにすることも大切です。
また、夫婦間で分担するだけでなく、アウトソーシング(家事代行サービス)を利用することも選択肢にいれてみましょう。
2、家事ってどんなものがあるの?
①朝
起床後にすること:カーテンを開ける、ベッドを整える、新聞を取る
食事:朝食を作る、食器を洗う、朝食の食器を拭いてしまう、テーブルを拭く、米を研ぐ
洗濯:洗濯機を回す、洗濯物を干す
掃除:トイレ掃除をする、洗面所を掃除する、風呂掃除をする、各部屋掃除機をかける
ゴミ:ゴミを集める(分別する)、ゴミを捨てる
②夕
食事:夕食の買い出し、夕食を作る、食器を洗う、食器を拭いてしまう、残ったご飯をラップする、テーブルを拭く
洗濯:洗濯物を取り込む、洗濯物をたたむ、洗濯物をしまう
掃除:部屋を片付ける
就寝前にすること:カーテンを閉める
その他:風呂のスイッチを入れる、郵便物をチェックする、家計簿をつける、
③休日
食事:食事の作り置きをする
掃除:キッチン(シンク、ガスレンジ、オーブン等)を掃除する、窓を拭く、玄関・ベランダ・庭掃除、レンジフードの掃除
その他:日用品の買い出し、電球を替える、新聞紙をまとめて捨てる、粗大ごみを捨てる、衣替えをする、支払手続き
こうやってリストアップしてみると、家事って沢山ありますよね。上記は基本的な項目になるので、各家庭で更にプラスアルファするものも出てくるでしょう。また、子育て中の家庭はこれに子供の世話がプラスされると...もう大変さは想像以上です。
3、家事分担表作成のメリット
普段から夫婦で家事を分担していたとしても、相手がしている家事を低く評価している傾向にあります。よくあるのは、「夫は家事をかなり手伝っているつもりでも、妻に評価されていない」更に、「夫が思っている以上に妻は自分が家事を負担していると思っている」ということ。夫婦の間にこれほどの認識のズレがあっては不満が溜まるばかりですよね。
そこで家事分担を「見える化」、つまり家事分担表を作成することによって、夫婦がお互いどれだけ家事をやっているかが把握でき、不公平感なく家事分担が出来るということです。
4、家事分担以外の選択肢も忘れずに!絶対欲しい「時短家電」
共働きや子育て中の家庭では毎日家事に追われて大変!という方が多いのではないでしょうか。そんな家庭は、家事の全てを夫婦間で分担するのではなく、それ以外の選択肢も忘れてはいけません。たとえば、アイロンがけしているワイシャツはクリーニングに出す、買い物はネットショッピングを利用するなどふたりの負担を軽くする方法も検討してみましょう。そして、機械にお任せ!という選択肢もあります。
ここでは、絶対欲しい「時短家電」をご紹介いたします。
①お掃除ロボット
出典:iRobot
多くの家庭で支持されているのがお掃除ロボット!留守中に部屋中を綺麗にしてくれる優れものです。夜、疲れて帰宅した時に部屋がきれいだと嬉しいですよね。
共働き家庭だと掃除機がけは週末1回という方も多いかもしれませんが、お掃除ロボットがあれば毎日掃除できるので、フローリングの埃が気になるなんてこともなくなりますね!
②オーブンレンジ
出典:パナソニック
オーブンレンジで作る料理って時間がかかるイメージありませんか?実は、「時短」にこそオーブンレンジが活躍するのです。たとえば、こちらのオーブンレンジは、焼く・煮る・蒸す・揚げる・こねるが一台で出来、調理時間はたったの10分!しかも上段と下段で異なる調理法が同時に行えるのです。
これなら仕事から帰ってからでもすぐに作れますし、何より作り立てが食べられるのは嬉しいですよね。
③洗濯乾燥機
出典:パナソニック
洗濯って面倒ですよね。洗って、干して、取り込んで、畳んでという一連の作業はかなりの重労働かつ、時間を取られます。しかも雨続きで、思うように洗濯が出来ないという家庭も多いのではないでしょうか。そんな問題をボタンひとつで解決してしまうのが洗濯乾燥機です。
朝、洗濯物を入れてスタートボタンを押しておけば、帰宅時には洗濯が完了。タオル類だってふわふわになって肌心地良い仕上がりです。
いかがでしたでしょうか。
これまで何となく公平に分担していた家事でも、分担表を作ってみるとどちらかに負担が偏っている可能性があります。またパートナーの家事に対する理解にも繋がりますし、これまでの家事を見直し、効率化する良い機会にもなるはずです。是非試してみてくださいね。
今回の記事が皆さまのお役に立ちましたら幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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