fbpx

婚姻届受理証明書って何?!もらい方と使い道

facebookでシェアする Twitterでシェアする このエントリーをはてなブックマークに追加する LINEでシェアする

    「婚姻届受理証明書」をご存知ですか?必ずしも必要なものではありませんが、婚姻届を提出後、さまざまな場面で使用できる公文書なので、知っておくと役立ちます。

    そこで今回は、婚姻受理証明書のもらい方や使い道について解説します。自治体がオリジナルで発行しているご当地の婚姻受理証明書もご紹介します。

    1、婚姻受理証明書について

    まず最初に、婚姻受理証明書とはどのようなものかについて解説します。

    (1)婚姻受理証明書とは

    画像

    出典:千歳市

    婚姻届受理証明書とは、婚姻届を役所が正式に受理したことを証明する公文書です。通常ふたりが夫婦であることを証明する代表的な公的書類は「戸籍謄本」となりますが、婚姻届を提出してから新しい戸籍が出来上がるまでには、数日間から1週間程度かかるのが一般的。

    そこで、戸籍謄本の代わりとして使用できるのが「婚姻届受理証明書」なのです。新しい戸籍が作られるまでの間、ふたりが法的に夫婦関係にあることを証明する公文書となります。

    発行する役所によって様式はことなりますが、主に以下のような項目が記載されています。

    • 婚姻届を受理された旨の文書
    • 婚姻の年月日
    • 夫婦それぞれの名前と生年月日
    • 夫婦それぞれの本籍
    • 証明書を発行した行政の名前
    • 証明書の発行日

    また、婚姻届受理証明書の発行には以下のものが必要です。

    • 婚姻届
    • 夫婦それぞれの旧姓の印鑑
    • 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
    • 本籍地以外に届け出る場合は、戸籍謄本

    (2)婚姻届受理証明書のもらい方

    画像

    婚姻届受理証明書を発行してもらえるのは「婚姻届を提出した市区町村の役所」のみ。それ以外の役所では発行してもらえないので、婚姻届受理証明書の取得を希望する場合には、必ず「婚姻届を提出した役所にリクエスト」をするようにしましょう。

    また、「婚姻届を提出した場所が遠い」「役所の業務時間内に窓口に行けない」という場合は、郵送や委任状を持った代理人による申請も可能です。一部ではありますが、役所のホームページからダウンロードが可能な自治体もあります

    2、婚姻受理証明書の種類

    婚姻受理証明書には次のような種類があります。

    (1)普通紙タイプ

    普通紙に印刷された婚姻受理証明書。1通350円で即日発行できます。

    (2)賞状タイプ

    画像

    出典:三鷹市

    上質紙でできた婚姻届受理証明書。1通1,400円で発行できますが。発行まで数日から1週間援前後必要になる場合もあるので、時間に余裕を持って申請しましょう。

    (3)オリジナルデザイン

    自治体ごとにデザインが異なるオリジナルの婚姻受理証明書です。地域のキャラクターや名所、名産品などがデザインされています。オリジナルデザインの婚姻受理証明書は発行していない自治体もあります。婚姻届を提出する自治体で発行されているか確認しておきましょう。

    ①新宿区(東京都)

    画像出典:新宿区

    新宿区の町並みを背景にしたオリジナル証明書です。

    ②国分寺市(東京都)

    画像

    出典:国分寺市

    国分寺市の町並みが二人の門出をあたたかく祝福するデザインです。

    ③伊勢市(三重県)

    画像

    出典:伊勢市

    伊勢市オリジナルの特別受理証明書は、賞状タイプやハードがかたどられたもの、桜が描かれているものなど6種類から選ぶことができます。

    ④生駒市(奈良県)

    画像

    出典:生駒市

    コンセプトは「3年後に味わう相思相愛」。婚姻届を出す二人が重ねていく大切な時間を、3年間の生活シーンが二人の周りを取り囲むシンボリックなイラストで表しました。

    また、二人の間を飛び交う伝書鳩で生駒市の役割を表現しており、ストーリー性と温かみのあるデザインとなっています。

    ⑤富士宮市(静岡県)

    画像

    出典:富士宮市

    青のグラデーションの中に、富士山が描かれた証明書は、派手すぎずスタイリッシュなデザインです。

    ⑥右京区(京都府)

    画像

    出典:右京区

    方角を司る四神、北の玄武、東の青龍、南の朱雀、西の白虎が守護する「四神相応」が描かれた縁起の良い証明書です。

    3、婚姻受理証明書、6つの使い道

    婚姻受理証明書の使い方は様々。ここでは6つの使い方をご紹介します。

    (1)住民票の名義変更

    画像

    婚姻届の提出後は、運転免免許証や年金の名義変更など、さまざまな手続きに住民票が必要です。しかし、住民票に記載されている氏名は戸籍情報に基づいているため、新しい戸籍ができていない期間は旧姓表示になっています。

    新しい名前での住民票が必要な場合は、婚姻届受理証明書を使うことで、住民票の変更が可能です。

    (2)会社への届け出

    画像

    結婚後、会社を退職したりパートとして働いたりするなどで、どちらかが扶養家族になる場合は、会社に扶養家族の申請を行う必要があります。戸籍謄本が出来上がる前に申請しなければいけない場合は、婚姻届受理証明書を公文書として会社に提出することができます。

    ただし、会社によっては使用できない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

    (3)海外で結婚式を挙げる時

    画像

    海外で結婚式を挙げようと考えている方は、ふたりがキリスト教徒でなくても、夫婦であることを証明できればチャペルで挙式できる「ブレッシングスタイル」を選択することができます。

    ブレッシングスタイルは、夫婦になったことをお祝いする式となるため、ふたりがすでに夫婦であることを証明する必要があります。それを証明する書類として、婚姻届受理証明書を利用することができます。

    (4)結婚式で使う

    画像 出典:インスタグラム

    上質紙の婚姻受理証明書は、額縁に入れると立派な記念品になります。結婚式のウェルカムスペースや二次会の飾りにも活用できます。

    (5)前撮りに使う

    画像

    出典:インスタグラム

    前撮りの小物として、婚姻受理証明書を使うのも密かに人気です。婚姻受理証明書そのものも記念になりますが、せっかくの機会、証明書を持って撮影すれば思い出の一枚になりますね。賞状タイプは、和装によく合います。

    (6)記念に取得する

    画像

    出典:インスタグラム

    前撮りや結婚式に使う予定はないものの、「記念に欲しい」というカップルも少なくありません。婚姻届は提出したら手元に残りませんが、婚姻受理証明書は、二人の入籍の記念として残すことができるもの。

    大切に飾っておけば、証明書を見るたびに入籍した日のことを想い出させてくれるアイテムとなりますね。

    4、婚姻受理証明書が使えない手続きとは

    画像

    婚姻届受理証明書はあくまでも仮の証明書なので、使用できない場面もあります。

    その代表的な例が

    • 免許証の名義変更
    • 銀行口座の名義変更

    この2つです。

    運転免許証の名義変更には、「本籍が記載された住民票」が必要です。婚姻届受理証明書では名義の変更手続きができないので、婚姻届受理証明書で住民票の変更をしてから、運転免許証の名義変更を行いましょう。

    また、銀行口座の名義変更にも婚姻届受理証明書を使うことができません。銀行口座の名義変更には「戸籍謄本」もしくは、「名義変更が済んだ運転免許証」が必要となります。

    銀行口座の名義変更を行う前に、まず運転免許証の名義変更を行うか、戸籍謄本が出来上がりを待つことになります。

    婚姻受理証明書のまとめ

    いかがでしたでしょうか。

    今回は、婚姻受理証明書について解説しました。

    戸籍が出来るまでの間に行う各種手続きや海外ウエディングから前撮りや記念品としてなど、婚姻受理証明書の使い方はさまざまです。ふたりが必要になりそうな状況はないか事前に確認しておき、必要な際は婚姻届を提出する際に発行をお願いするようにしましょう。

    今回の記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。

    EVENT結婚式などのイベント

    ブライダルフェアの情報やカメラマン・プランナーが開催するイベントなど、結婚に役立つイベント情報を幅広くまとめています。

    PICK UP

    ピックアップ

    ブライダルフェアの情報やカメラマン・プランナーが開催するイベントなど、
    結婚に役立つイベント情報を幅広くまとめています。

    COMMENT

    コメント

    この記事に関するコメントはこちらからどうぞ

    コメントはこちらからどうぞ

    カップル応援キャンペーン