
これをお読みの方の中には結婚を控え、様々な準備に追われてあたふたされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結婚をする際はなにかと結婚式の準備や手続き等の準備が忙しくなるものです。
そこで今回は、結婚前後でしておかなければいけない手続きについて漏れなくご説明していきます。結婚の手続きをスムーズに行うために参考にしてもらえれば幸いです。
目次
1、これで漏れなくスムーズに!結婚手続きのチェックリストダウンロード
結婚前後に行っておくべき手続きのチェックリストを作成し、以下よりダウンロードできるようにさせて頂きました。手続きのし忘れを防ぐためにも、是非ご利用下さい。
以下では、それぞれの手続きについて詳しく書いていきます。
2、結婚前後で忘れちゃいけない全手続き
ここでは、チェックリストの各項目について、手続きをしなければいけない項目を時系列で詳しく説明していきます。
(1)基本的手続き
まずは、基本的に行わなければいけない手続きについて、時系列にご説明していきます。
①休暇届/退職願
休暇を取りたい、もしくは結婚を気に退職を考えている場合は、休暇を取りたい日または退職の3か月程前に会社の担当部署に提出をします。
その他必要書類は改めて会社担当部署に確認して下さい。
②婚姻届
婚姻届を提出するにあたって特に期限はありません。新郎新婦のお二人、もしくは代理人の方にお二人の新しい本籍地か所在地の役所に提出をします。
結婚式より前に届けを出してもOK、結婚式の日でもOK、新郎新婦のお二人の特別な記念日に提出をされるのもOKです。
土日、祝日いつでも受付のみであれば深夜でも受付可能です。
③結婚届
結婚届は結婚をしてすぐに会社に届け出る手続きのことです。
一般的には、所定の結婚届と住民票を提出しますが、その他必要書類に関しては予め会社の担当部署に確認をしておく事をおすすめします。
(2)名義・住所変更手続き
次に、名義・住所変更について時系列にご説明していきます。
①パスポート
パスポートは住所や名前が変わりしだい、なるべく早く手続きを行います。
結婚式やハネムーンを海外で過ごす場合は、遅くとも1ヶ月前には手続きを行うようにします。
②運転免許書
身分証に使用することができるため、住所・氏名の変更後すぐに手続きを行いましょう。
住所・氏名変更時の必要書類はお近くの警察署に問合わせてから行うとスムーズに手続きができます。
③銀行・クレジットカード
住所や名氏名が変わったらすぐに各担当窓口にて届けを出しましょう。
銀行での手続きには、通帳、キャッシュカード、新旧の届出印、住民票などの新旧住所の証明書が必要となります。予め銀行窓口にて必要書類を確認しておきましょう。
クレジットカードの名義、住所変更はインターネットで簡単にできる場合もあります。
④保険関連(生命保険/損害保険など)
各自で加入している生命保険や損害保険は、住所や氏名が変わり次第すぐに手続きをします。
まずは各保険会社のHPから必要書類の確認をし、住所、名義変更、改印手続き、振込方法の変更、場合によってはプランの変更などを行います。
⑤電話/PCプロバイダー
住所や氏名が変わり次第すぐに手続きを行います。
住所変更のみであれば電話一本で手続き可能です。
⑥携帯電話
携帯電話も住所や氏名が変わりしだいすぐに手続きを行います。
運転免許証などの改名が証明できる身分証明証と新旧の印鑑、更に口座の振替であれば金融機関の届出印と通帳も用意して代理店へ行きましょう。
(3)引越しの手続き
次に、引越しを行う際の手続きについて時系列にご説明していきます。
①電話の移転
引越し先が決まり次第、早めに電話会社に連絡をし、新しい住所の電話番号を決定します。
引越しの1ヶ月前には手続きを行っておくようにしましょう。
②転出届
引越しを行う2週間前から、引越し後2週間以内までに旧居を管轄する役所にて手続きを行います。
印鑑を持って区役所に行き、転出証明書を受け取ります。国民健康保険に加入している方は同時に住所変更を行うようにしましょう。
③印鑑登録廃止届
転出届けを出すのと同時に旧居の住所を管轄する役所にて、印鑑登録廃止届を提出します。
印鑑登録とはそもそも、車や不動産・マンションなどを売買する際に第三者によって本人であることを証明してもらうための手続きです。
④郵便物の転送
引越しの1週間前までに郵便局の郵便窓口、もしくは日本郵政のHPから手続きを行います。
カードの明細や大事な手紙などが送られてくる場合もあります。しっかりと手続きを忘れないようにしましょう。
⑤公共料金(電気・ガス・水道)
引越しの3、4日前に各所轄の事務所に連絡をしましょう。
旧居ももちろんそうですが、新居に所轄事務所に連絡をし、電気、ガス、水道が使えるかしっかりと確認しておきましょう。
⑥転入届(転居届)
引越し後2週間以内に新居住所を管轄する役所にて手続きを行います。
転出届けの際と同じく、印鑑と転出証明書を持参し手続きを行ってください。国民年金加入者は改めて手続きを行います。
⑦印鑑登録届
転入届の手続きと同時に、新居の住所を管轄する役所にて印鑑登録を行います。
不動産・マンションや車を購入する際に「印鑑登録証明証」が必要になる場合が多いため、忘れずに登録を行うようにしましょう。
(4)出産手続き
①妊娠届
妊娠が発覚したらすぐに居住地管轄の役所・保健所などの担当窓口にて手続きを行いましょう。
手続きは義務付けられてはいませんが、母子手帳をもらえるのと、自治体によってはミルク代の支給をしてもらえる所もあるそうです。
届けを出す際にどのような支援をしてもらえるのか、しっかりと確認をしておきましょう。
②出生届
赤ちゃんが産まれてから、2週間以内に本籍地もしくは住所地の担当窓口に提出をしてください。
国外で出産をした方は3か月以内に出生届けが必要になります。
3、こんなのあり?面白い婚姻届
新郎新婦にとっては大切な「婚姻届」。
身分を証明するための戸籍謄本さえあれば居住地の役所以外でも「婚姻届」の提出が可能であることを、皆さんは知っていますか?
一般的に提出したらそれで終わりの「婚姻届」ですが、そこに目をつけた自治体や企業によって、様々なデザインやスタイルの「婚姻届」が近年では出て来ています。
お二人の思い出となる大切な日にお気に入りの「婚姻届」を提出してみてはいかがでしょうか?
(1)面白い婚姻届
①北海道上川郡東川町の「複写式婚姻届」
通常提出したらそれまでの婚姻届ですが、上川郡東川町の「婚姻届」は違います!
法務局にも認められた複写式の婚姻届の提出が可能なため、提出後でもお二人の手元に「婚姻届」を思い出として残すことができます。
更に、厚紙でできた表紙はポケットになっているため、お二人の写真を入れたり、婚姻届を出した日の想いを綴った手紙などを入れておくと新婚当初の気持ちをいつでも振り返ることができます。
URL: http://town.higashikawa.hokkaido.jp/
②東京都武蔵村山市のオリジナル婚姻届
東京都武蔵村山市でもオリジナルの婚姻届を作成しました!
一般的な婚姻届にポイントでイラストを追加したデザインです。
婚姻届はインターネットからのダウンロードが無料で行えるため、とても使いやすいです。
URL:http://www.city.musashimurayama.lg.jp/
(2)面白い婚姻届が見つかるサイト
①各自治体とコラボしたご当地婚姻届が見つかる!ゼクシィのまちキュンご当地「婚姻届」
結婚情報誌として有名なゼクシィは2013年12月に発行された雑誌の付録にピンク色の婚姻届をつけました。
一般的な婚姻届の見た目は結構地味なものであるため、可愛らしくデザインされたピンクの婚姻届はとても人気がありました。
そんなゼクシィが地方自治体とコラボをし、可愛らしいデザインの婚姻届をプロデュースしました!2015年2月現在では17の自治体とコラボされています。
URL:http://www.recruit-mp.co.jp/machi/
②選べるデザイン「婚姻届製作所」
多種多様にデザインされた婚姻届をダウンロードできるウェブサイトです。
無料のものから有料のものまで様々なデザインの婚姻届がダウンロードできます。是非、お気に入りの一枚を見つけて思い出に残る婚姻届にしましょう。
(3)アニメ好きには嬉しい!長野県諏訪市の萌え萌え「結婚証」
婚姻届を提出した後に「婚姻届受理証明書」や「結婚証」というものを要求すれば発行してもらえることを皆さんはご存知ですか?
そこに目をつけた長野県諏訪市では、ご当地キャラクターの絵が描かれた「結婚証」の発行を2012年10月から開始しました。種類は全9種類あり、うち7種類は諏訪市の風景、2種類はご当地キャラクターの証明書の中からお好きなものを選ぶことができます。
URL:http://www.city.suwa.lg.jp/
まとめ
ここまで結婚前後で行っておくべき手続きに関してご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
結婚をする際に大変なのは結婚式の準備や手続きです。手続きのし忘れを防ぐためにも一つ一つ着実にクリアしていきましょう。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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