
フォトウェディングを成功させたいなら、参考になるのが失敗談です。成功のポイントを知るよりもまず、先輩カップルの失敗談を知ることで気を付けるべきポイントがわかります。
フォトウェディングはコロナ禍の今、思い通りに挙式や披露宴ができず、「せめて写真だけも...」と検討されているカップルが増えています。そんな人生の一大イベントのひとつと言っても過言ではないフォトウエディングですが、残念ながら、後になって「このスタジオにお願いしなければ良かった」「他のカメラマンにお願いすれば良かった」などと後悔する先輩カップルも少なくありません。
そこで今回は、フォトウエディングで実際に起こった先輩カップルの失敗談とフォトウエディングを成功させるポイントをご紹介いたします。
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目次
1、フォトウエディングの予算は?どこで撮影できる?
(1)フォトウエディングの魅力

フォトウエディングとは、結婚式を挙げずに、写真撮影だけを行う結婚式のスタイルのひとつ。結婚式場や式場提携のスタジオ、美しいロケーションをバックにロマンティックな写真を残せるのが特徴です。ステンドグラスが美しいチャペル、青い海をバックに、神社や日本庭園で和装姿など、ふたりの好きな場所で思うままに写真を残せるのも魅力です。
また、「結婚式は挙げない代わりに、何か記念を残したい」「結婚式を挙げる資金がない」というカップルにもフォトウエディングはおすすめの選択肢です。
(2)フォトウエディングの予算
フォトウエディングにかかる費用の相場は5万円~10万円ですが、衣装やロケーションフォトの有無によっても大きく変わってきます。とことんこだわりたいという場合は、軽く20万円を超えることもあります。
土日・祝日は料金が割増しになる一方、期間限定プランや早割、友達紹介キャンペーンなどを利用して、お得にフォトウエディングできることもあるので、是非気になるスタジオや会場の公式サイトをチェックしてみましょう。
(3)フォトウエディングの依頼先
フォトウエディングの依頼先はフォトスタジオが多い一方で、昨今は結婚式のスタイルが多様化していることから、フォトプランを扱う結婚式場やホテルが増えています。結婚式場なら、撮影スタジオはもちろん、チャペルやガーデン・庭園などもあり、撮影スポットは充実しています。
フリーカメラマンに依頼する際は、事前にカメラマンの技術力や人柄が分かると安心です。ただし、自分で衣装を用意しなければならないので、手間がかかるだけでなく、費用がかさむこともあります。
2、プランや撮影で失敗!先輩カップルのフォトウェディング失敗談
(1)安いプランを選んだはずが、高額に

費用に関する失敗で一番多いのは、思っていた以上に費用がかかってしまったということ。
「ネットで見つけた格安プランを申し込んだら、ヘアメイクや小物が別料金だった」、「基本料金の安いスタジオを選んだら、衣装が数種類しかなかった」なんてこともあります。
基本料金が格安に設定されている場合、ドレスや小物の選べる種類が少なかったり、自分の着たいドレスを着るためにグレードアップする必要があります。また写真のプリント代やデータ代など、撮影後に費用がかさんでしまうケースも。
安さで選んだお店だったのに、他のお店より高くついてしまったというのはよく聞く話です。目先の料金に惑わされず、しっかりプランの内容を確認しましょう。
(2)メイクやヘアスタイルが気に入らなかった

ヘアメイクに関する失敗談もフォトウエディングでは多いです。
挙式の場合は、事前にヘアメイクのリハーサルがありますが、フォトウエディングの場合、リハーサルはプランに含まれていないケースが多く、当日希望を伝えて、ぶっつけ本番に。相手はプロだから、と安心していたら、自分が思っていたイメージとはかけ離れたメイクとヘアスタイルが出来上がっていたということもあるようです。
自分の中でこうして欲しいというイメージがあっても、それを上手に伝えることは簡単ではありませんし、リハーサルがないと、ヘアメイクさんの力量は当日まで分かりません。
ヘアメイクで後悔しないために、ヘアメイクに定評のあるスタジオを選ぶことも大切です。また、自分のイメージに近い画像を集めて事前にスタッフに見せておくなどすることで、トラブルが避けられるかもしれません。
(3)仕上がりがイメージと違う

出来上がりの写真を見たら、「ありきたりなポーズばかりになってしまった」、「カメラマンが無口で、どんな表情やポーズをするべきか分からないまま撮影が終わってしまった」、「カメラマンがロケーション撮影に不慣れで、素敵な写真が撮れなかった」という失敗談もあります。
どんなにヘアメイクや衣装が素晴らしくても、ポーズや表情がイマイチでは、満足できる写真は撮れません。写真の仕上がりはもちろんのこと、撮影時にふたりの自然な笑顔を引き出し、撮影時の雰囲気を作るのは、カメラマンの腕前にかかっていると言っても過言ではありません。担当するカメラマンが撮影した過去の写真を見せてもらう、経験や口コミをチェックするなどして、安心して撮影をお願いできる方か見極めることも大切です。
2、失敗談を反面教師に!フォトウエディングを成功させる4つのポイント
(1)費用だけ見て決めない

料金がリーズナブルだからという理由で業者を選ぶと後悔することになります。スタジオのウェブサイトや資料に書いてある価格には、但し書きがないか確認しましょう。
撮影枚数、着用可能なドレスの種類や点数、ポーズ、データなど、プランにはどのようなものが含まれるのか、必ず事前にチェックすることをおすすめします。プランに含まれない場合は、持ち込み可能なのか、その際に持ち込み料がかかるのかも確認することをお忘れなく。
費用に関しては事前に気になるところを挙げておき、見学に行き、実際に聞いてみると良いでしょう。また、どんな撮影をしたいのかきっちり伝え、見積もりをもらって納得してから契約することが大切です。
(2)入念な打ち合わせをする

スタジオとの事前打ち合わせが十分でないと、満足のいく写真は撮れません。後から「ちゃんと伝えておけば良かった」なんて後悔したくないですよね。そのためにも、打ち合わせには自分たちの意思を持って臨み、撮影スタッフにしっかり希望を伝えるように心掛けましょう。
ふたりがどんな撮影をしたいのか、ドレス、ヘアスタイルやメイクの希望、ポーズや撮影スポットなど、細かいところまで撮影スタッフと共有することが大切です。
自分たちのイメージに近い画像や気に入った画像をスマホに保存しておいたり、プリントアウトして持っていくと、撮影スタッフに相談する時に伝わりやすいでしょう。
(3)信頼できるスタジオに依頼する

スタジオのウェブサイトやパンフレットでどんなに素敵な写真が掲載されていても、説明があやふやだったり、スタッフの態度が良くないと、スタジオそのものに不安を感じてしまいますよね。信頼できるスタジオであるか、見学時にしっかり話を聞いてから判断しましょう。少しでも対応が気になった場合は、別のスタジオに変えるのもアリです。
また「大手だから」「有名だから」という理由だけで選ぶこともおすすめできません。そのようなところが必ずしもふたりにとって満足のいく撮影ができるとは限らないからです。担当になるカメラマンが過去に撮影された写真をチェックしたり、写真の仕上がりはもちろんのこと、ヘアメイクに定評のあるお店を選ぶことも大切です。インターネットの口コミで、お店の実績や評判などもチェックするのも良いでしょう。
(4)フォトウエディングをより思い出あるものにしよう

挙式を挙げない代わりにフォトウエディングを計画しているカップルにおすすめなのが、家族にも参加してもらうことです。スタジオや会場によっては、家族の集合写真を撮ってもらえる場合があるので、ふたりだけでなく、家族の思い出として残すことができます。
ウエディング姿を見たい親御さんも多いと思いますので、是非、当日は一緒に参加してもらうと良いでしょう。
ホテルや結婚式場の場合、撮影と食事会のセットプランを利用するのもおすすめです。
フォトウェディングの失敗談が知りたい方へのまとめ
いかがでしたでしょうか。今回はフォトウエディングの失敗から学ぶ成功のポイントをご紹介いたしました。
フォトウエディングは挙式と違い打合せ回数も少なく、その手軽さから、「何の準備がなくても思い通りに撮影ができる」と思いがち。すべてをスタッフ任せで撮影に臨んでしまうと、撮影内容や出来上がりにがっかりしてしまうケースが多々あります。
ノープランで撮影に臨むのではなく、ふたりでしっかり話し合い、どんなフォトウエディングをしたいのかをスタッフにしっかり伝える必要があります。評判の良いところ、確かな実績のあるお店を探すことも大切ですが、「ふたりで最高のフォトウエディングを作ろう」という心構えで臨むことも忘れないでくださいね。
今回の記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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