
妊娠検査薬で陰性が出たのに生理が来ない場合、まだ妊娠の可能性はゼロではありません。
妊娠検査薬は仕組みを知って正しく使わないと陰性が出てしまうこともあります。
今回は妊娠検査薬の仕組みや陰性から陽性に代わる原因、再検査のタイミングなどをご紹介します。
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(2022年4月)
目次
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妊娠初期ガイドP3より
・妊娠初期に食べちゃダメなもの、食べていいものがわからない ・妊娠初期で気をつけた方がいいことは? ・妊娠初期に揃えておくべきことや、やっておくと良いことは?
そんなあなたのために、今すぐ使える、妊娠初期ガイドをご用意しました。あなたの楽しい妊娠生活のお役に立てましたら幸いです。
※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。
1、どうやって判断してるの? 妊娠検査薬の仕組みとは
妊娠検査薬は妊娠すると急激に増えるhCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンに反応して陽性反応が出る仕組みになっています。
hCGは尿に混ざって排出もされるので、妊娠検査薬は尿に浸したり、直接かけたりして使用します。
妊娠検査薬には2種類あり、薬局などで普通に市販されている妊娠検査薬と、薬剤師がいる一部の薬局やインターネットの通販などで購入することができる早期妊娠検査薬があります。
通常使用する妊娠検査薬はhCG濃度が50IU/L以上で反応し、早い人は生理予定日である妊娠4週目あたりで陽性が出ます。
早期妊娠検査薬はその名の通り通常の妊娠検査薬よりも反応するhCG濃度が低く25IU/Lで反応するため、早い人は生理予定日の1週間前あたりである妊娠3週目から陽性が出ます。
2、陰性から陽性に変わることも? 妊娠検査薬の結果が変わる原因
(1)検査時期が早すぎる場合
陰性が出たのに妊娠していた場合の理由で一番多いのは検査時期が早い、いわゆる「フライング検査」です。
通常の妊娠検査薬は生理予定日から1週間後から使用可能と明記されているのですが、その時期を待たずに検査したためにhCG濃度が50IU/Lに達しておらず反応しなかったということが考えられます。
(2)尿が薄まっている場合
水分をたくさん摂った後の尿は薄まってしまい、hCG濃度も薄まります。
そのためhCGは十分に分泌されている時期でも陰性になることがあります。
薄まっておらず確実な検査をできる朝一番の尿で検査をすることをおすすめします。
(3)多胎児の場合
知らない人も多いかと思いますが、妊娠検査薬はhCG濃度が濃すぎても反応しなくなります。
多胎児の場合hCG濃度が通常妊娠よりも早い段階で濃くなり、妊娠検査薬が反応しないこともあります。
(4)異常妊娠の場合
子宮外妊娠などの異常妊娠の場合hCG濃度の増加が遅い為、正常妊娠では陽性反応が出る時期でも陰性が出ることがあります。
異常妊娠の場合でも、期間を少し開けて妊娠検査薬を再度試すと陽性反応が出るようになります。
3、こんなときは注意して! 妊娠検査薬が陰性でも妊娠しているときの前兆

(1)生理予定日を過ぎても高温期が続く
基礎体温をつけていれば高温期がわかります。
高温期は排卵日後から2週間ほど続き、生理がくる場合はその後基礎体温が下がり生理になります。
妊娠している場合は体温が下がらず高温期が持続するため生理予定日を過ぎているのに基礎体温が下がらないのであれば妊娠の可能性があります。
(2)微熱が続く
生理予定日前後に微熱が続く場合は高温期が続いている影響の可能性があります。
だるさや火照りも感じます。
(3)吐き気を感じる
妊娠の初期症状である吐き気ですが、早いと生理予定日前から吐き気を感じる人もいます。
(4)その他妊娠超初期症状
妊娠超初期とは妊娠4週目までの事で早い人はこの段階でつわりが始まります。
下腹部痛や眠気や胸の張り、匂いに敏感になるなどいつもの生理前とは違った症状が出ることがあります。
4、妊娠検査薬で再検査するタイミング
妊娠検査薬に明記されている使用時期を守っていて陰性が出たけれど、生理は来ないという場合は最低でも3日あけてから再検査をしましょう。
妊娠している場合でも次の日にhCG濃度が急に増加してくっきり陽性になるということはありません。
ごくうっすらとした陽性が出る可能性がありますが、蒸発線と見分けがつかず判断が難しく結局後日さらに再検査が必要になります。
なので最低でも3日、できれば1週間あけてから再検査を行いましょう。
生理はストレスなどでも遅れてしまうことがあり、1週間再検査を待っている間に生理がくることもあります。
まとめ
妊娠検査薬で陰性が出たけれど生理が来ない場合に考えられるのは、生理周期の乱れやフライング検査や多胎妊娠や異常妊娠です。
生理が来ない場合に何度もフライング検査をしてしまうとその結果に振り回されてしまい、妊娠検査薬は無駄にしてしまうしストレスを感じてしまうこともあります。
再検査をするのであれば最低でも3日あけてリトライしてみて下さい。
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