
妊娠中は運転を控えた方が良いと言われることもありますが、買い物などで車が必要な環境にいらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、妊娠中に車を運転する際の注意点についてご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。
目次
妊娠初期のガイド(無料ダウンロード)

妊娠初期ガイドP3より
・妊娠初期に食べちゃダメなもの、食べていいものがわからない ・妊娠初期で気をつけた方がいいことは? ・妊娠初期に揃えておくべきことや、やっておくと良いことは?
そんなあなたのために、今すぐ使える、妊娠初期ガイドをご用意しました。あなたの楽しい妊娠生活のお役に立てましたら幸いです。
※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。
1、いつまでOK? 妊娠中に車を運転するときの注意点
妊娠中に車を運転して良い時期、してはいけない時期などと、法的に決められた期間はありません。
妊婦さんご自身の体調によって気をつけた方が良い期間や日など、あくまでもご自身での判断になります。
しかしながら、妊娠中の妊婦さんの体調や特徴について知っておく必要があります。
妊娠初期と呼ばれる妊娠5週目(2ヶ月)から妊娠14週目(4ヶ月)までは、ホルモンバランスが変化しやすいことから、つわりの症状を感じたり、イライラして気持ちが落ち着かなかったり、急に具合が悪くなったりすることもあります。
また、妊娠初期は流産の確率が高いため、舗装されていない道などのでこぼこ道での刺激や強い衝撃をなるべく避けるようにした方が良いでしょう。
妊娠後期と呼ばれる妊娠28週目(妊娠8ヶ月)以降にはお腹の膨らみが一気に大きくなることから、ハンドル操作がしにくく、周囲の確認がしにくくなったり、運転時の動作が突然鈍くなることもため、なるべく車の運転は避けるようにした方が良いでしょう。
2、妊娠中のシートベルトは?
妊娠中であっても、自身とお腹の赤ちゃんの安全を守るためにもシートベルトは必ず着用するようにしましょう。
しかしながら、シートベルトの締め付けによるお腹の圧迫は妊婦さんにとってもお腹の赤ちゃんにとっても良くありません。
シートベルトを着用する場合、肩のベルトは胸と胸の間に通してお腹の膨らみに沿うようにし、腰のベルトはなるべく腰骨の出っ張っているところよりも足の付け根の方にシートベルトが来るように着用するようにします。
お腹の出っ張っている部分にシートベルトを着用してしまうと、万が一急ブレーキをした場合にお腹にシートベルトが食い込んでしまい、お腹を圧迫してしまうことで赤ちゃんにも母体にも負担をかけてしまう危険性があります。
シートベルトを意識して着用したとしても圧迫感がきになるという方は、シートベルトが正しい位置にセッティングできるように補助してくれるマタニティーシートベルトなどを利用するのもおすすめです。
3、妊娠中に車の運転をするときの注意点
ここでは、妊娠中に車の運転を行う際の注意点をご紹介していきます。
(1)長時間の運転は避ける
妊娠中の運転は、無意識のうちに緊張をしてしまうものです。その緊張からのストレスが、お腹が張る原因になることもあります。
妊娠後期の妊婦さんのお腹の張りが定期的に続き、出血などが起こってしまうと切迫早産や常位胎盤早期剥離などの可能性も考えられます。
どうしても長時間運転しなければいけない場合には、スケジュールに余裕を持ってこまめに休憩をしながら運転をするようにしましょう。
(2)アクセルとブレーキの踏み間違えに注意
妊娠7ヶ月以降になって来ると一気にお腹が大きくなり、座った状態で足元が見えなくなる場合があります。
足元が見えないことで、アクセルとブレーキを踏み違えてしまう危険性もあるため、十分に注意が必要です。
(3)母子手帳と保険証を持ち歩く
万が一の体調の変化に備えて、母子手帳と保険証を持ち歩くようにしましょう。
自身の体調の変化だけではなく、運転中に事故に巻き込まれる可能性もゼロではありません。
母子手帳を持っていれば、かかりつけの病院以外でも経過情報なども見ることが可能です。
(4)万が一に備えてナプキンや大きめのバスタオルを常備する
突然の出血や破水に備えて、ナプキンや大きめのバスタオルを用意しておくと安心です。
4、みんなはどうしてる? 妊娠中の運転はいつまでOKか
妊娠中の運転はいつまでOKか、法的な決まりは一切ありませんが、一般的に妊娠後期に入るまで運転をしていたという妊婦さんが多いようです。
お腹の膨らみ方は人それぞれですが、妊娠8ヶ月以降になると胎児の動きも活発になり、お腹の膨らみも一気に大きくなることから、動きづらくなったり動くのがしんどくなったりするため、なるべく運転を控えるようにした方が良さそうです。
万が一運転をしなければいけない環境にある場合には、なるべく一人での乗車は避け、パートナーや家族、友人などになるべく同乗してもらうようにしましょう。
まとめ
今回は、妊娠中に車の運転をする際の注意事項についてご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。
今回の記事が、妊婦さんまたはそのご家族やご友人のご参考になれば幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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