地味に辛い!妊娠中のむくみの原因や対処法とは

    妊娠すると多くの人が経験するのがむくみです。足がむくんで象のようにパンパンになったという経験のあるママもいるようです。むくみは、妊婦さんのマイナートラブルのひとつではありますが、なぜ妊娠中は体がむくむのでしょうか。妊娠中はむくみやすいと知っていても、その理由については意外と知られていないかもしれません。

    そこで今回は、妊娠中のむくみの原因からむくみを防ぐ対策、むくんでしまった時の対処法についてご紹介いたします。

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     妊娠初期ガイドP3より

    妊娠、出産は人生の一大イベント。 初めての妊娠では、ちょっとした体調の変化などで不安になることも多いと思います。

    ・妊娠初期に食べちゃダメなもの、食べていいものがわからない ・妊娠初期で気をつけた方がいいことは? ・妊娠初期に揃えておくべきことや、やっておくと良いことは?

    そんなあなたのために、今すぐ使える、妊娠初期ガイドをご用意しました。あなたの楽しい妊娠生活のお役に立てましたら幸いです。

    ※体調の変化などについては自己判断せず、不安なことはすぐに主治医の先生に相談されることをおすすめします。

    1、むくみの原因とは?

    私たちの体は、血液の循環が悪くなると、水分が血管や細胞の外に出てきやすくなります。その余剰な水分がうまく排出されず、体内の組織にたまってしまうのがむくみです。

    妊娠に伴って、体形の変化だけでなく、ホルモン分泌や体の循環機能が変化します。こうした生理的な変化がむくみの原因となり、特にお腹が大きくなる妊娠中期以降は下半身がむくみやすくなります。

    まずは、妊娠中にむくみやすくなる原因について順番に見ていきましょう。

    ①ホルモンバランスの変化

    妊娠中にむくみやすくなる原因のひとつは、ホルモンバランスの変化によるものです。妊娠を維持するために多量に分泌される黄体ホルモンは、皮下組織に水分をためる働きがあるのです。そのため、手足がむくみやすい状態になります。

    ②子宮が大静脈を圧迫

    妊娠後期になると、大きくなった子宮が太ももの付け根にある太い血管を圧迫するため、下半身から心臓に戻る血液の流れが滞りがちになり、むくみやすい状態になります。特に足がむくみやすくなります。

    ③運動量の減少

    妊娠しているかを問わず、下半身はもともとむくみやすいものです。下半身の血流は、筋肉の収縮の働きにより心臓へと戻っていきますが、妊娠中は普段より活動量が減る傾向にあるため、ふくらはぎの筋肉収縮が低下して、むくみやすくなります。

    妊娠中に起こるむくみの多くが生理的なもので、これ自体に問題はなく、出産後は徐々にむくみが取れていきます。しかし、むくみの中には何らかの病気が原因として隠れている場合があります。

    ④妊娠高血圧症候群

    妊娠後期に急激なむくみが現れる場合は、注意が必要です。むくみが生じる病気で代表的なものとしては、妊娠高血圧症候群が挙げられます。

    妊娠高血圧症候群は、以前「妊娠中毒症」と呼ばれていたもので、妊娠20週~分娩後12週に高血圧がみられる状態を指します。妊婦の約20人に1人の割合で発症するとされていま

    その主な症状としては、むくみの他、頭痛や吐き気、視力低下、尿量の減少、急激な体重増加などがみられる場合もあります。

    ただのむくみと思っていたものが妊娠高血圧症候群だったということもありますので、気になることがあれば、迷わず主治医に相談してみましょう。

    2、むくみを防ぐ3つの対策

    多くの人が経験する妊娠中のむくみですが、出来るだけむくみ対策しておきたいものですよね。どんなことに気を付けたら良いか、順番に見て着ましょう。

    ①適度な水分補給を

    「むくみを防ぐには、水分を控える方がいいのでは?」と考えてしまいがちですが、それは間違いです。水分の摂取量が減っても、血管から水分が漏れ出るしくみは変わらないどころか、かえって血液の循環が悪くなってしまいます。口が渇いたときは我慢せず、水分補給しましょう。糖分の高い清涼飲料水は避けて、カフェインレスのお茶や常温のお水などで水分補給することをおすすめします。

    ②塩分は控えめに

    塩分を摂り過ぎると、体内に余分な水分を溜め込みやすくなります。妊娠中の1日あたりの塩分摂取量は7g未満。1日1回以上は外食やコンビニなどの総菜を食べている人は、普段より薄味を意識した料理を食べると良いでしょう。

    たとえば、醤油の代わりにポン酢やレモンを絞ったりするなどして、塩分控えめを心掛けるのもおすすめです。

    また、水分代謝をスムーズにする豆類、りんご、バナナ、海藻などを意識的に摂りながら、バランスの良い食事を心掛けましょう。

    ③軽いストレッチやマッサージを

    足の指や手の指など、体の末端の血流を良くして心臓へと循環させるためには、適度な運動で筋肉を動かすことがポイントです。首や足首をまわしたり、マッサージすると良いでしょう。脚を少し高くして寝るのもおすすめです。

    3、むくんでしまったら?!むくみの解放法

    妊娠中の軽度のむくみは出産とともに解消されるので心配はいりません。しかし、手足がむくんだ状態で過ごすのは辛いですよね。

    そんなときに手軽にむくみを解消できる方法をご紹介します。

    ①食べ物で解消

    筋肉を作り代謝を促すたんぱく質や左の働きをサポートしてくれるビタミンB1を摂るように心がけてみましょう。タンパク質は肉や魚など、ビタミンB1は小豆、豚ヒレ肉などがおすすめです。

    また、むくみの原因となる塩分を体の外に出す働きのあるカリウムもおすすめです。ひじきや豆類、芋などにカリウムが多く含まれています。

    ②飲み物で解消

    ルイボスティーには、塩分を排出するカリウムを含むミネラルが多く含まれています。また、トマトジュースにもカリウムが豊富に含まれているのでおすすめです。

    ③マッサージで解消

    手のひらをふくらはぎに当てて、足のくるぶしから太ももへ向かってゆっくりさすり上げます。この時、強く揉みすぎず、気持ちいと感じる程度にしましょう。他の箇所をマッサージする場合も、体の外側から心臓に向かって行います。

    強いマッサージは、肌を傷つけたり、筋を傷めてしまう可能性がありますので、ソフトに行いましょう。

    ④ストレッチで解消

    仰向けになり、足を片方ずつ無理のない高さまで交互に上げたり、壁に手をついてアキレス腱を伸ばしたり、つま先立ちをするのも効果的です。決して無理せず、できる範囲でストレッチを行うようにしましょう。

    ⑤運動で解消

    近所を度散歩するのもおすすめです。体が温まる程度に行うことがポイントなので、10~15分くらいを目安にしましょう。ただし、お腹の張りや痛みが出た場合は、すぐに休憩を取ることを忘れずに、無理せず体を動かしましょう。

    ⑥ツボ押しで解消

    「足の三里」と呼ばれる、足のすね側、ひざ下のすぐ下にあるくぼみから指4本下のツボを押すことで、むくみに働きかけます。

    ⑦お風呂で解消

    湯船に浸かるのは、全身の血行を良くするのに効果的です。38~40度程度のぬるめのお湯にできるだけ毎日湯船に浸かることをおすすめします。

    熱いお湯や長湯は妊娠中の体が疲れたり、貧血を行う恐れがありますので、注意しましょう。

    また、体を冷やさないようにすることで、血流が悪くなることを防ぐという点では、下半身を重ね着して温めるのもおすすめです。暑いからと言って、冷房の効いた室内にずっと居たり、冷たい飲み物ばかり飲んでいては体が冷えてしまうので、夏の時期も身体が冷えないよう意識した生活を心掛けましょう。

    ⑧寝る向きで解消

    妊娠後期になると、仰向け寝は息苦しくなったり気分が悪くなることがありますので、横向きがおすすめなのですが、むくみには左側を下にして寝るのが効果的です。

    これは動脈と静脈に関係があります。体の左側には大動脈、右側には大静脈が走っています。静脈は動脈より弾力性がないため、妊婦さんが左側を上にして寝ると大きな子宮で大静脈が圧迫されてしまい、心臓に向かう血行が悪くなり、息苦しさを感じてしまうことがあります。

    また、静脈のそばを流れるリンパ管も圧迫されるので、手足から戻ってきたリンパ液の流れが阻害されて、むくみや静脈瘤の原因になることがあります。

    むくみを感じたら、左側を下にして寝てみましょう。

    いかがでしたでしょうか。

    今回は妊娠中に起こるむくみについてご紹介いたしました。

    妊娠中のむくみや産後のむくみは多くの妊婦さんが経験するトラブルですが、生理的なものとして特別問題のないものと、母体や赤ちゃんに影響を及ぼす病気のサインとして現れるものとを区別する必要があります。妊娠中は、生活の中にむくみ対策を取り入れつつ、もし心配なサインを見つけたときには必ず医師に相談してくださいね。

    今回の記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。

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