
挙式、披露宴、ハネムーン、新居の準備……結婚には何かとお金がかかるので少しでも費用を節約したいと考えるカップルも多いのではないでしょうか?
費用を節約するポイントはいろいろとありますが、中でも特に注目したいのが「結婚式場との値引き交渉」です。
結婚式というお祝い事に値引きなんてしても大丈夫?と思われるかもしれませんが、式場と契約を交わす際に値引き交渉することはNGとはされていません。むしろ積極的に値引き交渉をしなければ損をすることもありますので、躊躇せず式場側に希望を伝えてほしいと思います。
そこで今回は結婚式場との値引き交渉を円滑に進めるためのコツについてご紹介していきたいと思います。
これから式場選びをされるカップルのご参考となれば幸いです。
目次
1、結婚式費用の相場について
「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」の調べによると、挙式&披露宴にかかった平均総額は382.6万円と昨年に引き続き増加傾向にあることが明らかとなりました。
費用増加の背景には消費税が8%から10%に増税したことも大きな要因となっているようですが、ゲスト一人あたりにかかる費用が年々増加していることも理由として挙げられている様子。
ご祝儀を差し引いてもカップルの自己負担額は平均158.9万円と決してお安い金額ではないことがこの調査からみてもお分かりいただけると思います。
2、結婚式場の費用を賢く値引きする4つコツ
カップルが負担する結婚費用が非常に高額であることは前項のご説明の通りですが、ではこの負担金額を減らすためにできる工夫とは一体何なのか。それは結婚式場と契約する時の値引き交渉を活用することです。
結婚式場との値引き交渉を成功させるためにはいくつかのポイントを抑える必要があり、それを誤ってしまうと交渉に失敗してしまう恐れもあります。
それでは式場との値引き交渉を成功させる4つのコツについてご紹介していきましょう。
(1)交渉は契約前に行う
値引き交渉は式場と契約をする前に行うのが原則です。契約を交わしたということは「見積もり金額に合意した」という意味に受けとれるため、契約後に値引きしてほしい旨を伝えても応じてくれないケースがほとんどです。
逆に契約をする前であれば希望条件に沿う形で見積もり内容を訂正してくれることもあります。
契約前に値引きを成功させるポイントとしては、ほかの式場と迷っている、費用面で躊躇しているという素振りを担当者に見せること。
「値引き交渉に応じてくれるなら契約を前向きに進めてもいい」という姿勢を見せれば担当者も多少の無理に対応してくれるでしょう。
(2)ほかの式場からも見積もりをとって比較の材料にする
費用を抑えたいという気持ちはもっともですが、「とにかく安くしてほしい!」というような漠然とした希望を押し付けても式場側も対応に困惑してしまうことでしょう。
まずはブライダルフェアや結婚式場の見学会に参加して平均的な見積もり金額、サービスの違い、それぞれの式場が持つ特色などをリサーチして比較検討する材料をたくさん集めるようにしましょう。
比較する材料が揃えば交渉の切り札にもなりますし、その式場に足りないサービスやこうしてほしいといった具体的な要望も見えてくるようになります。
(3)式場が空いている日取りや時期を選ぶ
式場が空いている時に結婚式の予約を入れてくれることは相手にとっても有り難いこと。そのため、結婚式場が暇になるオフシーズンを視野に入れることは値引き交渉をする上でもかなり狙い目だと言えます。
シーズンに限らず平日や夕方のように結婚式を挙げる人が少ない日取りを選ぶようにするのも値引きを成功させるポイントです。
(4)オプションや持ち込み料を無料にしてもらう
結婚式の費用の中で意外に高くつくのがオプションや持ち込み料といった項目。
見積もりに目を通すと衣装・料理・演出などの金額が変動しやすい内容ばかりつい注目してしまいがちですが、オプションや持ち込むものが多ければ多いほど地味に費用がかさんで総額に影響するので、オプションを追加する、持ち込みが多くなる可能性があるという場合は契約前にこれらの項目を無料にしてもらえるよう打診してみましょう。
結婚式場との値引き交渉を成功させる4つのコツ まとめ
いかがでしたか?
結婚式にかかる費用は値引き交渉次第でうまく節約することができます。
契約後に初回見積もりよりはるかに高額な費用を請求されたカップルもいらっしゃいますが、一度きりの結婚式を悲しい思い出にしたくないという希望から泣き寝入りしてしまうケースもあるようです。
ふたりにとっていつまでも記憶に残る大切なイベント。だからこそ負担金額を明確にするという意味も含めて式場側とは契約前にしっかりと交渉するようにしましょう。
今回の記事が値引き交渉成功のご参考となれば幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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