
目次
挙式日・新郎新婦について
2015年9月21日 ハワイ パラダイスガーデン・クリスタルチャペル(旧パラダイスコーブ・クリスタルチャペル)にて挙式
2015年10月17日 ヒューリックホールにてパーティー
夫 F・Mさん(33歳)(挙式時)
妻 E・Tさん(27歳)(挙式時)
共通の趣味・ダンスが愛のキューピッド。信頼できる同志がやがて伴侶へ
お二人の出会いのきっかけは、お互いが趣味で通っていたサルサ教室。
ハッピーオーラ溢れるヘルシー美人の新婦Eさんは、幼少期からジャズやバレエを嗜み、サルサの魅力に虜になるに至るまでダンスとは深い縁のある人生だったそうです。一方、端正な美男の新郎Fさんも大学生時代に競技ダンス部に所属。
約2年間の教室仲間という関係を経て交際に至ったそうです。
「ダンスという同じ目標に向かって活動してきた彼への信頼は大きかったように思います。仲間としてお互いに素の部分も見せ合い、気心が知れていたので、自然な流れでお付き合いへと発展しました」(Eさん)
結婚を前提に2014年の秋から交際がスタートし、その2ヶ月後には新郎Fさんから電撃のサプライズプロポーズが決行されたそうです。
「年末に大阪のリッツカールトンに宿泊した際に、食事から帰ってきたらお部屋にたくさんの風船の装飾が施されていてびっくり!花束に婚約指輪にお手紙まで用意してくれていてとても嬉しかったです。雰囲気のいいBGMも流れていてすごいなと思いました(笑)」(Eさん)
Fさんはクリスマスプレゼントを装ってEさんの指輪のサイズをさりげなく聞き出し、お一人でたくさんのジュエリーショップ巡りに奔走してプロポーズの準備をされていたとか。そんなFさんがEさんのために選んだのが、カルティエの「バレリーナ」。Eさんのルーツであり、お二人を引き合わせたダンスにちなんだ指輪でした。こうしてお二人は晴れて婚約されたのでした。
挙式までのインタビューレポート
ゲストも楽しいリゾート婚でアクティビティも満喫
結婚が決まり、結婚式を挙げるにあたってお二人には明確なイメージがあったそうです。
「ホテルのチャペルで挙式をするというイメージがあまりわきませんでした。また、誰をどこまで呼ぶのかの線引きも難しいので、1次会の披露宴と2次会のパーティーを分けることにも抵抗がありました」(Eさん)
そこで、挙式はこじんまり、パーティーは派手に楽しくやろうという結論に至ったそうです。
挙式は、Fさんの会社の皆様の熱烈リクエストもあって、ハワイで挙げることに。
選んだのはオアフ島のリゾート地コオリナに位置するパラダイスガーデン・クリスタルチャペル(旧パラダイスコーブ・クリスタルチャペル)。ガラス張りのチャペルにはハワイの明るい日差しが降り注ぎ、目の前のオーシャンビューは壮観。広大なガーデンはリゾートウェディングならではの開放感に溢れ、ケーキカットや乾杯をゲストと楽しんだそうです。
参加者は親族5名を含む計12名と、海外挙式にしては大所帯。Fさんの上司や先輩、同僚の方々が数多く駆けつけてくださり、挙式以外の時間はゴルフを楽しむなど、リゾート婚らしいレジャーの楽しみも満喫されたそうです。
結婚パーティーまでのインタビューレポート
超個性的なエンターテイメント型パーティーでゲストのテンションも最高潮
「日本でのパーティーは、ゲストを楽しませたいという思いから、私たちにしかできないものにしたいと考えました」
そう話す新婦Eさんの強いこだわりのもと、他に例の無い超個性的なパーティーを計画することに。お二人らしいといえば、やはり「ダンス」は欠かせません。そこでお二人は、なんと結婚パーティーの会場をダンスホールにすることを思いついたのです。しかも、ゲストの人数は全部で160名と大規模。
しかし、この規格外のプランに通常のホテルや結婚式会場では対応が難しく、会場探しにも一苦労……。そんな時、強い味方となってくれたのがオリジナルウェディングをプロデュースする「クレイジーウェディング」の存在でした。
「私たちの思いやこだわりをヒアリングしてくださり、パーティーのコンセプトを提案してくださいました。さらに、コンセプトを体現する照明、音響、お花、食事のメニューに至るまでの空間設計までサポートしていただきました。やりたいことが全て叶えられたパーティーになり、大満足しています」(Eさん)
そんなお二人のパーティーのコンセプトは「ESPERANZA」。スペイン語で「希望」を意味します。ダンスで表現することを通して、お二人がお互いの希望であり続けるという意味がこめられているそうです。
もちろんパーティーでは新郎新婦が切れ味抜群のダンスを披露し、会場は大盛り上がりだったそうです。パーティーのアルバムには、しなやかな肢体で情熱的なダンスを繰り広げるお二人のベストショットが数多く収められています。Fさんの同僚は、見事なダンスで会場を湧かす新郎の普段会社では見られない新しい一面に随分驚かれていたそうです。
さらに、新郎新婦が会場のゲストにサルサをレクチャーするという参加型コンテンツも用意。迫力のダンスを見て楽しむだけでなく、参加者160名がダンスホールに出て実際にダンスに挑戦したのです。参加者が主役となって楽しめるコンテンツがある結婚式は珍しく、会場は興奮と熱気に包まれボルテージは最高潮へ。
新郎父のギターと新婦父のピアノのセッションも披露され、音楽とダンスに彩られた会は、大盛況のうちに幕を閉じました。
ゲストからは、「ディズニーランドに来たのかと思った」という声もあったとか。この言葉が全てを物語るように、こだわりぬいたお二人らしいパーティーはゲストから絶賛の嵐だったそうです。
「これから結婚式を挙げるご夫婦は、やってみたいことがあれば妥協せずに実現を目指すことを是非おすすめします!」と晴れ晴れとした笑顔で語るEさん。
「オリジナルの結婚式なので一般的な結婚式のような雛形が無く、パーティーに関わるあらゆる事項をコンセプトに従って自分たちで決めていかなければなりませんでした。前例が無いため、会の仕上がりが想像できずドキドキすることも。さらに、ダンスの練習もあるので大変でした(笑)。でも、私たちのために来てくださるゲストのために、とことんこだわって自分たちらしいパーティーを突き詰めて形にできたことで、お客様も喜んでくださり、やってよかったと心から感じています」(Eさん)
HOW MUCH?
- 予算 ハワイ 約150万円 国内パーティー 約750万円
- 招待客数 ハワイ 12名 国内パーティー 160名
こだわりのオーダーメイドの結婚式だけあり、国内パーティーのコストは相場よりもややお高め。会は1次会、2次会の枠を取り払った会費制のパーティーとし、御祝儀をいただいた親族のみに引出物を用意したそうです。
ダンスホールの雰囲気を決定づける照明や音響、装花など細かい項目も積み上げればかなりの額に達するものの、妥協はできなかったとか。
ドレスはハワイと国内兼用でオーダーメイドしたEさん。ダンスのご縁で昔からお付き合いのあった衣装の先生に格安で作っていただいたそうです。このドレス、2wayとなっており、ロング丈で挙式の荘厳な雰囲気にもマッチする一方、国内のパーティーではダンスでも披露できるようミニ丈に早変わりするという優れもの。ダンス関係者ならではの粋なはからいで、新婦の希望を全て満たしたスーパードレスが実現しました。
インタビュアーから一言
現在はかわいいお嬢様が生まれて幸せいっぱいのMご夫妻。お嬢様にもダンスを教えたいとおっしゃいます。将来お嬢様の結婚式には、家族全員で情熱のダンスをご披露されることを楽しみにしています。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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