
創和プロジェクトが運営する北海道札幌市の「ローズガーデンクライスト教会」は、牧師さんが在中する正式な教会です。
「流行や景気によって左右される商業用の教会ではなく、何百年先もこの地に残る結婚式場をつくりたい」との思いから2010年6月に献堂されました。
新郎新婦の誓いの場がなくなってしまうことのないようにとの願いが込められた教会は、流行り廃りに関係なく何百年後もこの地に残り、この先もずっと夫婦の愛と誓いを見守り続けていきます。
- 本物の教会で結婚式をしたい!
- 大きなステンドグラスのある荘厳な空間で、王道の結婚式をしたい!
- 写真映えする内装と景色の良いロケーションは外せない!
- ゲストと近い距離で触れ合う時間をたくさん設けたい!
- 落ち着いた雰囲気の中で結婚式をしたい!
ローズガーデンクライスト教会は、荘厳で厳粛な教会で「これぞ結婚式!」という結婚式をしたいと思っている新郎新婦にオススメの教会です。ローズガーデンクライスト教会での結婚式は王道でありながらも、ありきたりな式にならないよう配慮されています。その理由や結婚式への思いを、プランナーの遠藤さんに伺いました。
目次
1、圧巻のロケーションを独り占め!数百年後も残り続ける本物の教会
ローズガーデンクライスト教会は、自然豊かな伏見の丘に建つ白亜の教会です。この教会を支える石柱や石畳等の建築素材や館内にある数々の装飾品のほとんどが北イタリアのロンバルディア地方から輸入されたもので、本物の名にふさわしい重厚感が感じられます。
設置されているステンドグラスは全てイタリアのミラノの工房でつくられ輸入されたもの。それだけでなく、制作後にはミラノのステンドグラス職人がわざわざ日本に赴き、数ヶ月がかりでこちらに嵌め込んだそう。品物を輸入するだけではなく、設置まで本場の職人が行うという徹底ぶりなんです!
素敵なのは教会内部だけではありません。眼下に広がる札幌の街並みは息をのむほど雄大!特にテラスからの見晴らしは圧巻です。
街から離れ、穏やかでゆったりとした時間が流れるような穏やかな空気に包まれた教会では、日々の喧騒さえも忘れてしまいそう!
2、花嫁の理想が詰まった荘厳な大礼拝堂で行うオリジナルの挙式
「実は最近、牧師とスタッフで話し合って誓いのキスを最後にするように変えたんですよ。通常、誓いのキスは挙式の中盤に組み込まれていますが、最後のほうが圧倒的に印象に残る式になると思いませんか?」と遠藤さん。
ローズガーデンクライスト教会では、ひと組ひと組と徹底的に向き合い、ふたりの心に残り続ける式を提案してくれます。ときには牧師さんとスタッフが意見を交え「このほうが感動的な式になるのではないか」とアイデアを出し合い、場合によっては挙式の流れを変えることもあるそうです。
どこででもできる量産型の結婚式ではなく、愛をもって新郎新婦に向き合う姿勢を徹底していることが伝わってきます。
満足度の高い式にするためのこだわりはまだ他にも!
(1)聖歌隊による讃美歌のレクチャー
キリスト教にあまり馴染みのない日本では聞きなれないことですが、本来、讃美歌というのはゲストの皆様から新郎新婦へ贈られるプレゼントの歌。ローズガーデンクライスト教会では、ぜひゲストから新郎新婦へ讃美歌を歌っていただきたいと考えたそう。ただ、急にそう言われても歌えませんよね。
ですので、挙式前にゲストの皆様の前で聖歌隊が讃美歌を歌い、その意味を説明する時間を設けることにしたのだとか!実は讃美歌が始まるタイミングでは、ゲストの皆様だけでなく式場スタッフも全力で歌っているんですって!
※新型コロナの感染拡大が懸念されるうちは讃美歌を歌うのは聖歌隊のみとなります。それに伴い、讃美歌のレクチャーなども停止しているとのことです。
(2)母子室
クリスチャンが集う普通の教会でありながらも、結婚式も行えるように設備が整えられているローズガーデンクライスト教会には大礼拝堂の真横に防音設備の整った母子室を完備しています。中にはスピーカーが設置されているので、式の様子がリアルタイムで把握することができるようになっているのだそう。
お子様が泣いてしまうと、小さなお子様連れのゲストは式に集中することができません。ですが、防音性の高い母子室からなら落ち着いて参列することができます。小さなお子様連れのゲストの皆様からは非常にありがたがられる設備のひとつです。
(3)真紅のウエディングロード
15mの長さがあるウエディングロードは、ウエディングドレスの美しさが際立つように真紅にしたという経緯が。
創和プロジェクトが運営するドレスショップの衣装の中には「ローズガーデンクライスト教会の真紅のウエディングロードに合いそうだ」という理由で買い付けてきたものもあるそうです!
(4)祝福式
新郎新婦にお子様が生まれた後、お子様のご誕生をお祝いする祝福式を行ってもらえます。家族の絆が深まっていく傍に、いつも自分たちが愛を誓い合った教会の存在を感じることができるなんて素敵!
3、牧師さんから新郎新婦に向けて贈られるオリジナルメッセージに感動
実は結婚式を行うためだけに作られたチャペルでは、一般の外国人の方がアルバイトとして牧師役をつとめることも珍しいことではありません。
しかしローズガーデンクライスト教会は正式な教会なので、本物の牧師さんに式を進行してもらえます。挙式の最中、新郎新婦に向けて語られるオリジナルのメッセージは特別感がありますし、感動するシーンになること間違いなし!
また牧師さんだけでなく、牧師さんの奥さんの言葉もとても温かいので、励まされる新郎新婦さんはとても多いんですよ。
4、元々は新郎新婦の両親のために考案されたアフターセレモニー
ローズガーデンクライスト教会では、挙式後すぐにアフターセレモニーという時間がたっぷり設けられています。アフターセレモニーはゲストと近い距離で挙式の余韻を楽しむための自由時間なのですが、あまり聞き慣れない催しですよね。そこで、遠藤さんにアフターセレモニー誕生の経緯を伺いました。
テーブルを回ってゲストの皆様へご挨拶をしているうちに、せっかくのお料理が冷めてしまいます。せっかくのお子様の晴れ舞台、ご両親様にも温かいお料理を召し上がっていただきたい。
それならば挙式の後に時間を設け、そこでゲストの皆様へのご挨拶を行ってもらえば良いのではないかと考えました。このような思いから誕生したのがアフターセレモニーです。
元々は新郎新婦のご両親のために考案されたアフターセレモニーですが、ご両親のみならず新郎新婦をはじめゲストからもとても好評!
- ゲストとの写真は披露宴で撮ることが多くカラードレスの写真が多くなりがちですが、挙式後のアフターセレモニーでウエディングドレスでの写真をゲストと一緒に撮ることが出来たので良かった
- ゲスト同士で写真をたくさん撮れたのも嬉しかった etc
挙式中はもちろん、一旦披露宴が始まってしまうと、ゲストと写真を撮るタイミングをなかなか設けられないことも。しかし、アフターセレモニーがあればそのような心配はありません。
アフターセレモニーは、新郎新婦がひとまわり大きく成長し、よりたくましくなった姿を見せる親孝行の時間にもなっているんですね。
5、本物の教会ならではの気配りで新郎新婦の気持ちに寄り添う
2020年から続く新型コロナウイルスの影響により、結婚式の延期を余儀なくされた新郎新婦も多くいます。当然、ローズガーデンクライスト教会でも結婚式の延期をされた方がいらっしゃったそう。結婚式の延期は新郎新婦にとって、とても残念なこと。
しかし少しでも不安を和らげ希望を持ってもらうために、ローズガーデンクライスト教会では心の拠り所である教会らしいサポートを実施しました。その一例を、こちらでご紹介します。
2021年の5月4日に結婚式を行った新郎新婦のおふたり。元々は昨年、新婦様の誕生日を数日後に控えた8月10日に結婚式を予定していたのですが、新型コロナウイルスの影響を考慮して結婚式を延期なさることに。
「新郎様から楽しみにしていた結婚式の延期に新婦様はひどく肩を落とされていることと、そして結婚式当日にサプライズで渡す予定だった新婦様への誕生日プレゼント(ぬいぐるみにメッセージを集めた)をどうすべきかと新郎様からご相談を受けました。そのことがきっかけで結婚式当日まで続くサプライズをご提案しました」と遠藤さん。
まず今回の誕生日はサプライズでお祝いをしませんか?おふたりでPietra Serenaの特別なディナーを召し上がってください。そして、そこから”前を向いて”結婚式まで準備できるように毎月10本のひまわりの花束をプレゼントするというのはいかがでしょう?来年の結婚式当日には、ひまわりの花束がちょうど100本目になります。
おふたりの結婚式のテーマでもある”感謝”の花言葉を持つお花と合わせて、来年の結婚式当日に100本目を渡しましょう!
![]() ディナーは特別に貸切で営業。新郎さんはこの日のために手作りの招待状も用意したのだとか! | ![]() |
Pietra Serena(ピエトラ・セレーナ)は創和プロジェクトが運営する専用式場です。
結婚式があるとき以外はオープンしていませんが、たまたま「ローズガーデンクライスト教会で挙式をしたカップル向けにアニバーサリーディナーを楽しんでいただく日を設けてみてはどうだろうか」という案が社内で持ち上がっていたことを思い出した遠藤さんはすぐに上司に相談。
ぜひ協力したいとこちらの夫婦を元気付けるべくスタッフ総出でサプライズの準備に取り掛かりました。その甲斐あって、おふたりは第一号のお客様としてアニバーサリーディナーを楽しむことができたのです。
その後、無事に結婚式が執り行われ、100本目となるひまわりの花束を新郎さんから手渡された新婦さんの目には涙が!
「もしかしたらサプライズなのかなと、薄々気づいてはいたんですけど……」と満面の笑みを浮かべる新婦さん。一度きりで終わるサプライズ演出ではなく、結婚式まで数ヶ月にわたって続く演出のおかげで、夫婦の絆はきっとより一層強くなったに違いありません。
結婚式の延期というデメリットを逆手に取り、見事機転をきかせたサプライズを提案したプランニング力には脱帽。
自分たちのためにここまで親身になって考えてくれるなんて、考えただけでも胸が熱くなってきます!
6、編集後記
いわゆる商業用の教会では、結婚式後に関わりを持つことはほとんどなくなってしますが、「ローズガーデンクライスト教会」では、子どもが産まれたときの祝福式やシーズンごとのイベントなど結婚後のおふたりのためのフォローアップもしています。
結婚式をして終わりではなく、結婚式こそがおふたりのスタート地点。
「いつでも帰ってこれる安心感」は、正式な教会だからこそ感じられる醍醐味だといえそうです。「夫婦にとって、いつでも帰ってこれる心の拠り所のような場所となるように」という温かな想いがたくさん詰まった式場だと感じました。
正式な教会で挙げる本物のキリスト教式。本物志向の花嫁さんはぜひ、ローズガーデンクライスト教会での挙式を検討してみてはいかがでしょうか。
ローズガーデンクライスト教会の概要についておさらいしたい!という方はこちらの記事もご覧ください。
7、式場情報
住所:北海道札幌市中央区伏見3丁目22-50
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」下車、円山公園駅バスターミナルよりJRバスへ乗り換え、JRバス「慈恵会前」停留所下車、徒歩約10分
※円山公園駅より無料送迎バスの定期運行あり
定休日:水曜日
公式HP:ローズガーデンクライスト教会

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