
多くの妊婦さんが経験するつわりですが、いつごろから始まりいつ頃終わるのかご存知ですか?
つわりが始まると様々な体の不調が起こり、いつ終わるんだろうと不安になってしまうこともありますよね。
今回はつわりが起こる原因や、つわりが始まってから終わるまでの平均的な期間などをご紹介します。
目次
1、そもそもの原因は? つわりはなぜ起こるのか
体の不調で妊婦さんを悩ませるつわりですが、実はつわりになるメカニズムはまだ解明されていません。
妊娠初期の頃につわりが始まるので、妊娠による変化が原因ではないかと言われています。
妊娠が成立するとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)が増加します。
それらのホルモンの影響を受けてつわりになるのではないかという説があります。
2、つわりはいつから始まっていつまで続くの?
(1)つわりの始まる次期
つわりの始まる時期は平均では5~6週ごろからです。
早い人は4週でつわりが始まることもあります。
妊娠週数は最終の生理開始日を0週0日と数えます。
4週は生理予定日前後に当たる方が多いので、生理前に起こる不調(PMS)かなと思っていたらつわりだったり、いつもと違った具合悪さを感じて妊娠に気付く人もいます。
(2)つわりが治まる次期
つわりが治まる時期も個人差がありますが、平均では12~16週ごろに治まります。
1カ月半から3カ月ほどつわりが続く人が多いようです。
16週ごろは胎盤が完成するため、つわりの原因という説のあるホルモンバランスが安定し、つわりが治まるといわれています。
しかし、まれに妊娠後期までつわりが続く人もいます。
3、つわりのピークはいつ頃?
平均では8~11週ごろつわりがピークになることが多いようです。
ピークを迎えるとつわりが始まったころよりきついので不安になってしまうかもしれませんが、少しずつ治まってきますので無理をせずに回復を待ちましょう。
4、つわりがまったくない人もいる!?
つわりの種類や辛さには個人差がありますが、中には気にならない程度の胸のむかつきだけの人や、つわりがまったくなかったという人もいます。
また、つわりは初産の妊婦さんの方がなりやすいので、2人目以降の妊娠ではつわりにならない場合もありますよ。
5、つわりが辛いときの対処法を教えて!
妊娠をすると赤ちゃんの為にバランスよく食事を摂りたいものですが、つわりが辛くて食べられないこともあります。
そんな時は自分がこれなら食べられるというものを食べましょう。
人によっては夜なら割と食べられるなど、時間によってつわりの辛さが変化する人もいますので、自分が今なら食べられそうだと思ったら時間を気にせず食べてしまってもかまいません。
可能であれば空腹を感じないようにこまめに食事を摂ると吐き気を感じにくくなりますよ。
特に起床時は吐き気を感じやすいので、枕元に水とすぐに食べることができるようなものを準備しておくといいでしょう。
食べることも大切ですが水分補給もちゃんとしなくてはいけません。
飲み物を飲むのも辛いという人は氷をなめたり、ゼリーや水分の多い生野菜などを摂りましょう。
つわりが辛いときは無理をせずに体を休めることが大切です。
また、なにかに熱中するとつわりの辛さを紛らわすことができるので、妊婦でもできる趣味を作ることも効果的です。
まとめ
つわりは妊娠を喜ぶ暇もなくあらわれます。
辛く苦しいつわりですが、赤ちゃんがお腹の中に来てくれたから起きていることなのです。
つわりがなかなか治まらなくても産後まで続くことはないので、家族や身の回りの人に助けてもらったり、辛いときは無理をせずしっかり休んで過ごしましょう。
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