
結婚が決まると、どんなウェディングドレスにしようかと悩まれる新婦さんは多いでしょう。
その時代ごとにファッションの流行は変化しますが、時代が移り変わっても廃れないデザインも存在します。ウェディングドレスの場合で言えば、エンパイアドレスがそれにあたります。流行に左右されることなく計算され尽くしたデザインのヴィンテージドレスは、時代を超えてなお美しく、現在に蘇ることで新しさすら感じさせます。
今回は、ヴィンテージウェディングドレスの中から、今着てもレトロで可愛いデザインのドレス画像をご紹介しましょう。
1、ヴィンテージウェディングドレスとは
ヴィンテージとは一般的に「古着」のこと。特にブライダル業界では、1950年代〜1970年代に制作されたものをヴィンテージウェディングドレスと呼んでおり、現代では再現が困難とされている細かい手刺繍やレースなどを使って一つ一つ手作業で丁寧に制作された貴重なものです。
2、ヴィンテージウェディングドレスのタイプ
ここ数年、ウェディングドレスのトレンドは、袖のないビスチェタイプやデコルテがスッキリと見えるワンショルダータイプなどのノースリーブか、袖があっても短めのものが多くなっています。
しかし親世代の頃のウェディングドレスは、現代ほど首回りの露出がないデザインが主流で、着用するドレスのタイプも、以下の3つに分類されることが多かったようです。
(1)エンパイアラインのウェディングドレス
エンパイアラインのドレスとは、バスト下にスカートと身頃の切り替えしがあるドレスのこと。ウエスト位置が高いので足が長く見えるというメリットがあります。またお腹周りがゆったりとしているので、マタニティードレスとしてもおすすめです。
(2)シックなレースがあしらわれたウェディングドレス
いわゆるハイネックのウェディングドレスのこと。大胆にデコルテを見せるウェディングドレスも素敵ですが、ネックラインまで綺麗な刺繍やレースが入っていると、品良くまとまります。
(3)パフスリーブのウェディングドレス
出典:http://www.weddinginspirasi.com/
ふんわりとしたバルーン袖(パフスリーブ)のウェディングドレスも昔から親しまれてきたヴィンテージドレス。甘くて可愛い雰囲気を出したい方におすすめです。
このようにドレスの形、袖、ネックラインなど現代とは少しテイストが違ったデザインのものや、現代では再現が難しい繊細な刺繍やレースがあしらわれた一点物のドレスも制作されていました。
出典:http://media-cache-ec0.pinimg.com/
また、現代のように半袖やノースリーブではなく、ロングスリーブのものが主流であったことも特徴の一つです。
3、トレンドと逆行するおしゃれもアリ!レトロ可愛いヴィンテージウェディングドレス画像まとめ
(1)胸下からの切り返しが可愛いエンパイアウェディングドレス
出典:http://top-wedding.jp/bland_jill.html
(2)きちんと感を出したい人におすすめ!ネックラインまで美しいウェディングドレス
出典:http://www.weddingdresstrend.org/
(3)まるで白雪姫のよう!パフスリーブがレトロで可愛いウェディングドレス
①半袖のパフスリーブドレス
②ロング+パフスリーブのドレス
出典:http://barbara.shop-pro.jp/
(4)清楚で可憐に!ロングスリーブが美しいウェディングドレス
(5)ヴィンテージでありながらミニ丈でトレンドを感じさせるウェディングドレス
出典:http://www.confettidaydreams.com/
(6)アンティークで甘い雰囲気が可愛い!バコダスリーブのウェディングドレス
まとめ
ここ数年のウェディングドレスのトレンドは、ノースリーブのものや、袖があっても短めのものが多くなっています。
しかし、昭和の初め頃は首回りの露出がないデザインが主流でした。「人とはちょっと違ったドレスを着てみたい!」という新婦さんや、「母が着ていたようなウェディングドレスを自分も着たい!」という新婦さんは是非ヴィンテージウェディングドレスを一度試着されてみてはいかがでしょうか。
今回の記事がお二人の結婚式のご参考になれば幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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