
結婚式の日取りを、「自分たち二人の予定が空いているから」なんて理由で選ぼうとしていませんか?
結婚式には両家の親族を始め、老若男女様々なゲストがいらっしゃるからこそ、日取りを決める際には注意しておきたいポイントがいくつかあります。
そこで今回は、結婚式の日取りを決定する際に知っておきたい4つのことをご紹介します。
目次
1.人気のお日取りは?
出典 http://www.unitedwithlove.com
ゼクシィ結婚トレンド調査2019の調査によると、結婚式を実施した月で最も多かった月の全国平均は、11月が14%と最も高く、10月が11%、5月が10%という結果になったそうです。
続いて結婚式を実施した曜日を調査した結果、土曜日が49%と最も高く、日曜日が32%と続き、月曜日から木曜日までの平日が6%という結果になりました。
この結果からもわかるように、11月と10月は気候が寒すぎず安定しているという理由から結婚式を行う月として人気が高いようです。
また、より降水量の平均値が少ない11月の土日・祝日は、1年の中でも最も人気のある日取りであるため、1年以上前から予約が埋まっているということもあるようです。
一方で、あまり人気のないシーズンは、夏と冬。
暑い夏は汗をかきやすいため化粧が崩れやすく、寒い冬には大雪が降ってしまった場合などに交通機関が麻痺してしまい結婚式場にたどり着けないなどのデメリットも考えられます。
また、結婚式場の費用は日取りによっても異なり、人気のある月や曜日は高くなり、逆に人気のない月や曜日そして仏滅は安くなる傾向があります。
結婚式のオフシーズンについては「結婚式のオフシーズンはいつ?結婚式の費用を節約する方法」で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
2.結婚式の日取りを決定する際に知っておきたい4つのこと
ここでは、結婚式の日取りを決定する際に知っておきたい4つのことをご紹介していきます。
(1)お盆や年末年始などの「連休」はなるべく避ける
結婚式に招待したいゲストの方々が旅行の予定などを入れる可能性の高い連休やお盆、帰省などで世間一般が忙しい年末年始は避けましょう。
その時期は飛行機や新幹線の座席が混雑し、予約が取りづらい上にハイシーズンとあって料金も高めに設定されています。
遠方からお越し頂くゲストの場合には、交通費に加え宿泊代もかかるため、世の中の動きに合わせた日取りと、ゲストへの配慮が必要です。
(2) 朝早い時間や遅い時間は避ける
遠方からお越しいただくゲストがいる場合には、結婚式を行う時間帯にも配慮が必要です。
着付けやヘアメイクをお願いする予定のゲストにとっても、時間外の早朝予約で美容院へ行くのは費用、労力ともに大変ですし、夕方から夜にかけて始まる結婚式は、小さな子供のいるゲストにとって家を空けにくい時間帯です。
結婚式場との調整も必要ですが、ゲストに配慮した時間設定を心がけるようにしましょう。
(3) 真夏、真冬は避けた方がベター
出典 http://www.theperfectpalette.com
真夏や真冬は季節柄、結婚式の演出などに制限が出てくるので注意しましょう。
室内での結婚式、披露宴のみであればまだしも、チャペルの外でのフラワーシャワーや、披露宴会場にあるお庭で撮影をするなど、屋外での演出を考えている場合は、避けた方がよい季節と言えます。
夏は汗でドレスがシミになったり、メイクが崩れたりしてせっかくの花嫁姿が台無しですし、冬は薄着のドレス姿のまま寒さに耐えなければなりません。
また、地域によっては台風や豪雪などに見舞われ、交通機関が麻痺してしまうということも考えられるため、新郎新婦はもちろんのこと、ゲストの方々にとっても避けたい季節と言えます。
そのため、なるべく天候に左右されることが少ない季節を選ぶことをおすすめします。
(4) 六輝(六曜)を考慮して日取りを決める
六輝とは、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順で巡っていく、中国の暦に記載される日時、方位などの吉凶のことです。
その中でも結婚式を行う日取りとして、六輝の中で最も吉日とされている「大安」と、昼は凶だけど朝・夕方・夜は吉と考えられている「友引」が相応しいとされています。
最近は以前ほど六輝を気にする人は少なくなり、仏滅でも結婚式を行うカップルが増えてきています。
しかし、年配者の中には縁起を重んじる方も多いので、両家のご両親に相談をしておくと安心です。
まとめ
いかがでしたか。今回は、結婚式の一人を決定する際に知っておきたい4つのことについてご紹介しました。結婚式の日取りは新郎新婦お二人の希望だけではなくゲストに配慮した日を選ぶこともおもてなしの一つです。今回の記事が、結婚式の日取りを決定する際の参考になれば幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
COMMENT
コメント
この記事に関するコメントはこちらからどうぞ
コメントはこちらからどうぞ