「結納品」完全マニュアル【準備方法・地域別の形式・種類・結納当日の流れ】

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結納に必要なものは結納金だけじゃないって知っていますか?

結納には、結納金の他に【結納品】を用意する必要があります。

結納品って何?どんなものを用意するの?という方のために、結納品の準備から当日の流れまですべてご紹介します。

1、結納品には何を準備すればいい?

(1)男性側・女性側で揃えるものが異なる?

結納品は男性側と女性側で用意するものが異なります。

結婚記念品など数日で用意するのはなかなか難しいので、結納の1ヶ月前には用意しておきましょう。

(2)結納に向けてそろえる品物 【男性側】

男性側は【結納品】と【結婚記念品】を用意します。

結納品は関東と関西で揃えるものの品数や品目が違ってきますので、前もって両家で話し合っておきましょう。

結婚記念品はけ婚約指輪を贈ることが多いですが、時計やピアス、ネックレスなどでも大丈夫です。

(3)結納に向けてそろえる品物 【女性側】

女性側は【結納返し】と【結婚記念品】を用意します。

結納返しは結納品と現金を用意しますが、結納返しの習慣自体がない地域もありますので、前もって両家で話し合っておきましょう。

また略式結納の場合は、家電や腕時計などの品物を贈る場合もあります。

2、結納品の準備方法


結納品は結納品の専門店やブライダルサロンや百貨店、またはインターネットでの購入が可能です。

専門店など店頭で購入する場合は、スタッフに相談しながら購入することができるので、不安がある人も安心して購入することができます。

お店に行くことができずインターネットで購入する場合は、問い合わせ番号に連絡して電話で相談してから購入するのがいいでしょう。

自分たちで用意するより料金は高くなりますが、ホテルや結婚式場の結納パックを使えば結納品や飾り付けなど用意をしてくれますし、介添人が当日もサポートしてくれます。

3、事前に要確認! 地域別・結納品の形式

(1)両家の認識違いをなくすために

新郎新婦が同郷であるのであればあまり両家の結納に対する認識の違いはないと思いますが、出身地が違う場合は注意が必要です。

両家で結納に対しての認識が違っていないか、また違っている場合にはどのようにするのかなどを話し合っておく必要があります。

(2)関東式、関西式、その他地域の違い

①関東式

関東式は関西式に比べてやや質素になります。

結納品は新郎側・新婦側共に同格のものを用意します。
1つの白木台にまとめて品物を置くのも関東式の飾り方です。

②関西式

関西式は関東式に比べて派手な飾り付けになります。

1つ1つの結納品を豪華に飾り付けて、1つずつ結納台に置きます。
関東式とは違い、目録を品数に数えないことも注意が必要です。

③九州地方

九州は結納のしきたりや伝統を重んじる地域です。

結納の前に【久喜茶】【寿美酒】と呼ばれる、お茶・お酒・鯛などの現物を持参する習慣があります。

結納の際も結納品の品数は9点もしくは11点にすることが多く、飾り付けも豪華です。

④名古屋地方

結納の前に【きめ酒】【とっくりころがし】と呼ばれる、お酒・肴を現物で持参する習慣があります。

名古屋は派手婚というイメージが強いのですが、結納を豪華で盛大にやるということは特になく、品数も7点が一般的です。

(3)金額の全国平均

結納品の全国平均額は16.9万円ですが、品質や品数によって値段は大きく変わってきます。

関西式ですと飾り付けも豪華になるので、金額も高くなります。

4、どんな願いが? 各結納品の種類と意味

(1)結納品ってどんな物?

結納品は品物それぞれに願いが込められた縁起物を揃えます。

その品々に込められた願いを知っていれば、当日その願いを心に刻みながら、ずっと記憶に残る結納が行えます。

(2)数ある結納の品々に込められた願いや意味

①家内喜多留(やなぎだる)または柳樽(やなぎたる)

本来は柳の木でできた酒樽のことで、「我が家に喜び事が多く集まり、いつまでも続きますように」と願いが込められた贈り物です。
鶴と亀の装飾がされた物を対で送るのが一般的です。

②金法包み(きんぽうづつみ)または小袖料(こそでりょう)

結納金を包んだもので、昔は結納金ではなく着物の小袖を送っていたので「小袖料」とよばれています。

③結美和(ゆびわ)

婚約指輪を縁起のいい当て字にしたものです。

④友白髪(ともしらが)

白い麻糸の束の贈り物です。
麻糸は切れにくいのが特徴なため、長寿の願いと新郎新婦の二人が末永く強い絆で結ばれるようにと願いが込められた贈り物です。

⑤末広(すえひろ)

純白の扇子の贈りものです。
純真無垢や潔白を表す純白と扇子の末広がりの形に、「一家が末永く栄えますように」と願いが込められた贈り物です。

⑥熨斗(のし)

鮑(アワビ)を伸ばして乾燥させた贈り物です。
不老長寿の願いが込められています。

⑦寿留女(するめ)

するめは昔から祝辞の際には必ず用いられていた贈り物で、日持ちすることから、「変わらず末永く幸せに」という願いが込められています。

また噛むほどに味が出ることから「味のある仲睦まじい夫婦になるように」という願いも込められています。

⑧子生婦(こんぶ)

昆布の生命力と繁殖力から「子宝に恵まれますように」と、子孫繁栄の願いが込められた贈り物です。

⑨高砂(たかさご)

翁と姥の2体の人形で、「白髪になるまで仲睦まじく」という願いが込められています。

⑩松魚料(しょうぎょりょう)

昔は現物の魚を贈っていましたが、現代ではお食事代の肴料として用意します。

⑪勝男武士(かつおぶし)

鰹節は武士が出陣する際に、武運を祈り贈られていたことから、たくましい男性を象徴する贈り物とされています。

⑫目録(もくろく)

結納品の内容を書いたものです。
関西式では目録は品数に数えません。

5、結納品に関する結納当日の流れ

(1)結納品を飾る

結納品の飾り方にも地方によって変わってきます。
どのように飾るかは事前に決めておきましょう。

結納品は仲人がある場合は仲人が飾ります。
仲人がない場合には結納品は男性側、結納返しは女性側が飾り付けをしましょう。

女性側は男性側の到着前に飾り付けを終え、仲人や男性側が飾り付けをする際には女性側は席を外し別室で待機をします。

(2)結納品の飾り方は?

本来は床の間の前に飾りますが、和室に十分なスペースがない場合は床の間の上に飾ることもあります。

飾るときには毛せんを敷いて、その上に飾り付けをします。
結納返しがある場合は男性側の結納品を上座に置き、女性側の結納返しを下座に置きます。

結納返しがない場合は床の間の中央に結納品を飾りましょう。

(3)結納品を渡す

結納品を渡すのは男性側の母親が行います。
男性側の母親が結納品と家族書を載せた片木盆(へきぼん)を女性本人の前に運び、軽く礼をして席へと戻り、男性側の父親が口上を述べます。

女性側は受け取った目録に目を通し、女性本人がお礼の口上を述べます。
女性側の母親が結納品を飾り台に運び、受書を男性本人か男性側の父親に渡します。

(4)結納返しを渡す

結納返しがある場合は、女性側の母親が結納返しと家族書を男性の前まで運び軽く礼をして席へと戻り、女性側の父親が口上を述べます。

男性側は受け取った目録に目を通し、男性本人がお礼の口上を述べます。

男性側の母親が結納品を飾り台に運び、受書を女性本人か女性側の父親に渡します。
男性の父親が、結びの挨拶をしたら終了となります。

まとめ

伝統やしきたりや日本古来の文化と聞くと、用意も当日のマナーもちゃんとできているのか不安になりますよね。

しかし結納はお互いの地域の違いなどをちゃんと話し合って事前に決めておきさえすれば、当日の挨拶や口上、マナーなどは覚えてしまえば難しいことはありません。

ただ、地域差が大きいので、事前に相手の地域ではどんな結納品を用意する習慣があるのかなどを知っておきましょう。

結納品の願いの意味も知って、思い出に残る有意義な結納にしたいですね。

「HOW TO MARRY」編集部です。

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