子育てって、外で仕事をするのとは勝手が全く違いますよね。自分のための時間を持つどころか、家事ややっておきたいことが思い通りにできないなんてしょっちゅう。気がつけば1日が終わっている、なんてこともあるのではないでしょうか。
そんなことが続くと、もっとおおらかに子育てしたい、楽しみたいと思っていても、イライラしたり、そんな自分が嫌になったりと、子育て中のママの悩みは尽きないものです。だからこそ、自分のための時間、息抜き、リフレッシュって大切です。世の中のママ達はどんな風にして息抜きしているのでしょうか? 気になりますよね。そこでこの記事では、今どきのママ達のリフレッシュ、自分の時間作り方などご紹介していきます。
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目次
1、息抜きテクニック 家族やプロに協力してもらう
最近は「ワンオペ育児」という言葉があるくらいママ一人が子育てをしているご家庭は非常に多いようです。それだけに、時には誰かに預けて一人の時間をることがママにとって良いリフレッシュになります。
(1)休日、ご主人に預けて外出してみる
休日とはいえ外で働いているご主人に預けて、というと罪悪感を持たれる人もいるかもしれません。また、一般的に男性が持つ育児のイメージと実際のところはかなりの差異があります。
普段育児に参加していない場合だと、外での仕事や単純な家事と育児は全く勝手が違うということが実感されにくいのではないでしょうか? これは体験してみないと分からないことでもあります。
パパを信頼して預けることで、子育ての大変さや歓びも共有することができるものです。
パパはママよりも子どもと接している時間も少ないことが殆どですから、少しずつ慣れていけるようにママの方から仕向けてあげると良いですね。
慣れないうちは、
- 子どもがお昼寝をしている間に預ける
- 子どもの機嫌が良い時を見計らって預ける
- ベビーカーに乗せてお散歩に
など時間も短めでさほど手のかからないところから預けてみると、心配も少なくて良いのではないでしょうか。一緒に遊んだりできるようになったら、上記の時間プラスで預けてみるなど時間を延ばしていけそうですね。
(2)家族を頼る
ご主人以外の家族にお願いするという方法もあります。
お子さんにとってのおじいちゃん、おばあちゃんに預けることが多いのではないでしょうか? ご家庭ごとに事情はいろいろだと思いますが、近くにお住まいで、例えば2〜3時間位からならお願いもしやすいかもしれません。
ここで大切なのは、ママであるあなただけがリフレッシュするということだけではなくて、祖父母にとってもメリットがある形にしてあげることです。
普段からお子さんと一緒におじいちゃん、おばあちゃんの間にコミュニケーションがあるとお願いしやすいですね。また預かってもらった際の「ありがとう。いつも助かっています」というお礼の一言や、ささやかでも差し入れ等の形になった感謝も毎回ではなくてもあるとより良いかもしれません。
(3)預ける
家族以外に人や施設に子どもを一時的に預かってもらうという方法もあります。「働いていないのに」と罪悪感を持ってしまったり、始めは知らない人に預けるわけですから、かなりの勇気を必要とする人も多いようです。
最初は勇気が必要ですが、実はプロにお任せすることでかえって安心して自分の用事を済ませて、息抜きすることもできるというメリットもあります。また家族やママ友以外の人と子育てについて話をする機会を持つことができますので、育児に関する知識や意識も広げることができます。
こちらの立命館大学の調査でも、「一時保育の利用はママにも子どもにも良い影響を与える」ということが報告されています。
参考)http://www.ritsumeihuman.com/uploads/publication/ningen_07/013-24matsuoka.pdf#search=%27%E4%B8%80%E6%99%82%E9%A0%90%E3%81%8B%E3%82%8A+%E5%88%A9%E7%94%A8%E7%8E%87%27
①自治体の一時保育
今では、ほとんどの自治体で「一時保育」「保育ママ」などの名称でとりくまれています。
利用回数や時間に制限を設けているところが多いですが、冠婚葬祭やヘアサロンに行ったり買い物などの用事だけでなく、単にリフレッシュという理由で預かってもらうことももちろん可能です。利用料金も高くありません。お住まいの自治体のHP等をチェックしてみてください。
②ベイビーシッターサービス
少し費用がかさみますがベイビーシッターにお願いするという方法もあります。
こちらもはじめは不安に感じる人も多いかもしれません。信頼できるママ友や知り合いの方などからの情報や紹介が良いかもしれませんね。
また、全国保育サービス協会のようなしっかりとした機関に問い合わせてみるのもおすすめです。
http://acsa.jp/
(4)預けている間にワンオペ準備
お子さんを預けている間に、外出して自分のしたいことをする、リフレッシュするというももちろんですが、逆に溜まっている家事をしたり、食事の作り置き、おかずのストックを用意しておくなどして、日常のワンオペ育児に備えておくというのも一つの方法です。普段がワンオペ育児で、それがもっと楽になるならその方がずっと子育てのストレスも軽減されますね。
また、誰かに預かってもらっている、ということがどうしても罪悪感になりやすいタイプの人も、子どもがいてはやりにくい家事をするという理由があれば、預けることへの罪悪感が軽減されやすいかもしれません。
2 預けられない時は
お子さんを誰かに預けられない時でも、息抜きできることはいろいろあります。
(1)お昼寝している間に
午前中にしっかり体を動かせるようにしてあげると、午後はお昼寝しやすくなります。まとまって寝てくれると、よりその間にリフレッシュできますね。
- ベビーカーに寝かせてカフェで一息
- チャイルドシートに寝かせてドライブ
- スマホやテレビで好きな番組を観る
- 特別なおやつを食べる
- ネイルや特別なスキンケア等をする
- 思い切って一緒に昼寝してしまう
(2)お子さんと一緒に
お子さんと一緒に楽しくできることをするのも、一人になれなくてもリフレッシュできるものです。
- 簡単なおにぎりでピクニックランチ
- 散歩を楽しむ(日光浴はリラックスに有効です)
- 思い切って一緒になって遊んでしまう!
(3)家事、育児の手間の見直し
小さいお子さんがいることで安全面、衛生面など気を使うことも多いものですが、家事にはどうしてもしなくてはいけないことと、そうでもないことがあります。
今までは当たり前にやってきていたことも、実はそこまでしなくてもよかった・・なんてこともあるかもしれません。例えば食事も全てが手作りである必要はないはずです。真面目な人ほどちゃんとしようとして家事や育児の手間を増やしてしがいがちです。ぜひこの機会に見直してみましょう。
3、息抜きは罪? あり? 今どきの子育ての違い
(1)息抜きや手抜きが大切なわけ
子育て中のママ、特に一人目のお子さんの場合、子どもを手元から離すこと、誰かに預けることに対して、抵抗感や罪悪感を持つ人は多いものです。
ですが、よくお子さんを観察してみてください。ママが不機嫌なとき、イライラ、ストレスが貯まっている時ほどお子さんも機嫌が悪かったり、体調を崩したりしませんか? 子どもは親の気分を敏感に感じ取りそれに反応しているものです。特に小さいお子さんは言葉で伝えることができませんから、体に反応を起こしやすいのです。子どもにとって一番身近な存在である母親が機嫌良くいてくれることが、実は子どもにとってもとても大事なことです。
だからこそ、ママが気分良く日常を送れることが大切。だからこそそリフレッシュすることや、時には手抜きをすることが大切なのです。
(2)昔と今の子育ての違い
ちょっと前まで、子どもは地域で育てるというのが当たり前でした。例えば長屋で生まれた子なら、その長屋のみんなで育てていましたし、近所には優しいおばあちゃんや叱ってくれるおじさんがいたりして、他人であっても家族同様に干渉し、愛情を注いでくれたわけです。
今は核家族化がすすみ、子育ては各家庭内のこととなっています。ですが、子どもたちは皆いつか社会に出ていきます。今は家庭にいたとしても、生まれて来た子はみな社会の子でもあるのです。そういう意味では子育ては両親、特にママが中心でしていくことが多いとはいえ、多くの人に子どもを育てもらうという視点、意識が必要でのではないでしょうか?
いつか社会に出て子どもをたった一人で育てるというのは無理がある話でもあり、また、周りの理解なくして子育てはできないものです。そのためにも気持ちよく協力してもらうための知恵や工夫が大切と言えます。
4、息抜きの前後のコミュニケーション
お子さんを預ける前はもちろん、預けた後のコミュニケーションもとても大切ですね。
(1)お子さんと
ママ以外の人と一緒にいることに最初は不安になることもあるかもしれませんが、慣れてくるとお子さんの大きな自信にも繋がり積極性が出たり、発達が進んだりとよい面もたくさんあります。
また普段のコミュニケーションの中で、子どもに自信を持たせてあげられるようにしてあげると、誰かに預けられることへのハードルも下がっていくかもしれません。預けられ始めの頃、帰宅すると緊張も揺るんで、いつもよりも甘えん坊になりやすいものです。そこは厳しく対処するのではなく、少しの甘えは許してあげましょう。
そして、ママが機嫌良く、笑顔で迎えに行くことが大切です。親の心からの笑顔は子ども自身も「自分がママをご機嫌してあげた、幸せにしてあげた」と自信に繋がります。
(2)ご主人と
先にも少し書きましたが、パパはママよりも子育てについて、またお子さん自身について知らないことの方がほとんどです。ママしか知らないこと、出来ないこともあるでしょう。最初のうちは必要なことはメモにして渡したり、ある程度準備しておいてあげるとパパもハードルが下がって引き受けやすいですね。
慣れたたら、だんだんとパパにお任せします。という信頼を寄せてあげることも大切です。心配ばかりして預けられるよりも、信頼された方が任された方も気分良くできるものです。
もし何か失敗や気に入らないことがあっとしても、命や子どもの危険に関わることでない限りは出来るだけ許してあげることも必要です。
できなかったことをあれこれ言うのではなく、まずはリフレッシュに協力してくれたことに心から感謝をすること。そして、お子さんとのコミュニケーション同様、笑顔で出かけて、笑顔で信頼と感謝を伝えてあげてくださいね。そうすることで「こんなに喜んでくれるならまたこんな機会を作ってあげたい!」とパパからママにリフレッシュの提案をしてくれるようになるかもしれませんね。
(3)ご家族と
おじいちゃん、おばあちゃんにお子さんをお願いする場合は、ママの親、パパの親で気の使い方も違ってくると思われます。ご家庭の事情に合わせてということになりますが、ご自分の親にお願いした場合、ついつい細かなことを要求したり、注意しがちになるものです。
お子さんがおじいちゃんおばあちゃんと楽しく過ごせること、おじいちゃん、おばあちゃんが孫と楽しく過ごせたら良しとしておくのが良いかもしれません。
そして、こちらもお子さんとのコミュニケーション同様、笑顔で出かけて、笑顔でお礼を。しっかりと信頼と感謝を伝えましょう。
5、心に余裕をもった子育てで自分と子どもの心を育てる
子育て真っ最中の人なら、ましてや初めてのお子さんであればなおさら、子どもから少し離れて息抜きをするということにちょっとした罪悪感や「この子を育てるのは私なんだから」と強い責任感を感じ、そのために必死になりすぎてしまったことはあるのではないかと思います。
振り返ってみて欲しいのですが、その時、あなたの心には余裕があったでしょうか? そして、そんな時のお子さんの様子はどうだったでしょうか? お子さんも何だか必死になったり、怒りぽかったり、いつもの様子とは違っていませんでしたか? 逆に親が良い気分で何かを頑張っている、楽しんでいる時は、お子さんも前向きに何かに取り組んでいたり、機嫌が良かったりしませんでしたか?
一度は聞かれたことがあると思いますが、子どもは親の気分、機嫌を敏感に察知して反応しています。そして、その根底にある親の気持ち、思い込みも受け取っているのです。あなたにとっての当たり前がお子さんに伝染しているということです。
ですから、頑張ることは決して悪いことではありませんが、どんな気持ちで頑張っているか、というのが実はとても大切なのです。
小さい頃はなおのことですが、ママが機嫌良い、楽しそうというのは、子どもに安心感を与えます。子どもが安心感の中で育つことは、とても大切な要素であることは誰にでも共感できることではないでしょうか。
だからこそ、ママに気持ちの余裕があることが、大切になってきます。
まとめ
いかがでしたか?
お子さんを元気に健やかに育てたい、というのはどんな親でもある望みです。そして、そのためには親に気持ちの余裕があることがとても大切。この記事が、ママが上手に息抜きをして、親も子も楽しく過ごせる、そんなヒントになってくれれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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