結婚式会場を飾り付けするのにお花は欠かせないアイテムですよね。来ていただいたゲストにも祝福していただけるように豪華に見せたいものです。
今回は装花の相場や旬のお花、飾り付けするデザイン例をご紹介していきます。ご参考にしていただければ幸いです。
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目次
目次
1、結婚式で装花する場所と費用の相場について
2、結婚式での装花の見積もりのチェックポイント
3、結婚式の装花の費用を節約する方法
4、結婚式の装花としておすすめ!季節ごとの旬のお花
5、結婚式・披露宴の装花デザイン・コーディネート事例
1、結婚式で装花する場所と費用の相場について
(1)会場全体
会場全体でかかる装花の費用は全国平均で17.9万円です(『ゼクシィ結婚トレンド調査2020』より)。
会場全体にかける費用の価格帯は分かれるようです。飾る場所やお花の量、花材によっても価格は変わってきます。会場の雰囲気を決めるポイントとなりますので慎重に検討をしましょう。
ちなみに、ほとんどの新郎新婦が結婚式場、もしくは結婚式場の提携業者から装花を調達しています。
(2)内訳
以下では、個別の装花の費用の相場について記載していきます。
①ゲストテーブル
- 4千円〜1万円
ゲストの方々が座る席のテーブルに飾るお花です。ゲストテーブルの宅数分だけ必要になります。披露宴後お花を持ち帰っていただくことも想定しておきましょう。
②エントランス
- 2万円〜3万円
入場の際のドア付近などにアーチ状に飾るエントランス装花。より豪華に演出したい場合は、階段や御手洗の入口近辺にも。
③ケーキナイフ
- 2千円〜4千円
ケーキ入刀のナイフにつけるお花です。
④トーチ
- 2千円〜4千円
キャンドルサービス時に新郎新婦が持つトーチにつけるお花です。
⑤新郎新婦グラス
- 1千円〜2千円
新郎新婦のシャンパングラスに飾るお花です。
⑥受付
- 3千円〜6千円
ゲストが受付するテーブルに飾るお花です
⑦ウェディングケーキ
- 1万円〜2万円
ウェディングケーキの周りに花びらを散らしたり、ケーキにお花を装飾したり、パターンによって金額は上下します。
⑧メインテーブル
- 4万円〜10万円
新郎新婦が座るテーブルのお花です。大きさやボリュームにも左右されます。
⑨メインキャンドル
- 1万円〜2万円
キャンドルサービスの最後に火を灯すメインキャンドルに飾るお花です。
⑩マイク
- 1千円〜3千円
司会者やゲストが使用するマイクに装飾するお花です。
2、結婚式での装花の見積もりのチェックポイント
(1)見積もり時の装花のボリュームをチェック
結婚式会場の装花の初回見積もりは最低価格が基本となっています。初回見積もり分の装花を実際に見てみると物足りなさを感じるでしょう。
ブライダルフェアでセッティングされている装花やパンフレットなどに掲載されている装花は、より多くのお花を追加し豪華に見せている事が多いので、見積もりよりも費用がかかります。初回に提示された見積もりでできる装花のレベルについては、きちんと確認をしておきましょう。
(2)装花が必要な箇所をチェック
結婚式では意外なところにも装花でお花を使用します。見積もりで出した金額にはどの箇所が含まれているか、他にも装花が必要な箇所がないかなどを確認し、しっかり把握しておきましょう。
(3)持込みが可能かチェック
専門のブライダルフラワーアレンジメント業者に依頼した方が、アレンジのバリエーションも豊富で価格も抑えられる事が多いようです。ただし、外部業者による持込みが不可という式場や、装花は提携業者しか依頼できないという会場もあるので、見積もりの時点で担当者に確認をしておきましょう。
なお、結婚式の持ち込みについて詳しくは「結婚式で賢く持ち込みするために知っておくべき5つのこと」をご参照下さい。
3、結婚式の装花の費用を節約する方法
装花は会場を明るくし、花の種類や色によって結婚式の雰囲気を演出できますが、予算をオーバーしてしまうこともあります。上手に節約しつつ素敵なお花を選びたいものですよね。ここでは節約できるポイントをご紹介します。ご予算に見合った装花となるよう工夫しましょう。
(1)部分的に量を節約
最初のお見積もりに予定していたボリュームを、例えばゲストテーブルやエントランスなど何割か量を減らしたり、お花の種類を変更したりして予算を節約してみてはいかがでしょうか。豪華に見せたいメインテーブルなどは節約しないのがポイントです。
(2)キャンドルなど代替品で装飾
生花のボリュームを減らしキャンドルやビー玉、バルーン、造花など代替品を織り交ぜて装飾し、幻想的な雰囲気を演出しましょう。
①ぶどうのオーメントで紫色のお花とアレンジ
②テーブル装花と色のあったお花紙を添える
出典:http://ameblo.jp/hhaappyy0331/
(3)旬のお花を知っておく
旬のお花は流通量も増え、値段も低くなる傾向にあります。特に入れたい希望のお花がある場合には、そのお花が旬の時期かどうかをチェックし、価格の見積もりをするのもいいかもしれませんね。
(4)お花の種類はお任せする
予め装花にかける予算を設定し、花材を指定しないことで予算の大幅オーバーを避けることができます。
4、結婚式の装花としておすすめ!季節ごとの旬のお花
旬のお花を使用すると、価格を抑えられるだけでなく他にも良い効果があります。具体的には、
- 花の状態が良い
- 季節感を演出
ということが挙げられます。
季節の花は披露宴当日も状態が良く、花に張りがあり、色合いがより鮮やかになります。また、会場の装飾やドレスの色は季節を意識することが多いので、その季節に合った旬のお花を選ぶことで季節感や鮮やかな色合いを演出できます。
ここでは、季節ごとの旬のお花をご紹介します。
(1)春(3・4・5月)
春の陽気に合わせて、明るく淡いパステルカラーなどの色合いが多くなっています。
- ①チューリップ
- ②スイートピー
- ③ミモザ
- ④ライラック
- ⑤マーガレット
- ⑥スズラン
(2)夏(6・7・8月)
夏は青空に映えるような色合いのお花が多いので、アクセントのある色を入れると夏らしさを演出できます。
- ①アジサイ
- ②ヒマワリ
- ③ダリア
- ④デルフィニウム
- ⑤ラベンダー
- ⑥グラジオラス
- ⑦クルクマ
(3)秋(9・10・11月)
秋はしっとりとした色合いが多く、会場を落ち着いた雰囲気に包んでくれます。
- ①コスモス
- ②リンドウ
- ③ラナンキュラス
- ④パンジー
- ⑤ライスフラワー
- ⑥ピンポンマム
(4)冬(12・1・2月)
冬の花はシックな色が多いので、ビビットな色合いのお花でアクセントを付け、会場を明るく演出しましょう。
- ①アネモネ
- ②フリージア
- ③クリスマスローズ
- ④ポインセチア
- ⑤アマリリス
5、結婚式・披露宴の装花デザイン・コーディネート事例
(1)ライナーとお花の色を合わせてアクセントを
出典:www.zexy.net
(2)キャンドルと合わせて幻想的に
出典:http://blogs.the-wedding.jp/
(3)ナフキンを青空に見立て夏らしく
(4)フラワーベースとクロスにリボンを
出典:http://www.dramaticflowers.jp/
(5)グリーンと白で統一感
(6)大きなアジサイをアーチのアクセントに
(7)和風なら竹のフラワーベースで
出典:http://royal.cocolog-nifty.com/
(8)クロスをグリーンにして会場全体をお花畑に演出
出典:http://wedding.tokyo.grand.hyatt.co.jp/
(9)高さを出したフラワーベースでゴージャス感を演出
出典:http://www.hotelokura.co.jp/
(10)ゲストテーブルと同一のお花でメインテーブルをより豪華に
まとめ
いかがでしたでしょうか。会場を華やかにする生花のコーディネートは、お花の種類や季節、予算によって全く違う印象を与えます。演出したい雰囲気や披露宴のコンセプトに沿ったカラーや花の種類を考えながら、プランナーや装花のアドバイザーと予算内に収めながら相談していきましょう。
ご列席頂くゲストの方々に華やかな気持ちをお届けできるよう、素敵な装花を施す際の参考になりましたら幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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