ブーケトスと言えば、花嫁が未婚女性のゲストに向かってブーケを投げる、結婚式の定番の演出の一つですが、このブーケトスの男性版「ガータートス」をご存知でしょうか?
日本ではあまり見慣れないですが、欧米ではお馴染みの演出なのです。
ガータートスの全容を知れば、トレンドに敏感な新郎新婦はやってみたくなるかも。今回は、ガータートスの演出方法や、行う際の注意ポイントについてご紹介します。
出典:http://infinity-of-life.tumblr.com/post/140021622026
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目次
1.ガータートスとは
花嫁が左足の太ももにつけている靴下留め、ガーターリングを花婿が外して、未婚の男性へ投げるという演出です。ブーケトスと同じく、花婿がゲストに背を向けて後ろに放り投げます。それを受け取った人が、次の花婿になると言われています。
ヨーロッパではその昔、花嫁が身につけているものは縁起が良いとされており、花嫁はそれを手に入れようとするゲストから逃れるために自分の身につけているものを投げたのが由来だそう。その名残が、このような演出となって現代に至っています。
2.ガータートスの演出の方法
ガーターリングは花婿が外すのが主流ですが、元々は花嫁の身につけているものをゲストに渡すことが目的であるため、花嫁自ら外しても良いとされています。
ガータートスのイメージをお伝えするため、実際の結婚式で行われたガータートスの様子を写真でご紹介しましょう。
(1)日本人花嫁バージョン
出典:http://ameblo.jp/tgn-td/entry-11531135863.html
出典:http://himesblog.ti-da.net/e3685717.html
新郎が、新婦のドレスに手を潜らせて取り外しています。
ゲストからはスカートの中の足が見えにくい角度であるため、まるで王子様に靴を履かせてもらっているお姫様のようで、ロマンチックな光景です。
(2)海外花嫁バージョン
出典:http://blog.couplesoncakes.com
海外では新郎が新婦のドレスに潜りこみ、または裾をめくりあげ、口でガーターを外す演出が主流です。新婦の足の露出や、新郎の大胆な行為に盛り上がるのがお決まりですが、馴染みのない日本では「下品」「扇情的」などと不快を抱くゲストもいらっしゃいます。両親や親戚、年配の仕事関係者のいる披露宴ではなく、二次会など気の置けない友人に囲まれた場面での演出として盛り上がりそうです。
3.ガーターデザインおすすめベスト3
新婦の足から外され、ゲストの元に届くガーターリング。一体どんなものを選べばよいのでしょうか。
ガーターと一言で言っても種類はさまざま。その中から、厳選された花嫁らしい清楚で豪華なデザインベスト3をご紹介します。
(1)サムシングブルー
出典:http://item.rakuten.co.jp/shirohato/33sh0920/
結婚式で、花嫁が身につけると幸せになれるという言い伝えのサムシングフォー。
その中の一つ、サムシングブルーを取り入れたデザインです。
(2)フラワーモチーフ
出典:http://mandm.shop-pro.jp/?pid=49698626
花嫁らしい純白の花が美しいデザイン。立体的で華やかなデザインです。
(3)ビジューデザイン
出典:https://japanese.alibaba.com
クリスタルストーンがゴージャスなデザイン。投げるのが勿体無いくらい。
4.ガータートスの注意点
ガータートスは、そのちょっと大胆な演出から、一歩間違えるとゲストに不快感を与えてしまいかねません。みんなに楽しんでもらえる演出にするための注意点とは一体どのようなことなのでしょうか。
(1)披露宴で行う場合は両親に相談
先にも述べた通り、花婿が花嫁のスカートの中からガーターを外すという行為は、厳かな雰囲気の披露宴には向かないと考える年長者は少なからずいるもの。両親に嫌な思いをさせてしまっては、せっかくの門出に水を差してしまいます。まずは、両親の意見を聞いてから行うかどうかを決めましょう。
(2)取り外し方に一工夫
取り外す方法によって、ガータートスのイメージは随分と変わるものです。
ポイントは、
- 誰がどのように外すか
- 花嫁は座っているか立っているか
- 外す際に花嫁の足が見えるか否か
の3つです。
新郎が外す場合は、新婦の足の露出を少なめにすると性的な印象が薄まります。
(3)ガータートスをする前に意味をきちんと説明しよう
意味を知らずに演出だけを行うと、見ている方に誤解を招く可能性があります。ただ楽しいからではなく、目的や演出にこめられた意味を説明した上で行えば、ゲストの印象も違ってくるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本ではまだまだ馴染みのないガータートスですが、ブーケトスの男性版として独身男性が一つのガーターを取り合う光景は、結婚式を盛り上げてくれる要素になりそうです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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