花嫁のウェディングドレスほどではないですが、新郎の衣装も結婚式における決定事項として重要なポイントです。近年では人前式やオリジナルウェディングなど、新郎新婦のお二人で自由にコーディネートを行う結婚式のスタイルが流行っていることから新郎新婦からゲストまでカジュアルな装いで参加するケースも増えてきていますが、やはり定番衣装はタキシードとなります。
今回は、タキシードを中心に、新郎が衣装を選ぶ際に知っておきたい6つのことをご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
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目次
1、タキシード以外にもある?結婚式で新郎が着用する衣裳の全種類とは?
まずは、結婚式で新郎が着用する衣裳の種類を5つご紹介していきます。
(1)タキシード
結婚式では最も多く着用されるのがタキシード。
ジャケットの丈が短めのものから長めの丈までタキシードの中でも種類は様々です。
(2)フロックコート
ジャケットの丈が膝まであり、前も後ろもストレートラインのデザインになっているのがフロックコートです。最近ではジャケットの丈が短めのデザインも出てきているようです。
ボリュームのあるドレスとの相性がいいのが特徴です。
(3)モーニングコート
昼から夜にかけて着用される正礼装です。中にベストを着用するのが一般的です。ジャケットの後ろの丈が長く、足が長く見えることが特徴です。
(4)セレモニースーツ
一般的なスーツと形は似ていますが、結婚式のようなお祝いの席に着用するためのスーツです。
光沢感のある素材のものや、個性的なデザインのスーツが多く、お洒落を楽しむことができます。
(5)紋付き袴
神前式等で着用される衣装です。男性の和装といえば紋付き袴で、色も様々ですが黒紋付きが一番格式が高いとされています。
2、結婚式でのタキシードの種類は?
「1、結婚式で新郎が着用する衣裳の種類とは?」でもご紹介したように、結婚式で着用可能な下記4タイプのタキシードです。
- (1)タキシード
- (2)モーニングコート
- (3)フロックコート
- (4)セレモニースーツ
どのようにタキシードを選べばいいのか、衣裳を選ぶ際の詳しいポイントについては「4、結婚式でのタキシードを選ぶ際のポイントとは?」をご参照下さい。
3、結婚式でのタキシードの色は?
新郎の衣裳の色選びも全体のイメージを左右する重要なポイントになります。
ここでは、新郎が着用するタキシードのカラーバリエーションについてご紹介していきます。
(1)ホワイト系
新婦の衣裳と同様に、新郎の衣裳でもホワイト系は大変人気です。普段なかなか着用する機会がないので最初は違和感を感じる方もいるかもしれませんが、ベストやシャツ、タイのカラーなどそれぞれのアイテムでメリハリをつけることで自分に合った組み合わせを見つけましょう。
(2)シルバー系
光沢感のあるシルバーも結婚式での新郎の衣裳として人気のカラーです。シルバーにも濃いシルバーやブルー系のシルバー、紫色がかったシルバーなど様々な種類があります。新婦の衣裳とのバランスを見ながら選ぶようにしましょう。
(3)ブラック系
礼服としての定番カラー、ブラックのタキシードです。ベストやシャツの色に明るめの物を選ぶ事で印象が明るくなります。結婚式のコンセプトや雰囲気に合わせてコーディネートをするようにしましょう。
(4)グレー系
シルバーよりもマットカラーのグレーは、華やかな衣裳が苦手な方におすすめです。また、カジュアルな雰囲気のパーティーにも適しているといえるでしょう。
(5)その他
ここでは、その他のカラーバリエーションもご紹介していきます。
①ゴールド系
シャンパンゴールドのタキシードです。光沢感があり上品さが増します。
②ブルー系
派手になりすぎず地味すぎずちょうどいいカラーとして人気なのが、ブルー系のタキシードです。
濃いブルーのネイビーカラーや明るいブルー系のタキシードなど、シーンや新婦の衣裳と合わせたカラーを選ぶようにしましょう。
4、結婚式でのタキシードを選ぶ際のポイントとは?
次は、タキシードを選ぶ際のポイントについてご紹介していきます。
(1)結婚式のコンセプトに合わせる
もし、結婚式にお二人のこだわりのコンセプトがある場合、衣装もコンセプトに合わせたものにしましょう。
(2)新婦のドレスに合わせる
新婦のドレスのタイプやカラーに合わせて新郎の衣裳を選ぶ方法です。新婦がドレスを選んでから、それに合わせた新郎の衣裳のタイプやカラーを選ぶ方法が一般的となっています。
(3)結婚式は昼間、夜のどちらに行われるか
結婚式は昼間と夜のどちらに行われるかによってタキシードのタイプが異なります。
昼間の時間帯に行われる結婚式での衣裳はモーニングコートが一番格式が高く、次にフロックコートとされています(ただ、日本では両家の父親がモーニングコートを着用するケースが多いようです)。
また、夜間に行う結婚式での衣裳は白と黒でコーディネートされたタキシードもしくはジャケットの後ろが長いデザインのテールコートの着用が多くなっています。
(4)体型に合わせる
新郎の体型に合わせて衣裳のタイプを選ぶ方法もあります。体型や身長などにコンプレックスがある場合はどのようにしたらよりスマートにかっこよく見えるか、担当者の人に気兼ねなく相談するようにしましょう。
(5)お色直しの回数に合わせて複数着用するか
お色直しの回数に合わせて衣裳を選ぶのもおすすめです。挙式、披露宴合わせて男性の衣裳総数は2着が一般的であるとされています。男性の場合、中のベストの色やタイの交換だけでも変化がつけられます。
5、おすすめタキシード画像20選
ここでは、おすすめタキシード画像20選をご紹介していきます。
(1)ホワイト系
①オールホワイトで統一した清潔感あふれるコーディネート
②濃い色を差し色にしたコーディネート
③モノトーンでまとめた大人コーディネート
④カラータイでめりはりコーディネート
⑤新婦衣裳に合わせたアイボリーにブーケに合わせたカラーを差し色に
(2)グレー/シルバー系
①ライトグレーのカラーで統一したコーディネート
②グレーのタキシードにブルーの蝶ネクタイでカジュアルコーディネート
③新婦衣裳とカラーを合わせたコーディネート
④チャコールグレーのタキシードにシルバー系のネクタイでクールな印象に
⑤シルバーのタキシードに暗めのカラーでめりはりコーディネート
(3)ブラック系
①ベストとタイのカラーを合わせてアクセントに
②黒で統一して正統派タキシードコーディネート
③花嫁のブーケとネクタイカラーを合わせたコーディネート
④小物のカラーを統一して全体のアクセントに
⑤光沢感のある素材でより上品なスタイルに
(4)ブルー/ネイビー系
①花嫁のブーケと合わせたコーディネート
②小物のカラーを合わせて統一感のあるコーディネート
③明るいブルーのタキシードに蝶ネクタイでカジュアルな印象に
④ライトブルーのタキシードでリゾートウェディング風に
⑤グレーっぽい明るめブルーにパステルイエローのタイで爽やかな印象に
6、結婚式にむけて衣裳を用意する手段とは?
最後に、結婚式に向けて衣裳を用意する手順についてご紹介していきます。
(1)お色直しの回数を決める
まずはお色直しの回数を決めましょう。
新婦の花嫁姿は結婚式が最大の見せ場で、2回から3回お色直しを行うのが一般的です。しかしながら新郎新婦両方が席を外してしまうと主役がいなくなってしまうため、新郎はベストやタイの色のみを変えるなどの工夫をするのも良いでしょう。
(2)和装か洋装か決める
次に和装か洋装かを新郎新婦のお二人でしっかりと話し合い、決定しましょう。和装と洋装の両方を着るのもおすすめです。
(3)レンタルするか購入するかを検討する
衣裳をレンタルするか購入するかを考えましょう。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2014」のデータによるとレンタルしたと答えたカップルが92.6%で購入したカップルは5.6%だそうです。
普段は着るチャンスがないので、レンタルする方が多いようです。
(4)ドレスショップに予約をする
飛び込みでショップへ行ってしまうと試着できない場合もありますので、事前に予約をしてから訪れるようにしましょう。
(5)試着をする
ドレスショップで試着を行います。
まずは、どのタイプのタキシードにするか、自分の体格、身長にはどんなタキシードが似合うかを確認しましょう。
新婦の衣裳とのバランスを取るようにするためにも、出来ればお互いに気に入った衣裳を着て並んでチェックする様にしましょう。
(6)衣裳を決定する
試着が終わったらいよいよ衣裳を決定します。
タキシードのカラーや小物等は、最終的に新婦が衣裳を選び終わった後にするとスムーズに決めることができます。
まとめ
今回は結婚式のタキシードを選ぶ際に知っておきたい6つのことについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。今回の内容が新郎の衣装選びのご参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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