和装婚ブームに伴い、再び人気が高まっている神前式ウェディング。
厳かな雰囲気で行われる神前式ウエディングには、和婚ならでわの儀式が数々あります。その中でも欠かせない儀式なのが「誓詞奏上(せいしそうじょう)」です。
今回は、ピリッと2人の気持ちも引き締まる「誓詞奏上」についてご紹介します。
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目次
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1、「誓詞奏上」とは?
「誓詞奏上(せいしそうじょう)」とは、神前式で挙式する場合に新郎新婦が読み上げる、連名で綴った誓いの言葉のことです。三献の儀(杯を交す儀式)の後、新郎新婦が神前に進み出て、主に新郎が誓詞を読み、新婦は自分の名前の部分のみ読み上げます。神社によっては、新郎新婦2人で誓詞を読む場合もあります。
出典 https://bridal-kensaku.com/
2、「誓詞奏上」の内容は?
新郎新婦の誓いの言葉である「誓詞奏上」。読み上げるその「誓いの言葉」とはどのようなことが書かれているのでしょうか。ここでは、その内容と意味をご紹介します。
出典 http://bridal-planner.blogspot.jp/
(1)結婚の報告
まず始めに、「今日を佳き日と選び、〇〇(神社)の大前で結婚式を挙げました」などと、結婚の報告をします。
出典 http://www.amtteliebe.co.jp/
(2)夫婦の誓い
続いて、「今後は信頼と愛情を以て輔(たす)け合い励まし合って良い家庭を築いていきたいと存じます」などと、結婚の報告の後、夫婦として愛し合い、助け合うことを誓います。
(3)誓詞の締め
最後に「何卒幾久しくお守りください」で締め、日にちと名前を付け加えます。
誓詞は定型文が用意されていますが、希望すれば自分たちの言葉にすることもできます。定型文に頼らず、二人だけのオリジナルの誓詞を作成してみるのも良いですね♡
3、「誓詞奏上」で気をつけること
本格的な和婚挙式では、「誓詞奏上」の際の作法を事前に知っておくと安心です。
出典 http://www.nagoya-yomeiri.jp/
(1)誓詞を開く時、折りたたむ時
まず親指を上から差し入れ、誓詞の中腹まで下げ、親指を立ち上げ一番上を開き、あとは滑らすように誓詞を開いていきます。元に戻すときも同じようにします。読み終えたら誓詞を元通りに左から折りたたみ、神前に供えます。
出典 http://www.nagoya-yomeiri.jp/
(2)誓詞を読む時
誓詞は目上の神様に向けて読みますので、誓詞は目線より下げないようにしましょう。
(3)その他気をつけること
神社によって、作法はどの程度厳格に行うかどうか異なる場合があります。
事前にどのような作法があるのかを神社に確認しておくと安心ですね。
まとめ
いかがでしたか?今回は神前式ならでわの儀式「誓詞奏上」についてご紹介しました。「誓詞」を堂々と読み上げる新郎の姿に感動する新婦も多いようです。和婚の「誓詞奏上」で荘厳に愛を誓い2人の人生をスタートさせるというのも素敵ですよね。これから挙式されるお二人の参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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