迎える人も招待される人も、幸せな気持ちになれる結婚式。「どんな式にしよう?」「来てくれた人に、たくさん楽しんでもらいたい!」二人の夢が大きく膨らみます。
そんな夢いっぱいの結婚式には、実は思わぬお金がかかるケースもあり、知っておくだけで回避できることが意外とあります。こんなはずじゃなかった!と思う前に、ぜひご一読ください。今や常識ともなりつつあるウェディング保険などについても、あわせてご紹介していきます。
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目次
1、結婚式の延期・キャンセル料ってなに?
自然災害、突然の事故、仕事の転勤に身内の病気など、人生の区切りには思いもかけないことが起きるものです。少し落ち着いてから式を挙げようと式場側に相談してみたら、延期には別料金がかかったり、中止にすればキャンセル料がかかったり、すっかり意気消沈することも。
結婚式には様々な細かいルールや契約があり、特にキャンセル料はかかる金額が大きくなる場合もあるので要注意です。結婚式ではどんな場合に、どんな費用がかかるのでしょうか?
結婚式の契約には①仮契約と②本契約があります。
①仮契約期間はいわば「キープ」期間。「この結婚式場も素敵だけど別の式場も見てみたい!」など、他の式場と比較検討をするために、1週間~10日程度の間、式場を仮で押さえておける期間です。この期間内にキャンセルをしても、通常はキャンセル料がかかることはありません。
それに比べ②本契約は「ここに決めました!」という正式契約。式場と契約書を取り交わし内金を支払います。キャンセル料というのは、この本契約以降に発生する解約金のことです。
また延期をする場合も同様で、本契約以降に「結婚する側の事情」で延期をする場合でも別途料金がかかります。
2、結婚式のキャンセル料 何日前から発生するの?相場は?
正式契約後のキャンセル料は、通常は「見積もりに対して〇%」と言ったパーセンテージで発生します。挙式が近ければ近いほど、そのパーセンテージは上がります。
キャンセルまでの日数 | キャンセル料 |
挙式日の5か月前まで | 内金の50%~全額 |
挙式日の5~3か月前まで | 見積もり金額の10~20% |
挙式日の3~1か月前まで | 見積もり金額の30~40% |
挙式日の1か月~10日前まで | 見積もり金額の40~50% |
挙式9日前~前日 | 見積もり金額の80% |
挙式当日 | 見積もり金額の100% |
式場によっても変わってきますが、式当日から5か月を切るとキャンセル料金がかかるところが多いようです。上記料金以外に実費が請求される場合もあります。実費というのは結婚式の案内状や引き出物などのウェディングアイテム等のこと。また司会者などを外部に依頼していた場合にはその金額が請求されることもあります。
「内金」というのは、本契約時に支払う言わば「申込金」のようなもの。式場にもよりますが5~10万円が相場のようです。キャンセル時期が早ければ、「内金」からキャンセル料を支払います。
挙式が近づくにつれてキャンセル料は、見積金額の○%という形で計算されます。結婚式の準備期間は、短いもので3か月、長いものだと6か月以上、平均にすると8か月という統計があるようです。時間をかけてゆっくり準備をする人たちにとっては、結婚式を充実させるワクワク期間ですが、同時にリスクが高まることも予想されます。
やむを得ずキャンセル・延期する場合は、結婚式をキャンセルする場合と、延期する場合とで対応が違ってくることもあるようなので、まずは式場に相談を。
消費生活センターによれば、結婚式トラブルで9割を占めるのが「契約・解約」案件。事前にしっかりと契約内容を把握して契約するのがベストですが、あまりにも大ごとになってしまった場合には「国民生活センター」へ相談をしてみるのもいいかもしれません。
3、なぜ結婚式のキャンセル料は発生するの?
結婚式は人生の一大イベント!式を挙げる本人も気合が入りますが、それを請け負う式場側も同じくらいの熱量で準備をします。思い出に残る式になるよう、プランニング・アドバイスから必要なものの手配まで、こちらのリクエストに応えようと多くの人が動いて様々な準備をしてくれます。
結婚式を挙げないからと言ってそれらの労働がすべてゼロになってしまうのは、あまりにも悲しいことです。
また本契約を結ぶということは「式の日取りを押さえる」ということ。ほかのカップルが同じ日の同じ時間を希望したとしても、式場は先に既に本契約を交わしたカップルを優先するため、それ以降の申し込みは断らなくてはなりません。
キャンセル料というのはある意味「賠償金」のようなもの。キャンセルしなければ、その日取りで結婚式が執り行われるはずだったのです。本契約を結ぶときには、分からないことやお金にまつわることは恥ずかしがらずに確認しましょう。
4、トラブル回避!契約時に確認しておくべきこと
(1)信用できるプランナーを選ぶ
大切なのは「信頼できるスタッフ・プランナーが担当してくれるか」です。本契約を結ぶ前に、誰が担当してくれるのかを確認し、本契約後に違う人が担当する場合には事前に会って確認するのがベスト。自分たちの思い描く結婚式を挙げられるかどうかは、担当するプランナーにかかっていると思ってください。
本契約をする前に、自分たちがイメージする結婚式を伝えそれに対してどんな提案・アドバイスをしてくれるのか?イメージがしっかり伝わっているか?やり取りはしやすいか?について、自分たちでしっかりと確認をしましょう。
(2)解約期日を確認しておく
契約書の約款に記載された「解約期日」を確認しましょう。「解約日」が、いつを指すのか。電話をした日なのか、メールを送信した日なのか、式場側が用意する書類で手続きをした日なのか。このあたりが曖昧だと、それがもとで揉めることにもなりかねません。
(3)いつから、いくら?
結婚式や披露宴のキャンセル料金がかかるのは、いつからなのかを具体的日にちで確認をしましょう。出来れば、本契約時に結婚式までの日付入りスケジュールを出してもらいます。キャンセル料が発生する日にちに印をつけ、プランナーと自分たちで一緒に確認をします。
招待状や引き出物、ウェディングドレスや司会者などを式場側に依頼する場合は、それらの発注の日付も入れ、どこまでの発注が済んでいるのかをその都度確認します。また発注を依頼する際には万が一変更・キャンセルすることになった場合に、いつまでなら可能なのか確認しましょう。
キャンセル料にはそういった実費も上乗せされるので式場任せにせず、自分たちで把握しておくことが大切です。
(4)日程を変更する場合の料金を確認しておく
平均して8か月前から準備を始める結婚式。予期せぬ事態が起きることも想定し、結婚式を延期せざるを得ない場合に一体いくらかかるのか、具体的な金額を確認しておくことが大切です。先延ばしにするのか前倒しにするのか、式当日何日前までに、どんな変更が可能なのか、あるいは不可能なのか。賢くリスク回避しましょう。
(5)料金に含まれるものと含まれないもの
意外と耳にするのが持ち込みについてのクレームです。お気に入りのウェディングドレスを着たい、二人の記念日にちなんだワインをみんなに飲んでもらいたい、知り合いのカメラマンに撮影してほしい、友人のパティシエに引き出物を頼みたい…。
叶えたい夢はたくさんありますが、式場側と提携しているサービス以外は別途持ち込み料金がかかることが多いようです。細かいようでも、一つ一つについて、料金内なのか、別途料金がかかるのか確認しましょう。見積もりを出してもらう時に、「この予算内でお願いします。」と伝えておくのもいいですね。
しかし、せっかく自分で手配したものも、キャンセルとなってしまえば支払いだけが残ります。悲しいけれど、それが現実です。
人生の晴れ舞台を安心して迎えたい!起きるか起きないか分からない事態やキャンセル料に悩まされることなく結婚式準備に専念したい!そんなあなたに、安心のサポートをご紹介します。
5、結婚式のキャンセルを補償!保険のサービスとは
結婚式のキャンセル料は、式場によっても差がありますが、結婚式当日が近ければ近いほど高額になります。一般的な相場としては、結婚式費用総額400万円だった場合のキャンセル料は、約5か月前で10万円、約3か月前で80万円、30日前では120万円とも言われています。
今回おすすめする花嫁のお守り保険プラン『佳き日のために』は、結婚式の中止や延期、挙式当日のアクシデントも補償してくれる結婚式総合保険です。なんと挙式45日前まで加入することができます。保証プランは1万円からあり、既に3万組以上が利用しています。
(1)結婚式のキャンセル料や、当日の事故も補償してくれる保険
新郎新婦のどちらかが、式前日にインフルエンザにかかってしまったり、新婦の姉が突然の事故で入院してしまったなんて場合にも安心の保険。補償内容を見てみましょう。
①挙式までのキャンセル補償
補償1 身内や新郎新婦の不幸
結婚式を挙げる本人、本人の両親、子供、兄弟、姉妹のいずれかの逝去によるキャンセル
※補償対象外:上記以外の逝去によるキャンセル
補償2 身内や本人の7日以上の入院
結婚式を挙げる本人、本人の両親、子供のいずれかが7日以上継続して入院したことを理由とするキャンセル
※補償対象外:上記以外の入院、保険期間の開始前に既に予約されていた入院、7日未満の入院・継続していない7日以上の入院
補償3 結婚式当日の入院、医師による待機指示
式当日にふたりのうちいずれかが病気やケガで「入院している場合」「医師による待機指示を受けている場合」によるキャンセル
※補償対象外:新郎新婦以外の入院または自宅待機指示
補償4 地震・台風・火事などの災害
火災・破裂・爆発・風災・雪災・地震・噴火・津波により、ふたりのうちいずれかが住む家屋が半壊以上、または家財に100万円以上の損害が生じたことを理由とするキャンセル
※補償対象外:家屋が半壊未満の場合、または100万円未満の家財損害によるキャンセル
②挙式当日の補償
補償1 式場の設備・備品を破損、汚損したときの補償
天井・壁・床・屏風・カーテン・絨毯・テーブル・椅子・その他調度品・照明設備・スクリーン・映像投影装置・音響装置の破損や汚損も対象
※補償を受ける際自己負担金が3万円必要となります (Aプランを除く)
補償対象外:上記以外の設備・備品の破損、汚損
補償2 貸衣装を破損したときの補償
式当日に使用するためにレンタルした衣装や装飾品の破損も対象
※補償を受ける際自己負担金が3万円必要となります
(Aプランを除く)
補償対象外:レンタル品が汚れただけの場合、友人などから無償で借りたものの破損
補償3 式の開催中、招待客が救急搬送された時の補償
急性アルコール中毒や体調の急変・発病などによる招待客の救急車による搬送も対象
※補償対象外:新郎新婦により招待されていない参加者、タクシーや自家用車など救急車以外による招待客の搬送
補償4 式の後、当日中に新郎または新婦が入院したときの補償
式の後、ふたりのうちいずれかが発病などを理由とした当日中の入院
※補償対象外:入院を伴わない通院や診療
(2)入って安心「佳き日のために」お財布に優しい価格設定!
結婚式前の準備期間も、結婚式当日そして後のサポートまで、手厚くサポートしてくれる安心の保険「佳き日のために」。ここからは安心の3つのプランをご紹介します。
プラン内容
Aプラン | 保険料5万円 | キャンセル補償限度額 850万円 |
Bプラン | 保険料3万円 | キャンセル補償限度額 500万円 |
Cプラン | 保険料1万円 | キャンセル補償限度額 150万円 |
※挙式当日補償は全プラン共通です
挙式当日補償内容
項目 | 補償限度額 |
修理費用補償金(会場設備・備品) | 100万円 自己負担金3万円(プランA以外) |
修理費用補償金(レンタル衣裳) | 30万円 自己負担金3万円(プランA以外) |
招待客救急搬送見舞費用 | 1名につき1万円 (最大20名まで) |
新郎新婦入院一時金 | 1名につき10万円 新郎新婦共に入院した場合20万円 |
なんと保険料1万円から加入できるんですね。インターネットで簡単申し込みができ、支払いはクレジットカードかコンビニ決済が選べます。
ご加入に当たってはパンフレット、重要事項説明書等にてご契約内容をしっかりとご確認ください。
くわしくはこちらのサイトでご確認ください。
まとめ
人生のハレの日に向けて、準備は進んでいますか?
結婚式場が決まったら、まずは保険の相談をされてみてはいかがでしょうか?安心して準備に集中したいあなたにぴったりのサポートとなってくれるでしょう。素敵な結婚式になりますように。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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