
夏が近づき、紫外線の量が増えてきました。デリケートな赤ちゃんの肌にはどんな日焼け対策をしてあげたら良いだろう?!と疑問に思っているママも多いかもしれません。赤ちゃんの受ける紫外線のダメージはとても大きく、その影響は火傷に近いとも言われていますから、紫外線対策はきちんとしてあげたいですよね。
そこで今回は、赤ちゃんの日焼け対策と気を付けたいことをご紹介いたします。
赤ちゃんにオススメの日焼け止めや日焼けグッズも必見です。
1、赤ちゃんの日焼け対策って?
赤ちゃんにおすすめしたい日焼け対策を3つご紹介します。
①日焼け止めを塗る
一番簡単で効果的なのは、日焼け止めを塗ることです。
大人用の日焼け止めは赤ちゃんの繊細な肌には合いませんので、「べビー用」「子供用」と書かれた製品を選びましょう。
日焼け止めを選ぶ時のポイントやおすすめの日焼け止めについては、後ほどご紹介します。
②肌の露出を減らす
日焼け対策には、肌の露出を少なくすることが大切です。長袖・長ズボンなどの日光が当たらない格好をさせることも効果的。
夏は通気性がよく、速乾性のある素材を選ぶことがポイントです。
③遊ぶ時間帯や場所を工夫する
紫外線の量が最も強いと言われているのは、午前10時~午後2時の間。できるだけこの時間帯を避けて遊ばせると良いでしょう。ちなみに、直射日光が当たらないから大丈夫と思われがちな曇りの日でも紫外線の量が強い日もあります。晴れの日と同様の日焼け対策をしましょう。
また、直射日光の当たらない日陰を選ぶこともお手軽にできる日焼け対策です。建物の日陰部分や木陰などを選んでお散歩や外遊びを楽しむよう心掛けましょう。
2、赤ちゃんの日焼け止め、選ぶポイントは?
①日焼け止めはいつから使っていいの?
赤ちゃんの肌は大人の3分の1ほどの薄さでとても敏感なので、日焼け止めを使うのは生後半年を過ぎた頃からが望ましいとされています。
それまでは、日焼け止めを塗る以外の方法で日焼け対策をしてあげましょう。
②赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ時に注意したい3つのこと
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際に注意したいのは、何と言ってもその成分です。赤ちゃんの肌はとてもデリケート、直接塗るものなので赤ちゃんの肌への負担が少ないことを一番に考えましょう。具体的には、
「科学的な合成成分が配合されていないノンケミカルであること」
「紫外線吸収剤等の有害な成分が含まれているSPF・PA値の高いものは避けること」
「お湯やせっけんで簡単に落ちる日焼け止めを選ぶこと」
この3つ。
購入する際は、成分だけでなく対象年齢も確認したいですね。また、お湯やせっけんで落ちるかどうかは商品パッケージに書かれていることが多いようです。
3、赤ちゃんにおすすめの日焼け止め
最後に赤ちゃんにおすすめの日焼け止めをご紹介いたします。
①ベビー・ボーン フェイス&ボディ サンスクリーン
出典:BABY BORN
3児の母であるタレントの東原亜希さんが考案されたベビーボーンの日焼け止め。
UV吸収剤が肌に直接触れにくくする技術を採用しているため、高いUVブロック機能を持ちながらも肌への負担を最小限にします。
成分にもこだわり、着色料、合成香料、動物性由来香料などの添加物は含まれていません。
【全成分】
水、水添ポリイソブテン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、シリカ、エチルヘキサン酸セチル、ペンチレングリコール、ステアリン酸ソルビタン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、(VP/エイコセン)コポリマー、イソステアリン酸PEGー60グリセリル、ベヘニルアルコール、グリセリン、オリーブ果実エキス、コショウ種子エキス、コリアンダー果実エキス、ヤシ脂肪酸スクロース、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセルロース、フェノキシエタノール、ラベンダー油
【UVカット】
SPF50+ PA++++
【対象年齢】
明確な記載はなく、「ご使用前に必ずパッチテストを実施してください。・・・特に新生児の肌はお母さんの肌に比べて薄く、外部からの刺激に敏感ですので、ご使用上の注意をお守りいただき、保護者の方が十分に注意を払ってお試しされた上でご使用ください。」とあります。
②エルバビーバ ベビーサンスクリーン
ジョンマスターオーガニックから展開されてエルバビーバは、ママとベビーの為のスキンケアブランド。自然由来の紫外線散乱剤を使用した肌に優しい日焼け止めです。
海洋生態系への保護も考えられた成分を採用していて、サンゴ礁などの海洋生態系に影響を与える化学物質は不使用。
【全成分】
アロエベラ液汁*、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、酸化亜鉛、ラウリン酸ポリグリセリル−10、ヒマシ油、ステアリン酸ソルビタン、水、水添アビエチン酸メチル、硫酸Mg、ポリアミノプロピルビグアニド、ヒマワリ種子油*、ホホバ種子油*、トコフェロール、オリーブ果実油*、ラベンダー油*、ローマカミツレ花油*(*はオーガニック認証成分です)
【UVカット】
SPF30+ PA+
【対象年齢】
6ヶ月~
※「6ヶ月未満のお子さまへの使用は医師に相談してください。」との記載があります。
③アロベビー UV&アウトドアミスト
出典:ALOBABY
紫外線とアウトドア対策が1本で出来るので、忙しいお出かけ前や動き回る赤ちゃんにもこれ1本でストレスなく簡単にケアできます。
アロベビーUV&アウトドアミストは、細かい粒子の天然の紫外線散乱剤をミスト状にしているので、オーガニック日焼け止めに起きがちな白浮きがありません。またお湯で落とせるので、赤ちゃんの肌を擦る必要がなく、肌への刺激を最小限にしてくれます。
100%天然由来成分で出来ているので、新生児からも使用可能。
【全成分】
水、BG、酸化チタン、含水シリカ、ミリスチン酸ポリグリセリルー10、レモングラス油、ローズマリー葉油
【UVカット】
PSF15 PA++
【対象年齢】
新生児~
④パックスベビー
出典:石けん百貨
合成化学成分を使用しない、赤ちゃんに優しい石鹸シリーズ。化学成分を使っていないので、目や口に入っても安心です。
マカダミアナッツ油とカミツレエキスが乾燥を防いで保湿効果を高めてくれます。
【全成分】
水、グリセリン、カリ石けん素地、酸化チタン、スクワラン、マカデミアナッツ油、ホホバ油、シリカ、カモミラレキス、ローズマリーエキス、トコフェロール、キサンタンガム、ヒノキチオール、エタノール
【UVカット】
SPF17 PA+
【対象年齢】
明確な記載なし
⑤ママバター
ナチュラルなバターを5%配合し、ノンシリコンなのにしっとりさらさらの使い心地のママバター。
虫が嫌がると言われているゼラニウム・ローズマリー・ユーカリなど5種類のエッセンシャルオイルが配合されているので、これ1本で日焼け止めと虫よけの効果が期待できます。
シリコン、紫外線吸収剤、鉱物油、合成香料、合成着色料、パラペンなどは使われていないので、
【全成分】
水、DPG、酸化チタン、シア脂、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソステアリン酸エチル、ジカプリン酸PG、グリセリン、ステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸PEGー20、ペンチレングリコール、水酸化AI、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、ステアロイルグルタミン酸2Na、酸化亜鉛、ヤシ油脂肪酸スクロース、水酸化Ca、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、ステアレス‐2、ベヘニルアルコール、オクテニルコハク酸デンプンAI、フェノキシエタノール、イソステアリルグリセリル、トコフェロール、t-ブタノール、コウスイガヤ油、ニオイテンジクアオイ油、ローズマリー油、ユーカリ葉油、レモングラス油
【UVカット】
SPF25 PA++
【対象年齢】
明確な記載なし
4、赤ちゃんの日焼け対策に役立つアイテム
最後に、手元にあるもので手軽に日焼けから赤ちゃんの肌を守ることができるアイテムをご紹介します。
①長袖の羽織もの
お散歩や外で遊ぶ時は、長袖の羽織ものを持っていき、直射日光が当たる場所では着させるようにするだけでも十分な日焼け対策になります。
夏に着る羽織ものは通気性の良いものを選びましょう。
②帽子
つばが広く、襟足が隠れる帽子だと、日焼けからより肌を守ってくれます。
風で飛ばされたり、脱げてしまわないようにあご紐付きの帽子がおすすめです。
③ブランケット・タオル
抱っこ紐を使って抱っこしたり、ベビーカーに乗せている時はブランケットやタオルで露出した肌を隠すと日焼け対策ができます。
通気性が良い素材なら、夏も快適に過ごせます。
④レッグウォーマー
スカートや半ズボンを履く時は、肌が露出した部分をレッグウォーマーでカバーしてあげると良いでしょう。
赤ちゃんは汗を沢山かくので、レッグウォーマーを選ぶときはきつすぎず、通気性の良い素地アを選びましょう。こまめに汗を拭いてあげるとあせもになる心配もなく安心です。
いかがでしたでしょうか。
今回は赤ちゃんの日焼け対策についてご紹介いたしました。
特別なグッズを買わずとも、ちょっとした工夫で日焼けを最小限にすることができます。
この夏は、デリケートな赤ちゃんの肌を優しく守ってあげたいですね。
今回の記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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