
「結婚をする際に一般的にどの程度貯金をしていれば良いのか知りたい」とお考えの方は少なくないのではないでしょうか。
今回は、結婚前に用意しておくべき貯金額についてご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。
目次
1、みんなの結婚前の貯金額は?
ゼクシィのユーザーアンケートによると、女性が結婚を決めた際の結婚相手の男性の貯金額は、100万円未満と答えた方が25%と最も多く、100万円以上200万円未満と答えた方が16%、200万円以上300万円未満と答えた方が13%と続く結果になったそうです。
また、同調査によると、20〜30代の未婚女性の預金額は100万円未満と答えた方が23%と最も多く、100万円以上200万円未満が19%と続き、300万円以上400万円未満が12%と言う結果が分かったそうです。
2、結婚前に用意しておくべき貯金額は?
結婚前に用意しておくべき貯金額は、350万円程度であるということが考えられます。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017の調査によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用総額の全国平均は、463.3万円となったそうです。
また、挙式、披露宴にかかった総額の全国平均は354.8万円、披露宴参加者のゲストの方からのご祝儀総額の全国平均は230.7万円という結果がわかっています。
つまり、結納・新婚旅行までにかかった費用総額の463.3万円からご祝儀総額の230.7万円差し引き、232.6万円以上は新郎新婦のお二人でまかなう必要があるということが考えられます。
更に、ゼクシィ新生活準備調査2016の調査によると、新生活準備にかかった費用の全国平均が、72.3万円(家賃は除く)という結果が分かっていることから、結婚前に用意しておくべき2人の貯金額として、350万円程度必要であるということが考えられます。
3、貯金が足りない! 結婚費用を親から借りるカップルはどのくらいいる?
結婚式を行ったカップルの76%が結婚費用に対して、「親または親族からの援助があった」とゼクシィ結婚トレンド調査2017の調査によって分かっており、親または親族からの援助金額の全国平均は182万円という結果になったそうです。
一方で、24.8%のカップルが親または親族からの援助金額が100万円未満であったという結果もわかっているそうです。
4、いまからでも間に合う! 結婚に向けて貯金をするコツ
結婚に向けて貯金を行うコツとして一番重要なのは、「明確に目標を決めること」です。
なんとなく貯金を始めるのではなく、新郎新婦のお二人で結婚、将来設計についてしっかりと話をした上で、明確な貯金額、貯金方法を決めましょう。
明確な貯金額をイメージするために、ブライダルフェアに足を運んでみることで、結婚式に必要な大まかな費用を知ることができます。また、新婚生活に必要な費用は不動産屋に行ってみたり、家具屋さんに足を運び実際に必要な家具などをみて回ることで、必要費用をイメージすることができます。
必要費用をイメージすることができたら、目標期間を決めましょう。いつまでに、いくら貯金をしたいか明確な数字を決めることで、月に貯金するべきまたはできる金額を洗い出すことができます。自身で貯金ができるか心配という方は、銀行の自動積立貯金などのサービスを利用するのもおすすめです。
また、必要であれば携帯電話の通信費や、あまり利用していないサービスの固定費を見直すなどしてみましょう。
まとめ
今回は結婚に向けて用意しておくべき貯金額についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
後々のトラブルを避けるためにも、お互いにしっかりと話し合い、お二人の納得のいく方法で、結婚にむけてそれぞれもしくは二人で貯金を行うようにしましょう。
今回の記事が、結婚に向けての貯金を行うためのご参考になれば幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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