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「花嫁の手紙」の結びの言葉の書き方と感動を呼ぶ例文

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    披露宴やウェディングパーティの式次第(目次)中でも、感動的な演出が花嫁による両親にあてた手紙、言わずと知れた「花嫁の手紙」です。新郎新婦によるご両親への花束贈呈の前に行われるのが一般的です。

    結婚式が素敵に幕を閉じるかどうか、ゲストが感動するかどうかがかかっているのが「花嫁の手紙」。女性にとっては人生の一大勝負と言っても過言ではないイベントです。

    そんな花嫁の手紙ですが、最後の「結び」をいかに書くかも重要なポイントです。

    そこで今回は、新郎もゲストも巻き込んでもっと幸せな花嫁になるために、「花嫁の手紙」の上手な結びの部分の書き方についてご紹介しましょう。

    ※その他、花嫁の手紙の例文については『感動的な結婚式にするために参考にしたい「花嫁の手紙」の例文と書き方』もあわせてご参考下さい。

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    1、 一般的な「花嫁の手紙」の構成は?

    花嫁の手紙の基本的構成

    花嫁の手紙ですが、一般的には以下の構成で作成されます。

    (1)書き出し

    まずは書き出しから始まります。書き出しは、花嫁の手紙の印象が決まる大事な最初の部分です。親への呼び掛けではじまるのが定番スタイル。堅苦しい挨拶ではなく、花嫁の気持ちが伝わる内容が好印象です。書き出しが長過ぎると、聞くゲストも飽きるので短めにしておきましょう。

    (2)具体的なエピソードの紹介

    手紙の構成のメイン部分です。お父さん、お母さんとの相応しいエピソードを展開させましょう。ゲストも共感できるものがベストです。その時の情景が浮かんでくるように、具体的に思い出を語るのが臨場感を増すポイントです。

    (3)結びの言葉

    手紙の締めとなる部分です。エピソードからの流れを汲みながら、感謝の気持ちを伝えたり、新生活への決意を表明したりしましょう。会場が明るい雰囲気になるようにこやかなトーンで。また新郎の親への挨拶の言葉を添えてもいいでしょう。

    2、「花嫁の手紙」の結びの言葉の例文集8選

    花嫁の手紙の例文

    (1)結び文例① ~新郎のご両親へ宛てた感謝を添えての結び~

    〇〇さんのお義父さんお義母さん。私達の結婚を祝福してくださり、ありがとうございました。これからは〇〇さんと互いに助け合いながら、幸せな家庭を築いていきます。

    (2)結び文例② ~出来ちゃった結婚の幸せをストレートに表現する結び~

    娘がいきなり母親になってしまうなんてショックだったと思いますが、〇〇さんと幸せな家庭を築いて、お父さんお母さんに負けないくらいの愛情を産まれてくる子供に注ぎます。

    (3)結び文例③ ~ゲストへのお礼の言葉で上品に締めくくる結び~

    今日は私たち二人の新しい門出を、こんなにも大勢の方々に祝っていただけたことを、とても感謝しています。本当にありがとうございました。

    (4)結び文例④ ~感謝の気持ちとともに今後のお願いもしっかり伝える結び~

    今日の良き日を無事に迎えられたのも、ここにいらっしゃる皆様のお陰です。これからも私たち二人をどうぞ末永く、温かく見守っていてください。どうか宜しくお願いします。

    (5)結び文例⑤ ~新郎のご両親へ「これからよろしく」の挨拶を込めての結び~

    今日この日から、私に新しい家族が出来たことをとても嬉しく思います。まだまだ未熟でそそっかしいところも多い私ですが、これからどうぞ末永く宜しくお願い致します。

    (6)結び文例⑥ ~新生活への意気込みを感じさせる結び~

    大人になってからもなかなか親孝行できないまま、今日まできてしまいました。新しい家庭を精一杯築くことで、お父さんとお母さんへのお礼の代わりにしたいと思います。

    (7)結び文例⑦ ~二人で歩んでいく、という決意表明での結び~

    お父さんとお母さんの沢山の思い出を胸に、私は今日から〇〇さんと二人で幸せになります。長い間、私のことを大切に育ててくれて本当にありがとうございました。

    (8)結び文例⑧ ~新たにスタートする生活へ向けての抱負を語っての結び~

    これからの長い道のり、何があってもふたりで力を合わせて、乗り越えていきます。お父さん、お母さん、これからも私達二人を末永く見守っていてくださいね。

    3、「花嫁の手紙」の書き方と注意点は?

    花嫁の手紙の書き方

    (1)書き出しに盛り込む内容と注意点は?

    ~「花嫁の手紙」の主旨であるご両親への感謝を最初から盛り込みましょう~

    「花嫁の手紙」はご両親に対する花束贈呈の前振りです。主旨としては花嫁が両親に今日まで育ててくれたことを感謝するということが一番です。無理に凝ったものにせず、育ててくれた親への感謝の気持ちを素直に言葉にすることを重視しましょう。

    (2)エピソードに盛り込む内容と注意点は?

    ~エピソードは思い出話を軸にしましょう~

    手紙のメインとなるエピソードの部分には、お父さん、お母さん、それぞれに対して心に残っている大切な思い出を盛り込みたいものです。子供の頃に出かけた家族旅行の思い出や、誕生日を祝ってもらった時のこと、運動会でお父さんと一緒に走った思い出などはいかがですか?やや難易度が高めの内容としては、思春期に反抗期だった頃のエピソード、結婚を報告した時、実は最初は反対されていたなんていう話など、内容は自由に選んで大丈夫です。今、ご両親に一番伝えたい気持ちに沿ったエピソードを素直に書き出してみてください。

    (3)結びに盛り込む内容と注意点は?

    ~最初に戻って、感謝の言葉で締めくくりましょう~

    「花嫁の手紙」の結びの部分は、起承転結の「結」の部分です。もう一度、最初に戻ってご両親やゲスト、新郎のご両親への感謝の言葉で締めくくるのがポイントです。そこでこれからの新婚生活に対する決意表明をしたり、ご両親に対してお願いごとがあれば伝えたりしましょう。注意点としては、新郎に対して「禁煙して」などと注意をしたりすると、お願いごとをしたつもりでも生意気な嫁の印象が残りますから気をつけましょう。

    (4)その他作成にあたり意識すべきポイントは?

    ~結びの名前はファーストネームが基本~

    最後に記載する自分の名前は、旧姓か現在の姓を名乗るべきか?それとも名前だけでいいのか?悩むところだと思います。基本的に「花嫁の手紙」で最後に記載する名前は、ファーストネームだけで十分ですが、人によってはケースバイケースで対応しましょう。
    新郎が入り婿で新婦の籍に入る場合の「花嫁の手紙」は、新婦の姓名は変わりませんから、元々の姓名をあえて名乗り、披露宴で新郎の新しい姓名を印象付けるのも手です。

    まとめ

    いかがでしたか?

    「花嫁の手紙」の結びの部分は、披露宴が感動的に演出できるかどうかがかかっている重要な部分です。思春期にはご両親との確執があった方も少なからずいらっしゃるかと思いますが、あなたが今日こうして晴れの日を迎えることができたのも他でもないご両親のお陰です。あまり話を広げ過ぎずに本題に絞って、恥ずかしがらずに素直に感謝の言葉で纏めましょう。

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