
花嫁さんが持つブーケ、生花も良いですが、プリザーブドフラワーを選んでみませんか?プリザーブドフラワーと言えば長持ちするのが最大のメリットですが、メリットは沢山あります。また、検討する上で知っておきたいのは、そのデメリット。
そこで今回は、プリザーブドフラワーブーケを使うメリット、デメリットからプリザーブドフラワーブーケで叶える演出まで、プリザーブドフラワーブーケの魅力をご紹介いたします。
目次
1、プリザーブドフラワーとは?
プリザーブドフラワーとは、生花を長期間楽しめるように保存加工(プリザーブド加工)を施したお花のことを言います。 花が最も美しく華やかに咲いた状態で摘み取られ、加工されています。
加工方法としては 花の水分と色を抜いた後、保存液となる不揮発性溶液と染料を吸収させ、乾燥させます。
その仕上がりは、生花との違いが分からないほど自然なものとなります。
2、プリザーブドフラワーをウエディングドレスブーケに選ぶメリット
①みずみずしく生花のよう
先ほどもお伝えしました通り、プリザーブドフラワーは花が最も美しく華やかに咲いた状態で摘み取られて加工されています。そのため、花びらがみずみずしく柔らかで、生花そのものと見間違えるほど自然な仕上がりです。
②現実にないカラーも作れる
現実にはないカラーや微妙なニュアンスのカラーもプリザーブドフラワーなら自由自在に作れてしまうのです。カラーバリエーションが豊富なので、ご自身のウエディングテーマカラーに合わせたお色を選ぶことも可能なのです。
③繰り返し使える、長期間楽しめる
生花のブーケは長くもっても1週間、夏場は挙式当日しかもたないこともあります。一方、プリザーブドフラワーブーケは枯れる心配がないので、前撮りや2次会なども同じブーケをベストな状態で使うことが可能です。
また、プリザーブドフラワーの鑑賞期間は2~3年と言われていますので、結婚式の思い出のアイテムをより長く手元に置いておくことができるのも大きなメリットです。
大きなブーケの場合、コンパクトにアレンジし直してもらえるサービスもあります。
④花粉や香りが苦手な人でも気にならない
プリザーブドフラワーは加工することにより、本来生花にある花粉や香りがなくなります。花粉アレルギーを持っている方、香りが得意ではないという方でも生花に近いブーケを使うことが出来るのは嬉しいポイントですよね。
⑤とても軽い
プリザーブドフラワーブーケは生花と違って水を必要としないため、軽く持ちやすいのもメリットです。慣れないドレスを着た状態で重たい生花のブーケを持つのは想像以上に大変です。
プリザーブドフラワーブーケならそのような心配もいりませんので、お花をふんだんに使ったボリュームのあるブーケも負担なく持つことができます。
⑥事前にブーケを確認できる
生花のブーケは挙式当日に出来上がる一方、プリザーブドフラワーブーケは事前にブーケを確認することが出来るのもメリットです。
店舗によっては、製作途中で花の配置などを見せてもらい手直しすることも可能なので、より理想に近いブーケに仕上げることができるでしょう。
⑦自分で手作りできる
生花は当日製作するため、花嫁さんが自分で作ることは難しいですが、プリザーブドフラワーブーケなら、事前に自分で手作りすることが可能です。
1日完結のブーケレッスンなどを行っているところも多いので、初心者の方でも講師の指導を受けながらプリザーブドフラワーブーケを完成させることができるのです。
手作りしたブーケなら、より愛着が湧いてくウエディングアイテムとなりそうですね。
プリザーブドフラワーブーケにはメリットが沢山ありましたね。何でもそうですが、メリットがあればデメリットもあります。
プリザーブドフラワーのデメリットとはどんなものがあるのでしょうか。早速見ていきましょう。
3、プリザーブドフラワーをウエディングドレスブーケに選ぶデメリット
①使える花と使えない花がある
バラや蘭、ガーベラなど使える花の種類が限られてしまうため、自分の好きな花をブーケにできないという可能性もあります。もしどうしても使いたい花が決まっているという場合、残念ながらプリザーブドフラワーブーケを諦めなければなりません。
②取り扱いに注意が必要
プリザーブドフラワーの花びらはとてもデリケートで壊れやすいのが特徴です。少しの衝撃で花びらが破損してしまう可能性もあるので、取り扱いには十分注意が必要になります。
③色写りする可能性も
プリザーブドフラワーを作る過程で一度脱色してから染料を使用して着色していますので、ドレスやタキシードに色移りする可能性があります。花の色が濃いほど、色移りに注意した方が良いでしょう。
プリザーブドフラワーのブーケを持つときは、ドレスから少し話して持つなど、持ち方に気を付ける必要があります。
④生花より高価
花の種類やメーカーによっても変わりますが、一般的なバラで比較するとプリザーブドフラワーは生花の2倍ほどの価格になります。それでも生花の寿命が1週間だとすると、プリザーブドフラワーブーケは1年以上もつので、コストパフォーマンスは高いと言えます。
4、プリザーブドフラワーのブーケで叶えるウエディング演出
①存在しない色を使ったブーケを使いたい
ブルーやブラック、パープルなど存在しない色の花を使えるのは、プリザーブドフラワーならでは!
ウエディングのテーマカラーはブルー、ブーケもブルーのバラを使いたい、そんなリクエストにも応えられるのがプリザーブドフラワーブーケの魅力のひとつです。
②サムシング・ブルーをブーケに取り入れたい
出典:minne
「サムシング・ブルー」は幸せの色とも言われていて、結婚式で花嫁さんが何か青いものを身につけると幸せになれると伝えられています。
そのサムシング・ブルーにブーケを取り入れてみてはいかがでしょうか。
サムシングブルーをさりげなくブーケに取り入れたいなら、数本でも良いですし、プリザーブドフラワーのメリットを最大限に生かして、ブルーのグラデーションブーケもおすすめです。
③一輪の大きな花びら「メリアブーケ」を持ちたい
花びらを1枚1枚ほどいて重ね合わせた贅沢なメリアブーケ。直径20㎝ありますので、かなりの存在感です!スワロフスキーラインストーンを贅沢に使って贅沢なブーケにしてみてはいかがでしょうか。
少し変わったブーケを持ちたいという花嫁さんにおすすめ。
④前撮りから挙式まで1つのブーケを大切に使いたい
ブーケだけに関わらず、ウエディングアイテムひとつひとつにこだわりと愛着を持つ花嫁さんは多いです。そんな花嫁さんの中には、前撮りから挙式当日まで同じブーケを使いたいという希望を持つ方も。
長期保存が可能なプリザーブドフラワーブーケなら、そんな希望も叶います。
また、こんなちょっと凝ったデザインのブーケだと、生花で同じものを作り直すというのもなかなか難しいですが、プリザーブドフラワーブーケならそんなリクエストも可能なのです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、プリザーブドフラワーブーケについてご紹介いたしました。
ご紹介した通り、プリザーブドフラワーブーケにはデメリットもありますが、それ以上に沢山のメリットがあることが分かりました。
ウエディングのコンセプトや希望する演出によって、生花では叶えられないことが実現できる魅力もありますので、是非ブーケ選びの際にアイデアのひとつとしてプリザーブドフラワーを候補に加えてみてはいかがでしょうか。
今回の記事が皆さまのお役に立ちましたら幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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