結婚式には様々な演出があります。その中でもロマンチックで豪華な演出と言えば「花火」!
花火と言ってもその使い方は様々です。ただ、いつでもどこでも使えるものではないので、「ナイトウエディングではないから」「屋内での結婚式だから」と最初から花火の演出を諦めてしまう方も少なくありません。実は、明るい時間や屋内でもできる花火演出があるのです!
そこで今回は、結婚式に花火を使った演出をご紹介いたします。
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1、花火演出を取り入れるメリット
結婚式に花火を取り入れる最大のメリットは、ゲストを驚かせることができること。普段結婚式ではあまり見られない花火をゲストに見せることで、ちょっとしたサプライズにもなりますね。
海外で花火を演出に取り入れることは一般的であるものの、日本ではあまり多くありません。その理由は、日中に結婚式を挙げることが多いことからです。
確かに花火は暗い時間に限定されてしまいますが、ナイトウエディングではなくても花火を使う演出ができますので、諦める必要はありません。
では、結婚式で花火を取り入れる様々な演出のアイデアをご紹介します。
2、花火を使った演出アイデア9選
①花火シャワー
フラワーシャワーの代わりに行うのが花火シャワーです。
フラワーシャワーを新郎新婦が浴びる場面で、ゲストには花火シャワーを使ってもらい、明るく照らしてもらいます。
屋外のナイトウエディングと限定されてしまいますが、きっと幻想的な空間になることでしょう。
②ウエディングケーキの装花代わり
披露宴や二次会でのメインイベントでもあるケーキカットにも花火を飾ってみてはいかがでしょうか。この時ウエディングケーキはシンプルなデコレーションにすることがポイント!
花びらのように火花が大きく広がるスパークリングタイプの花火で、インパクトとおしゃれさアップです。華やかな演出にゲストも盛り上がることでしょう。
日中の結婚式や屋内でも取り入れやすい演出のひとつです。
ケーキに花火を飾る場合は、煙が少なく火薬が落ちにくいケーキ用に作られた専用花火を選びましょう。ケーキ用花火の中には、燃焼時間が60秒と長めのものもありますので、安心して長く楽しめますね。
③キャンドルスパーク
出典:BRIDAL
キャンドルスパークは、見た目はろうそくですが、火を点けると線香花火のように明るい光を灯してくれるもの。ゲストのテーブルひとつひとつに設置すると、華やかな雰囲気にしてくれます。約20秒間の花火が終わると通常のろうそくの炎に戻るので、キャンドルサービスで新郎新婦がテーブルを回って火を点けていく際にも使えます!
こちらも手軽で、屋内でも取り入れやすい演出ですね。
④ライトペインティング
出典:MD HARRISON
ライトペインティングとは、花火を振ったり文字を書いたりするように動かすと、そのまま写真に形として残せるもの。
書く文字や絵に制限はないので、誓いの言葉やゲストへのメッセージを綴ってみるのも良いですね。
新郎新婦だけでなく、ゲストにも参加してもらいましょう。
⑤ウエディングフォト
手に持つ小物を花火に変えるだけでサマになる!花火は万能アイテムなのです。一味違うウエディングフォトに仕上がること間違いなし。
会場での花火演出が難しい場合、結婚式前後に屋外での写真撮影で使ってみてはいかがでしょうか。
⑥噴射花火で入退場
派手でインパクトのある演出をご希望の新郎新婦にはこちら。
会場に噴射タイプの花火を設置して、その間をふたりが通れば、会場は一気に盛り上がるでしょう。
⑦結婚式の締めに打ち上げ花火
出典: Wedding Forward
花火と言えば打ち上げ花火!
会場の外で結婚式のフィナーレで打ち上げると盛大な締めになります。
挙式が屋外の場合、指輪交換のタイミングや誓いのキスのタイミングで花火を打ち上げてもらうと、会場の気分も高まることでしょう。
⑧室内から楽しむ噴射花火
出典:LAGUNAVEIL
会場によっては、チャペルや披露宴の会場の中からガラス越しに花火の演出をみることもできます。スケール感では打ち上げ花火に敵いませんが、至近距離で観る花火はインパクト大です。
打ち上げ花火は夜限定になりますし、場所や費用の面でもハードルが高いもの。
屋内から観る噴射花火なら、明るい時間でも雨でもできるメリットがあります。
⑨プチギフトとして配る
出典:筒井時正 玩具花火製造所
会場の都合上、花火の演出を取り入れることが難しい場合、祝い線香花火をゲストに配ってみてはいかがでしょうか。
こちらは線香花火を紅白に染め、水引きに見立てており、結婚式のプチギフトに最適です。
3、結婚式で花火を使う時に気を付けたいこと
①何よりも、安全第一!
一番注意したいことは、火を扱うため、安全に注意しなければならない点です。万が一、衣装やインテリアに火の粉が移ってしまっては、おめでたい席が大惨事に。
通常の花火を楽しむ時と同じように、点火方法、後始末、火災時の消火対策など万全な完全管理を行うことをお忘れなく。
②各関係機関への届出が必要なことも
都道府県、消防署、警察署、航空事務所、港湾事務所など関係機関に申請、届け、通報書への書類提出が必要な場合もあります。
また安全性や騒音などの関係で、花火の使用ができない会場もあるので、プランナーさんに事前に相談してみましょう。
会場がOKでもレンタルドレスショップがNGの場合もありますので、注意が必要です。
③どんな花火を選ぶと良い?
花火選びで押さえておきたい第一のポイントは、「花火の色はシンプルにすること」です。主役はあくまでも新郎新婦、花火はふたりの引き立て役です。
花火そのものの存在感が大きいので、カラフルなものよりも、ベーシックカラー1色に絞った方が統一感を出すことが出来ますし、写真映えもします。
また、使用する花火は、煙が少ないもの、火の粉や煤が少ないものを選ぶようにしましょう。
④花火ウエディングに合う結婚式とは?
打ち上げ花火や手持ち花火は、外が明るい時間帯では花火の良さが伝わりづらいため、ナイトウエディング向けの演出になります。
一方、キャンドルスパークやケーキの装花代わりに花火を使う演出は照明を落とせば屋内でも使用可能ですし、天候に左右されないメリットもありますね。
どちらにしても、優雅な雰囲気よりは、少しカジュアルな結婚式の方が花火との相性が良いでしょう。
花火はゲストへのサプライズ演出になる一方、火事や煙などに細心の注意を払わなければなりません。
また、ドレスやタキシードに手持ち花火が触れたり、火の粉が落ちて穴をあけてしまわないよう、細心の注意が必要です。
慣れないドレス、盛り上がる会場にテンションが上がり、「うっかり」なんてことがないように気を付けましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は結婚式に花火を使った演出をご紹介しました。
新郎新婦の中には、「ゲストを驚かせたい」「とにかく華やかにしたい」という理由だけでなく、「花火が大好き」「初デートが花火大会だった」「夏だからお祭りをテーマにした結婚式にしたい」などの理由から花火の演出を取り入れる方もいらっしゃいます。
どんな理由であれ、新郎新婦の思いを花火演出に込めることで、花火自体は一瞬の輝きですが、色あせない記憶として自分達だけでなくゲストの心にもいつまでも残ることでしょう。
是非、花火の演出で、結婚式を素敵に煌めかせてくださいね。
今回の記事が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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