結婚式といえば純白のウェディングドレスがいつの時代も世の女性たちの憧れの的です。白無垢や打掛を着て神前式を挙げた人も、披露宴ではウェディングドレスを着るのが定番になっています。まさにウェディングドレスは結婚式のシンボルと言っても過言ではないでしょう。
花嫁はウェディングドレスをどのように手配しているのでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、全国平均では83%の花嫁がドレスをレンタルして手配しているのに対して、12%の花嫁はドレスを購入(オーダーメイド・既製品を含む)していることが解りました。
ドレスをレンタルするか購入するか……それを決定するのはもちろんお値段にもよると思いますが、例えば海外挙式を挙げて、別日程で帰国後のウェディングパーティでお披露目をするケースなどでは、ウェディングドレスを2回用意しなければならなくなるため、購入してしまった方が、総費用が安くなるケースなどが考えられます。
そもそもウェディングドレスは「嗜好品の賜物」なのでお値段もピンからキリまであります。リーズナブルなドレスを購入する方が、有名ブランドの高価なドレスをレンタルするより安くなるケースも多々あります。まずは、予算度外視で「運命の一着」を探しながら試着して歩くのも一生に一度のことですから素敵な思い出になるはずです。
今回は、世界中の花嫁の憧れの的であるウェディングドレスの人気ブランドと取扱いドレスショップをご紹介致しますので参考にしてください。
※この記事は2019年1月に内容を更新しています。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
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目次
- VERA WANG(ヴェラ・ウォン)
- Oscar de la Renta(オスカー デ ラ レンタ)
- CAROLINA HERRERA(キャロリーナ・ヘレラ)
- Monique Lhuillier(モニーク・ルイリエ)
- AMSALE(アムサラ)
- Jenny Packham(ジェニー・パッカム)
- Reem Acra (リーム・アクラ)
- JILLSTUART(ジルスチュアート)
- Marchesa(マルケーザ)
- PRONOVIAS(プロノビアス)
- Antonio Riva(アントニオ・リーヴァ)
- DAVID FIELDEN (デヴィッド・フィールデン)
- GRACE CONTINENTAL(グレースコンチネンタル)
- DOUBLE STANDARD(ダブルスタンダード)
- 桂由美
- まとめ
VERA WANG(ヴェラ・ウォン)
23歳でアメリカ「ヴォーグ」誌史上最年少のファッションエディター兼スタイリストになったヴェラ・ウォン。1990年より自身のブランドをニューヨークにオープンし、革新的なデザインと上品なディテール遣いでブライダル業界を牽引し続けている。常にモード感あふれる新しいスタイルを発表し、トレンドの最先端を走り続けるヴェラ・ウォンはレッドカーペットにもたびたび登場する人気ブランド。世界中の花嫁の憧れの的になっている。
http://www.hatsuko-endo.co.jp/verawang/
Oscar de la Renta(オスカー デ ラ レンタ)
オスカー・デ・ラ・レンタはバレンシアガやランバンで経験を積んだ後、1965年に独立し自身のブランドを立ち上げ、1986年~88年にはアメリカファッションデザイナー協会の会長も務めた経歴を持つ大御所。ミシェル・オバマを初め歴代のファーストレディや、サラ・ジェシカ・パーカーやジゼル、アン・ハサウェイ、エマ・ワトソンなどハリウッド女優やトップモデルたちの御用達ブランドとして知られています。
http://www.oscardelarenta.com/bridal/
CAROLINA HERRERA(キャロリーナ・ヘレラ)
「キャロリーナ ヘレラ」のなかで、日本に上陸しているのがシーエイチ キャロリーナ ヘレラです。モダンかつ堅くなりすぎない、シックなライフスタイルを提案するコレクションをめざし、2001年にニューヨークで発表されました。デザイナーのキャロリーナ・ヘレラはジャクリーン・ケネディと親しく、彼女がスタイルアイコンだったとも言われています。1987年のキャロライン・ケネディ大使の結婚式の際には、花嫁衣裳もデザインしました。以来、世界中の花嫁がキャロリーナ・ヘレラのウェディングドレスに注目しています。
http://www.carolinaherrera.com/newyork/en/
Monique Lhuillier(モニーク・ルイリエ)
フィリピン出身の女性デザイナー、モニーク・ルイリエは、幼い頃から世界各地を巡るジェットセッターでした。15歳の頃にデザイナーを志す。その後1996年、ビバリーヒルズにオリジナルブランドを設立。わずか5年足らずでアメリカのトップブランドにまで成長した新生ブランド。最上級のシルク素材と刺繍でアーティスティックなクチュールテクニックが融合したゴージャスなドレスが有名です。エレガント、フェミニン、そしてモダンであること。そしてその着心地の良さで世界中のセレブを顧客とし、魅了し、ハリウッド・ゴージャスを体現する極上ドレスと言われています。
http://www.moniquelhuillier.com/
AMSALE(アムサラ)
極上の素材と独特のデザインで、世界各国のセレブに人気の「アムサラ」は、アメリカのウェディングドレスブランド。その名の通りデザイナーはエチオピア出身のAmsale・Aberra。彼女の作り出すウェディングドレスは正統派のドレスのほか、ミニ丈のドレスも人気があります。繊細なレースをふんだんに使っているので、かわいくなりすぎずどこか品の良さを残すデザイン。ラグジュアリーな大人のキュートさを演出してくれます。
Jenny Packham(ジェニー・パッカム)
ハリウッドでデザイナー・オブ・ザ・イヤーを獲得したジェニー・パッカム。2007年にはロンドンで国際クチュールデザイナー賞を、翌2008年にはロンドンのブライダルデザイン賞を獲得した実力派。彼女がデザインするドレスはレッドカーペットを歩くセレブリティにも人気があり。その絶妙なニュアンスを表現して魅せる、繊細な女性らしさを放つドレスは、空気を纏ったようなソフトチュールやシフォンと滑らかなドレープを表現するジョーゼットやサテンなどのファブリックがメイン。ひとつひとつ手作業でとりつけられたスワロフスキーや、繊細さを極めた銀糸刺繍も魅力。まるでジュエリーをまとったようなラグジュアリー感がプラスされます。アクセサリーラインやリトルドレスも充実しています。
Reem Acra (リーム・アクラ)
ニューヨークの最高級ブランド。パリとニューヨークの両方で学んだ彼女のつくり出すドレスは、トラディッショナルであり優雅で、セレブリティの姿を可憐に演出してくれるものばかり。彼女の特徴でもあるデザインへの細やかな拘りは、繊細なビーディングや銀刺繍、個性的なファブリックの独特のコラボレーションとして、斬新かつ洗練されたスタイルとして表現されています。その優美なシルエットは、身体の曲線に吸いつくように滑らかで、計算し尽くされた姿にはため息がこぼれます。まるで宝石を散りばめたかのような繊細な輝きを放つビーディングや銀刺繍は神秘的。特別な一日にふさわしい輝きをプラスしてくれます。
JILLSTUART(ジルスチュアート)
世界中の若い女性たちから、熱狂的な支持と賞賛を受けるJILLSTUART。幼少よりデザインに情熱を傾け、10代でジュエリーとハンドバッグをデザイン。最初のコレクションを15歳で売ったと言われています。そんな彼女がデビュー以来こだわり続けているテーマは”Pretty Girl”。女性の永遠の憧れであるウェディングドレスに、女の子らしさと綺麗さを意識した繊細な立体感を持たせたラインを基調とし、刺繍やフリルをアクセントに使用したデザインのウェディングドレスは、すべて花嫁の「かわいい」のためにあります。
http://www.jillstuart-wedding.com/
Marchesa(マルケーザ)
イギリス出身のジョルジーナ・チャップマンとカレン・クレイグによるアメリカ発のブランドであるマルケーザは、才能あふれる二人によって作り出される、ヴィンテージ感覚とアジアンテイストが絶妙に融合したクチュール感溢れるドレス。有名女優や著名人がこぞって指名する今一番ホットなドレスブランドといっても過言ではありません。ブランド名はヨーロッパの著名なスタイルアイコン、イタリア人のマルケーザ・ルイザ・カサティにちなんで名付けられたもので、ブランドのミューズになっています。
PRONOVIAS(プロノビアス)
オートクチュールブランドのデザイナーであったマニュエル・モタが、40年ほど前にテキスタイルの専門店であったプロノビアスと出会い、ウェディングドレスのデザインを手がけるようになりました。クラシックなラインからモダンでコンテンポラリーなスタイルなどさまざまなドレスを生み出し、ブライダルウエアの世界に新風を吹き込みました。クチュリエ出身らしい素材へのこだわりと美しいシルエット、そして自身の出身である地中海をインスピレーションの源とするデザインは、花嫁がより生き生きと輝く魅力に満ちています。
Antonio Riva(アントニオ・リーヴァ)
母親がファッションデザイナーで、自身は建築家でもあるアントニオ・リーヴァは、アメリカのモードブランドで30数年というキャリアを積み、満を持して1994年にイタリアへ帰国。ミラノ市内にショールームと直営店を構えています。最高級のシルクを贅沢に用いて作り出すドレスは、シンプルかつ立体的なシルエットが特徴です。クチュールのテクニックを駆使して作り出すその造形的でモダンなラインは他に類を見ない美しさ。ミカドシルクの美しさを最大限に表現した構築的なデザインのドレスはブランドの真骨頂でもあり、時を経ても変わらぬ美しさと人気を誇ります。イタリアのみならず世界中の女性から憧れの的になっています。
DAVID FIELDEN (デヴィッド・フィールデン)
デヴィッド・フィールデンは、舞台衣装のデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、「今最もクリエイティブなデザイナーの一人」と世界的に評価されるイギリスのデザイナーです。ハリウッドの女優をはじめとする世界のセレブリティが顧客に名を連ねるハイクラスのブランド。彼のデザインするドレスの特徴は、女性を美しく見せるセクシーなシルエットと、クリエイティブかつ繊細なデザイン。良質な生地を使い、ディテールにも拘って仕上げています。現代的な特殊素材と伝統的なレースやシルクを組み合わせて使用するなど、伝統とトレンドの境界を感じさせないオリジナリティ溢れるドレスです。
http://www.davidfielden.co.uk/
GRACE CONTINENTAL(グレースコンチネンタル)
1997年東京、代官山に誕生したグレースコンチネンタルは、「本当のファッション好きのためのブランド」をコンセプトに、デザイナー自らが世界各地の素材や技術、文化を発掘し、オリジナルアイテムに昇華させるスタイルのアパレルブランドです。妥協のないモノ作りの姿勢に多くのスタイリストやモデル、ミュージシャンが賛同し、ファッション関係者を中心に絶大な支持を得ています。ラッフルフリル、リボンモチーフ、ゲガンレース、コルセットドレス、ビジューの飾り、ホットフィックスの加工。愛らしさと美しさを兼ね備えたスタイル。それがグレースコンチネンタルのウェディングドレスです。
DOUBLE STANDARD(ダブルスタンダード)
モダンとクラシック、クールとエモーショナル、オーセンティックとスノッブ、カジュアルとフェミニンなど、反対になる要素をミックスしてオリジナリティ溢れる世界観を表現しているダブルスタンダードクロージング。そのウエディングドレスラインナップは1.5次会やレストランでの挙式など、新スタイルのセレモニーにふさわしいドレスを展開している。ミニドレスからマキシ丈まで豊富に揃ううえ、ファッションブランドらしい、お洒落小物も抜かりなく完備されている。
桂由美
桂由美は東京生まれ。共立女子大学被服学科卒業後、パリに留学する。かつての日本では花嫁が和装、花婿がモーニング姿での挙式が一般的であった中で、花嫁に対してウェディングドレスを提案し続けた日本ブライダル界の第一人者。肌馴染みの良い柔らかな素材が描く、女性らしいシルエットが人気の秘訣。ウェディングドレスだけでなく日本において欧米のウェディングスタイルをいち早く提案してきました。今もなおブライダル界を牽引する日本のブライダル業界のパイオニア的存在です。
http://www.katsura-yumi.co.jp/
まとめ
今回はウェディングドレスのブランドについてご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか?ご参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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