「ゼクシィ結婚トレンド調査2015」が挙式形態について調査を行ったところ、キリスト挙式を選択したカップルは61%ともっとも多く、会場を選んだ理由について尋ねたところ「施設全体の雰囲気が良かった」が41%、「キリスト挙式に憧れていた」が38%という結果になりました。
多くのカップルが結婚式と言えばチャペルで執り行うものであり、チャペルで結婚式をすることに強い願望を抱いていることが調査により明らかとなったわけですが、ではなぜこんなにもチャペルウェディングに魅力を感じるカップルが増えているのでしょうか?
今回はチャペルウェディングの魅力と、チャペルとチャーチの違い、そして美しすぎる国内チャペルをご紹介します。
ご参考となれば幸いです。
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目次
1、チャペルウェディングの魅力とは
チャペルウェディングが多くの新郎新婦から支持されるのは、バージンロードを父親と歩くシーンや誓いのキスなどの感動的なセレモニーの数々もありますが、これ以外にもチャペルにしかできない3つの特長があります。
まず一つ目は、人前式にはない重厚感漂う空間の中でセレモニーを行うことができるという点。チャペルにはステンドグラスやパイプオルガンなどのクラシカルな演出で花嫁のウェディングドレス姿をより美しく見せたり、会場内にステンドグラスの模様が反映されるよう光の屈折を利用した設計を施したりと、チャペルは映画やドラマの一幕をイメージさせるようなドラマチックな空間を演出することに長けています。そのため、他にはないムードで最高の結婚式を挙げることができるのです。
二つ目は、ゲストも結婚式に参加できるという点です。人前式などではゲストが参列できないケースもありますが、キリスト教式では基本的にゲストの参列が認められているためお世話になった方々に祝福されながら式を迎えることができます。さらに、ベールダウンやバージンロードのシーンでは日頃言えない感謝の気持ちを両親に伝えるいい機会にもなります。
最後に三つ目の理由は、チャペルウェディングでは披露宴を行わない挙式のみの選択も可能だという点です。
予算を重視するカップルだと、披露宴は何かとお金のかかるという理由から結婚式そのものを諦めているケースもありますが、チャペルウェディングであれば低予算でも挙式を挙げることが可能であり、親しい友人や家族だけを招待したアットホームな結婚式にすることができます。
2、チャペルと教会(チャーチ)の違い
チャペルと教会(チャーチ)、日本では似たような意味合いで使用されていたり、混同して捉えていたりする方が多いようですが、実はチャペルと教会はまったく異なるものです。
ではまず、チャペルが持つ意味合いと特徴について次に解説していきます。
(1)チャペルとは
チャペルとは、結婚式を行うことを目的に建てられた会場のことを言い、宗教に関係なく誰でも結婚式を挙げることができます。
企業が運営をしているため、基本的に結婚式に必要となる設備やサービスが充実しているところが多く、ロケーションや会場内の雰囲気を重視したいカップルにはおすすめの形式となっています。
ただし、商用目的で作られた施設なので、建物が将来的になくなってしまう可能性はあります。
また、教会と比べてレプリカ感が否めない、挙式費用が教会よりも高いといったデメリットもあります。
(2)教会(チャーチ)とは
教会とは、地元信者が気軽に通える宗教施設、つまり信者が礼拝を行うために作られた施設のことです。
チャペルのように結婚式用に作られた建物ではないので、会場内の設備やサービスのクオリティは専門式場レベルを想像していると期待を裏切られる場合があります。会場スタッフの対応も同様に不満が残ることもしばしばあるようです。
また、教会は礼拝や儀式を最優先に運営するので、信者が多く集まる曜日や時間帯は結婚式を断られることもあります。
しかし、本物の教会の神聖な空気は人工物のそれとは一線を画し、荘厳な空間で誓いを立てれば覚悟はより強いものとなるでしょう。チャペルのように商業目的で作られていないため、部分的な改装はあっても建造物そのものが将来的に消滅する可能性は低く、思い出の場所はいつまでもふたりの道しるべとしてそこに存在氏続けます。
また、チャペルよりもリーズナブルに挙式が挙げられるところも、教会のメリットと言えるでしょう。
3、誰もが憧れる♡ロケーション&雰囲気が素晴らしいチャペル9選
憧れのチャペルで結婚式を挙げたい!という花嫁に向けて、重厚感あるチャペルからロケーションが美しいチャペルまで、日本国内のおすすめチャペルを集めてみました。
チャペル選びに迷われているカップルのご参考となれば幸いです。
(1)ノートルダム横浜みなとみらい
バージンロード21m、天井高12mという巨大大聖堂が特徴の横浜らしいモダンチャペル。2016年夏に待望のオープン!
(2)セレス高田馬場 サンタアンジェリ大聖堂
120年の歴史と伝統を誇るステンドグラス、そして21mにも及ぶバージンロードはクラシカルな本格派大聖堂。
(3)南青山ル・アンジェ教会
緑たっぷりの開放感あふれるチャペルでアットホームな結婚式を行うことかできます。
パーティー会場の設備、食事もハイクオリティ。表参道駅から徒歩3分の立地なのでゲストを招待するにも好立地です。
(4)大阪セントバース教会
18世紀から英国で使用されているパイプオルガンやステンドグラスを移築し、まるで本物の教会のようなムードを味わえる正統派チャペル。
心斎橋駅から徒歩3分と立地条件も最高。挙式のみのプランも用意しています。
(5)ホテルグリーンプラザ大阪
大阪一の大都市、梅田の中にそびえ立つ高さ22メートルの日本最大級のステンドグラスは圧巻。
ゴスペルやパイプオルガンなどチャペルの鉄板演出が見事に映えます。クラシカルな正統派ウェディングをイメージされているカップルはぜひチェックを。
(6)石の教会 軽井沢
出典 http://www.karuizawawedding.jp
国内リゾートウェディング3強のひとつ、軽井沢。その中でも代表的なチャペルが石の教会です。
世界的にも珍しい建造物で、観光地としても人気のある場所となっています。
(7)アイネスヴェラノッツェ 沖縄
国内最大のリゾートウェディング県、沖縄県にある海に囲まれた開放感抜群のチャペル。
四方から自然光が入るよう設計されており、五感で楽しむことをコンセプトにしたウェディングとなっています。
(8)水の教会 北海道
北海道ならではの雄大な自然を感じながら愛を誓い合える教会。
元来のチャペルとは趣向を変えたモダンな造りが特徴。コンセプトは自然との共生。自然と建物を一体化した空間は見事です。
(9)宮の森フランセス教会 北海道
200年以上の歴史を誇る荘厳な大聖堂は一見の価値あり!
レトロでクラシカルな大聖堂で厳粛な式を執り行った後は、緑豊かな提携の披露宴会場で自然と共にパーティーを楽しむこともできます。
まとめ
いかがでしたか?
多くのカップルがキリスト教形式を選んでいますが、ぜひふたりのイメージに合う素敵な会場を選んでいただければと思います。
今回ご紹介したチャペルと教会に関する知識がこれから結婚式場を選ばれるカップルのご参考となれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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