「着物」は、長い歴史の中で日本の伝統文化として発展を続け、世界で数ある民族衣装の中でも最も美しいものの一つとして認められているそうです。
そんな着物を着て結婚式をしたいとお考えになる女性は少なくないでしょう。しかし、白無垢、色打掛などの言葉を聞いたことはありますが、実際に花嫁の和装の種類にあまり詳しくない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また、ドレスと違って、和装をした花嫁の髪型はどんなスタイルがあるのかもなかなかイメージしにくいでしょう。
そこで今回は、
- 和装のヘア関連
- 和装した花嫁の髪型15種類
- 花嫁の和装の種類
などについて書いていきます。和装での結婚式を検討している方の参考になれば嬉しいです。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
---|---|---|
目次
- 目次
- 1、和装の花嫁の髪型のポイントについて
- 2、和装した花嫁の髪型15種類
- (1)大きめの柄にあしらわれた着物に似合うヘアスタイル
- (2)簪をつかったヘアスタイル
- (3)大胆な大きめの髷を結う事でモード感たっぷりな雰囲気に
- (4)ボブスタイルに生花を優美に飾って
- (5)三つ編みのヘアピースがカチューシャのようにプラス
- (6)日本髪はやはりステキ
- (7)色掛けの色に合わせた花アクセサリーエレガントに
- (8)花カチューシャのように
- (9)淡いパープルが花嫁を女らしく優雅に引き立てて
- (10)シルバーのきらめく桜柄が大人っぽさを演出
- (11)可愛らしく華やかなヘアスタイル
- (12)生花をたっぷりとあしらった艶やかな振袖姿
- (13)華やかな花嫁を演出
- (14)大人の愛らしさをかもすクラシカルモダンなアレンジ
- (15)ダリアやラナンキュラスのお花とサテンの大きめリボンを飾ったヘアスタイル
- 3、和装の髪型はどこにお願いしたらいい?
- 4、花嫁の和装の種類
- まとめ
目次
1、和装の花嫁の髪型のポイントについて
2、和装した花嫁の髪型15種類
3、和装の髪型はどこにお願いする?
4、花嫁の和装の種類
1、和装の花嫁の髪型のポイントについて
花嫁の髪型は、いつもと違う「和」の魅力を引き立てるには重要と言えるでしょう。重要なポイントを以下列挙していきます。
(1)和装の花嫁の髪飾り
和装の花嫁の髪飾りとして、「笄(こうがい)」と言って、簪を使うことが一般的です。
簪は素材やデザインが多く、挙式では、気品のあるシルバーや鼈甲のものを、披露宴では華やかなゴールドや真珠製の簪と使い分けをしています。
(2)現代の結婚式での和装花嫁の髪型の主流は?
現代の結婚式では、髪の長さがあまりない花嫁には文金高島田のかつらを使用する場合が多いようです。「文金高島田」とは、未婚女性の代表的な髪型で、髷(まげ)を一回縛る島田髷の根を上げて髷を高くし、額の方へ前に出した髪の結い方のことをいいます。上品で優雅な髪型とされています。
また、お色直しに合わせてヘアアレンジが変更しやすいように、洋髪の固め方で結い上げるのが主流になってきています。
出典:株式会社アズマ
(3)「文金高島田」のアレンジ方法は?
和装の種類によって文金高島田は以下のようにアレンジされます。
- ① 色打掛の挙式に「角隠し」を被る
- ② 白無垢を着る時は「綿帽子」を被る
では、それぞれについて見てみましょう。
① 色打掛の挙式に「角隠し」を被る
帯状の白い布を文金高島田の髪に飾り、挙式でも披露宴でも着けられます。
そもそも角隠しは、江戸時代に、髪にさした簪の端を隠すため良家の女性たちが着け始めたそうです。明治時代の頃から花嫁の風習となり、最近では白無垢に合わせることもあります。
② 白無垢を着る時の「綿帽子」を被る
白無垢を着るときに、白い布の袋を文金高島田の上から被ることります。
花嫁が綿の帽子をつける風習が始まったのは江戸時代中期で、現代のウェディングドレスのベールと同様に、「挙式が終わるまで、花嫁の顔を新郎以外の人に見られないように」という奥ゆかしさからきています。
挙式では着けて披露宴では外すのが一般的です。
2、和装した花嫁の髪型15種類
では、和装した花嫁の髪型を15種類紹介します。お気に入りを探してみてくださいね。
(1)大きめの柄にあしらわれた着物に似合うヘアスタイル
出典:Wedding Park
(2)簪をつかったヘアスタイル
出典:ウェディングスタイル
(3)大胆な大きめの髷を結う事でモード感たっぷりな雰囲気に
出典:ウェディングスタイル
(4)ボブスタイルに生花を優美に飾って
出典:ウェディングスタイル
(5)三つ編みのヘアピースがカチューシャのようにプラス
出典:the ウェディング
(6)日本髪はやはりステキ
出典:the ウェディング
(7)色掛けの色に合わせた花アクセサリーエレガントに
出典:the ウェディング
(8)花カチューシャのように
出典:the ウェディング
(9)淡いパープルが花嫁を女らしく優雅に引き立てて
出典:the ウェディング
(10)シルバーのきらめく桜柄が大人っぽさを演出
出典:the ウェディング
(11)可愛らしく華やかなヘアスタイル
出典:the ウェディング
(12)生花をたっぷりとあしらった艶やかな振袖姿
出典:the ウェディング
(13)華やかな花嫁を演出
出典:the ウェディング
(14)大人の愛らしさをかもすクラシカルモダンなアレンジ
出典:the ウェディング
(15)ダリアやラナンキュラスのお花とサテンの大きめリボンを飾ったヘアスタイル
出典:Ameba
その他、花嫁の髪型については「一生に一度の結婚式で輝く花嫁になるための髪型画像60選」をご参考下さい。
3、和装の髪型はどこにお願いしたらいい?
一般的には、花嫁のヘアメイクはウェディングプランナーの方からメイク担当を紹介され、メイクや髪型などについて決める事が多いでしょう。
最近では、ブライダルヘアーやメイクアップの専門サロンに依頼する花嫁が増えているそうです。挙式当日にチャペル、ホテルなどへの出張も対応してくれますので、選択肢の一つとして検討してみるのはいかがでしょう。
インターネットで「ブライダル ヘアメイク」というキーワードでサロンを検索することができます。ヘアメイクについては「花嫁が結婚式で理想のヘアメイクを実現するために知っておくべきこと」をご参照下さい。
また、以下の通り、結婚式での和装の髪型をやってくれる6つのサロンをピックアップしたので参考にしてみてください。
(1)PARADISE(パラダイス)
パラダイスの代表取締役でもあるKENSUKEさん
(2)Sarah
(3)tiara
HP:http://www.tiara-mariage.com/
(4)Bridal
(4)tiamo
(6)Pradera
4、花嫁の和装の種類
最後に、和装に似合う髪型と合わせる花嫁の和装の種類についてもみていきましょう。基本的には大きく以下の3つのスタイルとなります。
- (1)白無垢
- (2)色打掛
- (3)引き振袖
では、それぞれについて見てみましょう。
(1)白無垢
白無垢とは、神前式で花嫁が着る、打掛、掛下、帯、草履、小物などを、全てを白で統一した格調の高い和装です。
白無垢はもともと侍の家に嫁ぐ花嫁の衣装が由来で、挙式で白無垢を着ることは、「嫁ぎ先の慣習に染まる」という意味を持っているそうです。
白無垢について詳しくは「新婦必見!結婚式で白無垢を着るなら知っておきたい知識と参考画像まとめ」をご参照下さい。
出典:ゼクシィ
(2)色打掛
色打掛は、もともと武家社会で地位の高い女性が小袖の上にさらに羽織っていた小袖がそのまま花嫁衣装になったと言われています。
白無垢で嫁ぎ、嫁ぎ先で小袖に着替えて「嫁入りした先の家の人になった」という意味とされていて、現在のお色直しの習慣となりました。
従って、色打掛は正式な和装として挙式でも着用できますが、一般的にお色直しで着られることが多いです。
色打掛という名の通り、白以外、赤やゴールドなど明るい色が多く使われています。なお、色打掛を含めて打ち掛けについて詳しくは「結婚式は何色の和風美人に染まる?打ち掛けで特別な花嫁を演出!」をご参照下さい。
出典:the ウェディング
(3)引き振袖
引き振袖は、未婚女性の礼装の中で、もっとも袖丈が長いもので、「お引きずり」また「本振袖」などとも呼ばれる正式な式服です。
お色直しで多く着られる引き振袖は、白無垢や色打掛と違って帯がそのまま見えるので、後ろ姿が際立てかっこよさがあります。
出典:TOP WEDDING
なお、和装の花嫁衣装の色の格として、白・黒が最高の格式で、次は赤と言われているそうです。
まとめ
今回は和装での花嫁の髪型について掲載しましたがいかがでしたでしょうか?ご参考戴き、素敵な和装結婚式を迎えてもらえれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
COMMENT
コメント
この記事に関するコメントはこちらからどうぞ
コメントはこちらからどうぞ