
結婚式のスタイルは、場所や会場の規模、コンセプトの違いなどで、いろいろな呼び方をしますが、お祝い金の取り扱いをどうするかで、「ご祝儀制の結婚式」と「会費制結婚式」とに分けることができます。
特に会費制結婚式は、ここ数年、若い世代の方に注目されている結婚式のスタイルです。
そこで今回は、会費制結婚式にお呼ばれした場合のお祝い金のマナーやお呼ばれ衣装など、知っておくと便利な基礎知識についてまとめてご紹介します。
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目次
1、会費制結婚式とは
出典:http://partyplus.hamazo.tv/e5057850.html
最近増えてきている会費制結婚式ですが、昔からあるご祝儀制の結婚式とはどう違うのでしょうか。
ご祝儀制の結婚式の場合、新郎新婦へのお祝いの気持ちとして、ゲストは式当日にご祝儀を渡します。
ご祝儀の金額は、3万円が相場。
3万円という金額は、食事や引き出物をいただけるとしても、ゲストにとっては少し負担が大きいですが、これはご祝儀がお祝い金としての要素が強いためなのです。
一方、会費制結婚式の場合、ご祝儀の代わりに会費を払います。
ゲストにあらかじめ参加費用をお知らせし、当日、受付で支払ってもらうという形式の結婚式です。
一見、ご祝儀制とどこが違うのかわかりづらいのですが、大きな違いは金額です。
会費制結婚式の場合、相場は1万円程度ですので、ご祝儀制よりもゲストの負担が少ないのが特徴です。
2、会費制結婚式で会費を渡すときのマナーについて
出典:http://thepartyparty.hamazo.tv/c556692_8.html
ここでは、会費制結婚式にお呼ばれし、当日、会費を渡すときのマナーや知識をご紹介します。
(1)会費はご祝儀袋に入れる?入れない?
会費制結婚式の会費は、原則、ご祝儀袋に入れる必要はありません。パーティーと同じ扱いですので、お財布からお金を出してもマナー違反にはなりません。
しかし、新郎新婦の一生に一度の晴れ舞台ですから、できれば縦長の封筒を準備しましょう。
受付では、会費に過不足がないか、その場で確認されますので、お釣りのないようにちょうどの金額をいれ、受付で手渡すのがスマートです。
(2)会費とは別にご祝儀を渡したい場合は?
会費とは別にどうしても新郎新婦にご祝儀も渡したいという場合は、相手がお返しに困らない程度の金額(予算は1万円程度)がおすすめです。
結婚式の1ヶ月前〜2週間前くらいまでに直接手渡すが、現金書留などで送るのがおすすめです。
3、会費制結婚式のドレスコードについて
会費制結婚式に招かれた場合、どのような格好で参加すると良いのでしょうか。
(1)男性の場合はジャケット&ネクタイ必須
普通の結婚式よりも少しカジュアルである会費制結婚式ですが、新郎新婦を祝福する日なので、たとえ「平服で…」と招待状に書かれていても、ジャケットとネクタイはきちんと着用して参加しましょう。
会場がレストランなどホテルやゲストハウスよりも遊び心がある場合には白シャツをカラーシャツに変えるなど、おしゃれに挑戦してみても良いでしょう。
(2)女性の場合は「素敵なレストランで食事!」をイメージしよう
ご祝儀制の結婚式の場合は、品の良い膝丈ドレスを選ばれる方が多いのですが、パンツスーツでもOKです。
会費制結婚式の場合は、素敵な高級レストランに食事に行くようなイメージで衣装をコーディネートしてみましょう。
ただし、ブーツ、サンダル、素足、露出の多すぎる服装、全身白のコーディネートは避けるのが無難です。
まとめ
いかがでしたか。今回は、最近注目されている会費制結婚式についてご紹介しました。新郎新婦の結婚式をしっかりお祝いできる上にお財布にも優しい会費制結婚式、今後ますます増えていくのではないでしょうか。今回の記事がお呼ばれされるゲストの皆様のご参考になれば幸いです
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