
結納することが決まったら、問題なのが場所選び。本来の正式な結納は、両家の顔合わせはなく仲人が新郎新婦の家を往復しますので、場所は両家の実家となります。
しかし最近では、仲人を立てないケースも多く、両家がどこかの場所に一堂に会して行う略式結納が多いようです。
今回はその略式結納を行うのにふさわしい場所を3つご紹介しましょう。
目次
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1.結納にふさわしい3つの場所
(1)新婦の実家
出典 http://hotel-chinzanso-tokyo.jp
床の間のある和室が理想ですが、必ずしも和室である必要はありません。両家がゆったり座れるスペースのあるお部屋でも良いでしょう。
新婦の実家で行うメリットは、新郎側が新婦の家族全員に挨拶ができること、新婦が育った環境を知ることができることです。
結納式が終わった後は、そのまま新婦宅で食事を用意することもありますが、最近は結納式のみを新婦宅で行い、食事は最寄りのホテルやレストランなどで行うスタイルが多いようです。
(2)ホテルや結婚式場
出典 http://www.fuk.hotelokura.co.jp
最近は、ホテルや結婚式場で「結納プラン」が用意されています。多少料金はかかりますが、結納品の準備や儀式の式進行などもお願いできます。初めてのことでマナーや手順などが分からない場合は心強く、安心です。
フォーマルな結納を行うことができるので、格式を重んじるご家庭には最適な場所と言えるでしょう。
(3)料亭やレストラン
表だって「結納プラン」をうたっていなくても、問い合わせると結納に対応したサービスを行ってくれるレストランや料亭も多くあります。希望のレストランがある場合は、まずは問い合わせてみましょう。
ホテルや結婚式場のように結納品の準備や、式進行役のサービスはありませんが、予約時に結納であることを伝えておけば、結納品を飾るスペースや席の配置、料理の内容など配慮してもらえます。
こちらは、ゆっくり食事をしながら両家の親睦を深めることができる、現代的な結納のスタイルと言えます。
2、結納の場所選びで知っておきたいこと
出典 https://www.nikko-kumamoto.co.jp
(1)結納のタイミング
結婚式の3〜6ヶ月前の出席者の都合が合う日を選びましょう。お日柄をあまり気にしないという方でも、やはり仏滅は避けたいところ。逆にお日柄にこだわるなら、大安、先勝、友引を選び、午前中に行うのが一般的です。
(2)両家の実家が遠い場合は?
しきたりでは新郎が新婦の地元まで出向くケースが多いですが、両家の負担を減らす為、中間地点を選んだり、下見も兼ねて披露宴の会場で行ったりすることもあります。
両家と相談し、納得できる場所を選びましょう。
(3)気になる結納の予算
食事代は1人2万円〜、6名分の食事と室料なども合わせておおよそ15〜20万円くらいです。ホテルや結婚式場の結納パックの場合は料理の内容やプランにより、さらに料金がかかることも。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オーソドックスに新婦の実家、手厚いサポートのあるホテルや式場、楽しく食事ができるレストランや料亭といった、結納にふさわしい会場を3つご紹介しました。
結納の会場は、両家の意向と距離を踏まえて都合のいい場所を選ぶよう心掛けたいですね。
その為にも、新郎新婦がしっかりとリードして決めるようにしましょう。
今回の記事がお二人のご参考になりましたら幸いです。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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