お二人の中で結婚の意思が固まったら、次はそれぞれの実家へ結婚の報告を行います。結婚予定日の半年前までを目安に、まずは女性の実家、そして次に男性の実家に二人揃って報告するのが正式とされています。
挨拶の当日は、緊張してうまく話せず、無意識のうちに礼儀をわきまえない発言をしてしまう可能性も十分に考えられます。
そこで今回は、特に男性が女性の両親へ結婚の許しをもらいに行くというシュチュエーションで、覚えておきたい挨拶の言葉をご紹介します。
この記事を読んだ方は結婚式で使う曲の記事もよく読まれています。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
---|---|---|
目次
1、シーン別!挨拶のタイミングと言葉
ここでは、男性が女性の実家に到着した時点からどのような挨拶をすれば良いのか、典型的な文例をご紹介しましょう。
(1)玄関先での挨拶
訪問時間は食事の用意が必要ない午後がベストです。事前に彼女を通してアポイントを取っておいてもらいましょう。服装は清潔感のある綺麗目のシャツや、スーツが無難です。コートは玄関で抜いでおきましょう。
文例
- 「はじめまして。○○さんとお付合いさせていただいている△△と申します。本日はお時間を作っていただきましてありがとうございます。」
- 「はじめまして。△△と申します。○○さんにはいつもお世話になっております。本日はよろしくお願いいたします。」
- 「こんにちは。本日は改めてお時間を作っていただき、ありがとうございます。」
このように、はじめて親に会う場合は挨拶と自己紹介を入れます。何度か訪問したことがある場合でも、結婚報告という改まった席ですので丁寧な挨拶を心がけます。
(2)リビングや客間に通されてからの挨拶や言葉
ここでは、お部屋に通されてからの挨拶や言葉の文例をご紹介しましょう。
リビングや客間に通され、着席を促されたところで、着席前に手土産を渡します。
文例
- 「どうぞ、皆様で召し上がってください。」
- 「甘いものがお好きと聞きましたので…。お口に合えば幸いです」
「つまらないものですが……」は、NG表現です。へりくだったつもりかもしれませんが、つまらないものなら持ってこられるのは失礼にあたるので注意しましょう。
(3)結婚報告の挨拶
お部屋でお茶などを出され、少し落ち着いたところで、改めてもう一度挨拶をします。
改めて挨拶の文例
- 本日はお休みのところ、お時間を作っていただきありがとうございます。改めてご挨拶させていただきます。○○さんとお付き合いさせていただいている△△と申します。
続いて本題(結婚報告)に入ります。
本題の文例
- 「○○さんとは、◇年間交際させていただき、先日二人の結婚の意思が固まりました。本日は、○○さんとの結婚のお許しをいただきたく、伺わせていただきました。」
- 「○○さんとは結婚を前提にお付合いをさせていただいております。ご両親に結婚のお許しをいただきたく、ご挨拶に参りました。」
結婚の許しが得られた場合には、
結婚の許しが得られた際の文例
- 「ありがとうございます。未熟な私ではございますが、○○さんと協力し、精一杯温かい家庭を築いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」
- 「ありがとうございます。二人で協力して幸せな家庭を築いていきたいと思います。」
一通りの挨拶がすんだら、今後の結婚式準備のスケジュールや、ゲストについての相談や、お二人の交際のエピソードなどを交えて和やかに歓談すると良いでしょう。
(4)おいとまする際の挨拶
結婚の許しを得て和やかに歓談しても、休日に長居は禁物です。食事を勧められた時以外は、できる限り2〜3時間をメドにおいとまするようにしましょう。
文例
- 「すっかり長居をしてしまいました。そろそろおいとまさせていただきます。今後のことについては、また改めてご連絡させていただきます。本日はありがとうございました。」
- 「もうこんな時間ですね。長居をしてしまってはご迷惑がかかってしまいますので、そろそろ失礼させていただきます。本日はありがとうございました。」
2、どうする?結婚を認めてもらえなさそうな時は?
結婚の挨拶に伺っても、必ずしも結婚のお許しが出るとは限りません。当日に許してもらえなさそうな場合には、認めてもらえない理由を聞き、その日は早めにおいとましましょう。
文例
- 「本日はこれで失礼させていただきますが、また近いうちに改めてお伺いいたします。」
結婚報告がすんだら、訪問後のケアも大切です。帰宅後電話でお礼を伝えるか、翌日に彼女のご両親宛てにお礼状を出し忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は、男性が女性の実家へ結婚報告に行く際の挨拶の言葉についてご紹介しました。彼女の実家への訪問が初めての場合は第一印象が大切です。清潔感のある服装とはっきりとした丁寧な言葉できちんと報告しましょう。また、実家への訪問が初めてではなくても、結婚の報告は普段とは違います。改まった気持ちで挨拶してみてはいかがでしょうか。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
COMMENT
コメント
この記事に関するコメントはこちらからどうぞ
コメントはこちらからどうぞ