一見お手頃に思えるペーパーアイテムですが、依頼する業者や参加人数によって驚くような費用が掛かってしまうことも珍しくありません。
とはいえ、ペーパーアイテムは結婚式の必需品。特にゲストに席順を知らせる席次表は披露宴の必須アイテムで省くことは不可能です。
どうせ席次表を作るのなら、費用を抑えることはもちろん、この世にたったひとつの席次表でゲストをおもてなししたいですよね。
そんな新郎新婦におすすめなのが自作の席次表!今回は席次表を手作りする上で知っておきたいポイントについてご紹介します。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
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目次
1、リストを作成する
席次表は当日結婚式に参加してもらうゲストのだいたいの人数が分かった時点で作成していくのが一般的です。そのため、まずは結婚式に招待したい方のリストを作成する作業を何よりも優先しましょう。
Excel、メモ帳、ノートなど、自分のやりやすい方法でゲストの住所と氏名をグループごとに分けてリスト化しておけば、席次表を作る時もリストを見ながらスムーズに作成できます。
リストを作る時に見落としがちなのが、ゲストの名前に間違いがあること。特に漢字の変換ミスに気付かないまま席次表を作ってしまうというパターンが非常に多いですが、名前を間違われた方は大変不快なもの。ひとりでリスト作成をしているとどんなに気を付けていても誤字脱字のミスが発生してしまうので、リスト作りは新郎新婦の二人で行い、名前に間違いがないか席次表に取り掛かる前に第三者チェックをしてもらいましょう。
2、暫定の席次表を作ってしまう
招待状の返信が届いたらいよいよ席次表作りに入りますが、待てど暮らせど返事がないゲストも中にはいます。
しかし、すべての返事を待っていればそれだけ席次表作りが遅れて、本番に間に合わないという事態も発生しかねませんので、この際はとりあえず暫定で席次表を作ってしまうことをおすすめします。
また、出席と返事をしていても急用で行けなくなるゲストもいるかもしれません。
ギリギリまで待って焦ることのないよう、早めに準備を進めておけば余裕を持って行動できますよ。
なお、招待状の返信期限を過ぎても連絡がないゲストは郵便事故や返信しようとして忘れている可能性もあるので、一度電話をして参加の有無を確認するようにしてください。
3、先輩カップルが作成した席次表アイデアを参考にする
イメージが完成したらいよいよ席次表作り!と生き急ぎがちですが、その前にまだやっていただくことがあります。
それは席次表の事例をたくさん見て、どんな席次表を作成したいのかイメージを固めることです。
席次表と一言でいってもシンプルなものから可愛いものまで多種多様。漠然としたイメージのまま作成を進めてしまうと、あまりの数の多さにデザインを決められなくなるでしょう。
まずはの候補を3つくらいに絞ってください。イメージさえ固まればそれをもとに作成できるので、大幅にデザインがズレることもありません。
4、無料で取得できるテンプレートを利用する
さて、いよいよ席次表作りスタートです。ここでおすすめなのがテンプレートを使っての作成。
名前と肩書だけが載ったアイテムとはいえ、やはり手作りするとなればそれだけ時間も費やすことになります。また、席次表作りをはじめる1~2ヵ月前は結婚準備の中でもっとも忙しい時期でもあります。ほかの作業との兼ね合いを考慮し、席次表作りに割ける時間を計算しておきましょう。
ちなみに無料テンプレートはインターネットで「席次表 テンプレート」と検索していただくか、「結婚式のペーパーアイテムのテンプレートを無料でダウンロードできるサイト9選」でもたくさんのサイトをご紹介しているので、ぜひご参考にしていただければと思います。
5、体制を整える
出典 http://indesigner.blog101.fc2.com
使用するテンプレートが決まれば次はゲストの名前を入力する書体選びです。
書体にも色々なデザインがありますが、ポイントとなってくるのは見やすく分かりやすいデザインであること。小さくアレンジされた文字は一見するとお洒落に感じられますが、ゲストの中にはお歳を召した方や目の悪い方もおられます。どのゲストが見ても分かるような書体を選ぶ配慮を心掛けましょう。
また、ゲストの名前や肩書きの長さによっては一列に文字が収まりきらないこともあるかと思います。このような場合、文字の幅を縮小してスペースを作る方法もありますが、無理やり文字幅を変えてしまうと不自然な仕上がりとなってしまうため、文字が長くなってしまった時は改行して2~3行に調整することをおすすめします。
6、印刷前に席次表をチェック
完成したらすぐに印刷をするのではなく、必ず仕上がりに不備がないかよく確認しましょう。
最初に作成したリストと照らし合わせて名前や肩書きに間違いがないか、誤字脱字がないかを確認してください。
新郎新婦だけでチェックを終えてしまうと抜け漏れがある可能性もあるので、担当のプランナーや親族にも内容をきちんと確認してもらいましょう。
入力ミスを防ぐだけでなく、客観的に見て不自然な点はないか?ゲストに対して失礼な点はないか?を判断してもらうためにも、必ず第三者による検閲を行うようにしてください。
7、印刷するタイミング
席次表の印刷はだいたい挙式の1~2週間前くらいの行うのがベストです。
あまりに早すぎるor遅すぎると、あとから欠席者が出て内容を変更しなければならなくなったり、インクや用紙の不足で結婚式前日にバタバタしたりという不測の事態が発生することもあるので、上記のタイミングを目安としていただければと思います。
まとめ
いかがでしたか?
席次表を手作りする上でもっとも重要なポイントは、
・ゲストの肩書きの確認
・ゲストの名前の確認
・印刷前のチェック
・プランナーや両親などの第三者に見てもらう
・ミスを発見したら後回しにせずその都度直す
の5点です。
結婚準備で色々な作業に追われていると、ついチェックも後回しになってしまいがちですが、気付いた時に直さなければそのまま忘れて間違ったものをゲストに配ってしまうことになります。席次表は披露宴がはじまってゲストに最初に渡されるペーパーアイテムであり、ゲストのために作成するものです。参加してくださったすべて方に楽しんでもらえるよう、最高の形で席次表を仕上げていただきたいと思います。
今回の記事が席次表を手作りされるカップルのご参考となれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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