
結婚式の招待状に、出欠を知らせるための返信ハガキだけではなく、ゲストカードが添えられる場合があります。
結婚式の受付では、ゲストひとりひとりの芳名帳記載に時間がかかって長い列ができてしまう光景がよくみられましたが、ゲストカードならば、芳名帳の必要がないため、受付がスムーズになるうえに、結婚するふたりにとってはメッセージがもらえる楽しい仕組みです。
受付では、このカードと引き替えにゲストに席次表などが渡され、また、受付係のほうはこのカードを受け取ることで来場のチェックがスムーズにできます。
1. ゲストカードの記載内容
・名前
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・新郎新婦へのメッセージ
※ゲスト側が記載する際は、返信はがきの書き方と同様に、ゲストへの敬語である「お」や「ご」は、二重線で消しましょう。お祝いごとなので「寿」で消し込む方法もあります。
※二重線で消す場合、漢字一文字の場合は斜めの線で、二文字以上の場合はタテ線で消します。
2. ゲストカードの書き方
ゲストカードはカジュアルなので、新郎新婦にむけたお祝いの気持ちをそのまま書きましょう。とはいえ、最低限「新郎新婦が読むだけだからマナーにとらわれないでよい」ということではなく、忌み言葉を避ける、下品な表現を避ける、暴露話は避けるなど、お祝いのマナーを守り、新郎新婦やそのご家族が楽しい気分のままでいられるものにすることは意識して。
一般的にフォーマルな場では「黒」しかも「筆」がより正式であると考えられていますが、ゲストカードの、特にメッセージ欄に使用する筆記具としては、薄墨筆ペンやクレヨンなどの写りやすい筆記具は避けること以外はなんでもOK。イラストを添えたり、シールやカラーペンを使用して華やかな楽しいカードに仕上げたほうが、受け取る側も楽しいでしょう。
3. 当日はゲストカードを忘れないこと!
招待状に「当日このカードをご持参ください」という一文を添えてあってもやってしまうのが、書き忘れや、持っていくことを忘れること。当日忘れてしまったひとのために、受付には予備とペンを準備してあるかもしれません。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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