結婚式にお呼ばれすると、新郎新婦から招待状が送られているのが一般的ですが、実は地方によっては招待状ではなく案内状を送る場合があります。
そこで今回は、招待状と案内状の違いや、案内状を送る風習のある地域についてご紹介します。
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目次
1、結婚式の招待状と案内状の違いとは?
挙式や披露宴への列席をお願いする際にゲストに送る書状には、招待状と案内状がありますが、ここではこの2つの違いについてご紹介します。
(1)招待状と案内状の違い
招待状や案内状は招待会や催事の案内としてビジネスでもよく使われますが、結婚式における招待状は新郎新婦の新しい門出にぜひとも大切なゲストに立ち会って欲しいとお願いするためのものです。そのため、事前にゲストに連絡を取って招待状を送ってもよいかを確認し、改めて出欠の確認を取るハガキを送ります。ゲストにはお願いして列席していただくので、会費などの負担はないのが原則となります。ただし、ゲストはご祝儀を用意するのが一般的です。
一方、案内状は招待状よりもカジュアルです。披露宴の二次会、お披露目パーティの案内をする際に使います。招待状のように出欠を事前に確認するわけではなく、多少くだけた文章になっている場合もあります。また、招待状ではなく、案内状であるとはっきりと分かるように、会費が明記されているのが特徴です。
招待状と案内状には、ゲストに送るタイミングも多少の違いがあります。招待状の場合は、最低でも1ヶ月前にはゲストに届くように送ります。案内状の場合は2〜3週間前に届くように送りましょう。
(2)最近ブームの会費制の結婚式について
最近は、昔からある挙式+披露宴といった型にはまった結婚式ばかりではなく、レストランやゲストハウスなどを利用して会費制の結婚式を挙げる新郎新婦も増えています。
しかし、レストランやゲストハウスで一般的な結婚式を挙げる新郎新婦もいらっしゃるので、場所だけではご祝儀の必要な披露宴なのか、会費制のパーティなのかが判断しづらいもの。
案内状なのか招待状なのかが判断できない場合は、会費が明記されているかを確認し、記載されていない場合は一般的なご祝儀の相場の金額を準備しておくのが安心です。
2、案内状の送付が一般的な地域とは?
ここまで、一般的な結婚式をするなら招待状、会費制の結婚式にするなら案内状をゲストに送るというお話をしてきましたが、「結婚式」という名目であっても会費制を取っている地域がありますのでご紹介しましょう。
(1)北海道
北海道では、結婚式は招待制ではなく、1万円前後の会費制の結婚式が主流となっています。会場の受付では、名前と会費を支払ってから自分の席に着きます。また、案内状の差出人も新郎新婦や両親ではなく、発起人と言ってお二人の結婚式を企画する人達の名前にすることもあるそうです。
(2)青森県
青森県の場合も北海道と同じように、約9割が会費制の結婚式をしています。会費は北海道と同じく1万円程度のことが多く、引き出物もタオルやお菓子など小さめのものが1〜2品と少なめです。
(3)会費制の結婚式の注意点
会費制の結婚式はご祝儀が不要である分、引き出物がないか、あってもお菓子などのお土産程度のことが多いようです。また、遠方から列席してもお車代も出ないことあるので、交通費は自己負担だと考えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は、結婚式の招待状と案内状の違いについてご紹介しました。最近は、堅苦しい昔ながらの結婚式よりもカジュアルな結婚式を好まれる新郎新婦も増えています。また、地方の風習から会費制のケースもあるので、結婚式にお呼ばれした際には、招待状や案内状をいただく前に新郎新婦に結婚式の内容についてある程度詳しく尋ねるようにすると安心でしょう。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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