海外挙式は誰もが一度は憧れますが、「お金がかかるんじゃないか?」とお考え方も少なくないのではないでしょうか。
今回掲載した内容を読んで頂けるとお分かりになるかと思いますが、海外挙式は意外とリーズナブルで平均203.0万円です(ブライダル総研調べ)。
今回は、海外で挙式を行う際の費用をはじめ、オススメの国や式場をご紹介します。国内外を視野に結婚式をお考えのカップルに参考にして頂ければ幸いです。
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目次
1、意外と安い?海外挙式の費用の平均額は?
まずは海外挙式の費用の相場についてみていきましょう。
(1)招待するゲストの数はどれくらい?
海外で挙式を行う場合、国内での結婚式に比べて比較的少人数で行われる場合がほとんどです。ブライダル総研のデータによると、ゲストの有無、平均人数は下記の通りです。
①そもそもゲストを呼ぶ?
- ゲストあり 「79.3%」
- ゲストなし 「20.7%」
ゲストの有無を見てみると、8割近くの人が海外挙式にゲストを招待しています。しかしその一方で、20.7%のカップルが二人だけで海外挙式を行っているようです。
「ハワイ」や「グアム」での挙式を行うカップルはゲストを招待する場合が多く、「ヨーロッパ」で挙式を行うカップルは二人きりで挙式を挙げる傾向にあります。
②ゲストの人数はどのくらい?
- ゲスト平均人数 「9.1人」
両親や兄弟、親族や友人などゲストを招待するカップルは全体平均で9.1人のゲストに集まってもらっているようです。
(2)海外挙式の費用 203.0万円
上記の平均人数で行う海外挙式の総額費用の平均は「203.0万円」です。結婚式の費用の平均額が「377.9万円」であることからすると相対的にリーズナブルといってよいでしょう。また、行き先によって挙式の総額費用の平均は以下の通りで、ヨーロッパのみ200万を下回るようです。
- ハワイ・・・・・・・・210.0万円
- ヨーロッパ・・・・・・182.2万円
- グアム・・・・・・・・207.7万円
- アジア(ビーチ含む)・・202.3万円
出典:ブライダル総研
2、海外挙式でかかる費用の内訳一覧
ここでは、ブライダル総研のデータを元に海外挙式で費用がかかる項目と内訳をご紹介します。
- (1)挙式料(全費用の平均)
- (2)現地パーティー・会食
- (3)二人の旅費
- (4)ゲストの旅費の負担額
- (5)ショッピング
- (6)お土産代
(1)挙式料(全費用の平均) 「111.9万円」
まずは挙式料についてです。以下では挙式全費用と挙式料に含まれる衣装代などの平均について説明していきます。
①挙式料の全費用の平均は?
海外挙式の費用に含まれる主なものは以下の通りです。これらの費用の合計が平均111.9万円となります。
- 会場使用料
- 衣装
- 小物
- ヘアメイク
- エステ
- ブーケ
- 写真
- ビデオ
- 関係者への謝礼等
また、国ごとも含めて詳しくは以下の通りです。
②新婦衣装 「26.7万円」
新婦の衣装にかける費用の平均は、国内外どこであっても1着辺り平均27万円とされています。
しかしながら最近では、式場に合わせて衣装にこだわる方が増えてきているため、費用は年々増えていき40万以上かける方も増えてきているようです。
③新郎衣装 「14.0万円」
新郎の衣装にかかる費用の平均は14万円程です。新郎の衣装にかける費用も緩やかに増加傾向に有ります。
④ヘアメイク&着付け 「7.4万円」
ヘアメイク&着付けにかかる費用の平均は7.4万円です。
約半数の人が日本国内でリハーサルを行い、写真やカルテを持ち込んだり、現地において日本人スタッフを指名する場合が多いようです。
⑤挙式写真撮影 「28.4万円」
挙式における写真撮影費用の平均は28.4万円とされています。
挙式では、ほとんどの方がプロのカメラマンに撮影を依頼します。ロケーション撮影やフォトツアーをオーダーするケースが最近では増えてきています。
⑥挙式ビデオ・DVD撮影 「18.8万円」
挙式でのビデオ・DVD撮影にかける費用の平均は18.8万円です。
海外挙式からの帰国後親族や友人に見せたり、帰国後のパーティーで流すために撮影を依頼するカップルが増えてきているようです。
(2)現地パーティー・会食 「25.0万円」
現地でのパーティーや会食にかける費用の平均は25.0万円とされています。
ホテルや式場に隣接しているレストランやパーティー会場で会食を行うのが一般的です。
(3)二人の旅費 「77.9万円」
新郎新婦お二人の旅行代金(航空代金、宿泊費)の平均は77.9万円程度です。国別も含めて詳しくは以下の通りです。
(4)ゲストの旅費負担額 「102.0万千円」
ゲストの旅費の負担の平均額は102.0万円とされています。
ゲストを呼んでいるカップルの約半数は、ゲストの旅費を一切負担していないそうです。しかし、両親や兄弟、親族を招待する場合は旅費を全額もしくは部分的に負担し、家族旅行を楽しんでもらうというケースも多いようです。
(5)ショッピング 「13.8万円」
旅行において、ショッピングは目的の一つでもあります。ショッピングで使う平均費用は13.8万円とされていますが、行き先によってこれも大きく変動します。
- ハワイ・・・・・・・・14.2万円
- ヨーロッパ・・・・・・13.8万円
- グアム・・・・・・・・7.0万円
- アジア(ビーチ含む)・・5.4万円
(6)お土産 「7.1万円」
自身へ購入したお土産は除いて、当日結婚式に参加できなかった家族や友人へのお土産平均額は7.1万円とされています。
これもまた、行き先によって平均金額が大きく異なります。
- ハワイ・・・・・・・・7.6万円
- ヨーロッパ・・・・・・7.1万円
- グアム・・・・・・・・・5.9万円
- アジア(ビーチ含む)・・3.4万円
3、海外挙式でかかる費用を節約する5つの方法
ここでは、海外挙式で掛かる費用を節約する5つの方法をご紹介します。
(1)挙式費用を上手に節約
平日の挙式や、オフシーズンは料金が安く設定されている場合が多いです。
複数の結婚式を一日で行える会場では、時間帯によって料金が異なる場合もあるため、要チェックです。
(2)渡航費用を上手に節約
航空券代や宿泊費、食費などどれも必要な費用ですが、航空券は日程を一日ずらしたり、上記のように場所や期間を考えるだけでも大幅にコスト削減できる場合もあります。
また、旅行会社や代行会社のサービスを利用するのではなく、航空券や宿泊先、更にビザが必要な国であればビザの手配も自身で行う事で費用が減らせます。
近年ではインターネットから航空券やホテルの予約ができるため、挑戦してみる価値ありです。
(3)挙式衣装は購入し持参する
海外で挙式をお考えの方の中には帰国後、1.5次会や2次会をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうした場合、もう一度ウェディングドレスやカラードレスをレンタルする事になるので、レンタル料だけでも2倍の費用がかかってしまいます。そのため、日本国内で事前に購入し式場へ持ち込み、もしくは買取をする方が費用を抑えられることも多いようです。
(4)現地のウェブサイトを利用する
為替相場が円高傾向に有るため、語学が堪能なカップルには現地のサイトを利用して予約を行うことをオススメします。
(5)できるだけ「手作り」「持ち込み」をする
招待状や席次表、席札や小物等できる限り手作りできるものは手作りを市、徹底的に「持ち込み」にこだわる事で費用の節約ができます。
しかしながら、会場側と事前にしっかりと持ち込みが可能か確認を行う事と、国によって時差やビジネスマナーが異なりますので確認時には注意するようにしましょう。
4、海外挙式でオススメの場所一覧
(1)みんなどの国で海外挙式している?
海外挙式を行う際に人気の地域・国上位5位は下記の通りです。
- 1位 ハワイ
- 2位 グアム
- 3位 ヨーロッパ
- 4位 アジア(ビーチ含む)
- 5位 オーストラリア
ハワイの中でも圧倒的に人気の挙式場所は、「オアフ島」。次に「ハワイ島」です。
また、ヨーロッパにおいて圧倒的第1位は「イタリア」次に「フランス」が人気でした。アジア(ビーチ含む)においては、「バリ島」が断トツの第1位で、次に「シンガポール」が人気です。
挙式を挙げる場所の魅力は「リゾート地に行けること」「ビーチでのんびりできること」「ショッピングが楽しめること」が挙げられました。
また、挙式場所の選択理由は「結婚式だけではなくその他の時間も楽しめる」という理由や「気に入った協会・挙式会場があったから」という理由が多く挙げられました。
(2)オススメの国一覧
①ハワイ
海外挙式で人気断トツNo,1ハワイの魅力は、お二人のご希望によって様々な挙式スタイルのアレンジが可能な点にもあります。
②モルディブ
ビーチで、海の上で、海の中で等様々なスタイルの挙式が行えるモルディブは、バカンススタイルとしてとても人気です。
夕日の見えるビーチでの二人きりのディナーもとてもロマンチックです。
③タヒチ
種類豊富な水上バンガローが人気のタヒチ。ガラス張りのバージンロードの下には、小さな珊瑚と魚たちも見ることができます。ハネムーン重視派のお二人にオススメです。
④バリ島
ゆったりと落ち着いていて「至福のひと時」が過ごせるバリ島でのウェディング。真っ青に輝く海での結婚式や緑豊かな自然に囲まれてのウェディングプランなど、お二人に合わせたスタイルが選べます。
⑤オーストラリア
オーストラリアならではのヨーロピアンテイストの挙式が挙げられる事が人気のポイントです。ご家族やご友人など多くのゲストを招待したいカップルのお二人にオススメです。
⑥ニューカレドニア
透き通る真っ青の空と海に真っ白のウェディングドレスが最も生えます。美しすぎる風景は永遠に忘れられない記憶となること間違いなしです。
5、ハワイで挙式するなら?オススメの式場一覧
ハワイは小さな島々が集まった国です。各島、地域、会場によって勿論おすすめポイントが異なります。お二人のイメージに合った挙式を挙げられること間違いありません。
ハワイでの挙式について詳しくは、「私たちにも手は届く? ハワイ挙式の基礎知識と段取り」をご確認下さい。
6、ハワイで挙式するなら?オススメの手配会社一覧
ハワイで挙式を行う際にサポートをしてくれるオススメウェディングエージェントをご紹介します。
詳しくは、「ハワイ挙式にオススメの手配会社(エージェント)12選」をご確認下さい。
7、海外挙式で注意すべきこと
(1)交通費は誰が持つ?
ほとんどの場合、ご両親や兄弟、親族の方の旅費はできれば全額、少なくとも部分的に主催者が負担するのが一般的です。また、友人の場合は旅費を自己負担してもらう代わりに御祝儀を遠慮したり、金額相当のお返しをプレゼントする等好意としてお返しをする事がよしとされています。
(2)その他注意点
①エージェントとしっかりと打ち合わせを行う
海外で挙式を挙げる際は実際に下見を行う事が困難であるため、しっかりと仲介をしてくれるエージェントの方と打ち合わせを行っておく事をオススメします。
②日数が掛かる
海外での挙式は土日を活用したとしても、最低でも平日2日はお休みを取らなければ難しい場合があります。ハネムーンを兼ねての挙式であれば、1週間ほど休みを取る必要がある事もあるので、仕事が忙しい方はしっかりと計画立てるように気をつけましょう。
③現地スタッフとのコミュニケーションに注意
エージェントを利用しているからといって安心しきってはいけません。現地での段取りや衣装やメイクに関してなどイメージ通りにセットしてもらえるように、当日写真を持参したり、事前にしっかりと打ち合わせを行ったりと現地のスタッフの方ともコミュニケーションを取るようにしましょう。
④ゲストへの対応をしっかりと決めておく
ゲストを招待する場合は旅費や宿泊先について必ず事前に決めておきましょう。また、招待するゲストの方にも早い段階からスケジュールをお知らせするようにしましょう。
⑤親族の方へのご挨拶
一般的に、結婚式の場に親族を招待しご挨拶に回ることが多いですが、海外挙式の場合は家族のみで行われる場合も多いため、帰国後にはお互いの親族へご挨拶に行くようにしましょう。
まとめ
最後になりますが、海外挙式では国内で結婚式を行う場合に比べて、ゲストの人数も少人数になる場合が多いため、お二人のみでしんみりと、もしくは家族と本当に親しい友人のみでお祝いをしたいカップルにオススメです。
「費用をなるべく抑えたい」「海外挙式に憧れている」または、これからご結婚される方で海外も視野に入れて結婚式をご検討中のカップルの方に是非、参考にして頂ければ幸いです。
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