
結婚式や披露宴をすることが決まった時に、果たして自分たちは具体的に何をするのか、披露宴の流れが知りたいですよね。
結婚式が「誓いをする儀式であるのに対し、披露宴とは近しい方やお世話になった方に結婚したことを披露する宴のことを指します。
今回は披露宴の流れについてお伝えします。
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1. 披露宴直前の一般的な流れ
(1)親族紹介
結婚式前に親族紹介をする場合もありますが、結婚式と披露宴の間に控え室などで行う場合もあります。両家それぞれ向き合うような形で、父親、母親、兄弟姉妹、親族の順に並んで座り、親族紹介や挨拶をします。
(2)結婚披露宴の前に記念撮影
披露宴の前に記念撮影をします。撮影は新郎新婦と親族で撮るもの、新郎新婦だけで撮るものなどのパターンがあります。
(3)ゲストのお迎え
記念撮影が終わる頃には、ゲストが続々と集まり始めます。新郎新婦はメイク直し、最終打ち合わせをしたりと忙しいので、代わりに両親がゲストの控え室に行き、挨拶をします。
2. 披露宴の一般的な流れ
平均所要時間(前半・所要時間約45分)+お色直し30分
披露宴には決まった形はありません。特に最近は自分たちらしい演出を大事にするカップルも多く、様々な披露宴があります。ここでは一般的な結婚披露宴の流れの一例を紹介します。
(1)ゲスト入場
ゲストが控え室から披露宴会場に。会場入口で両家の両親、仲人夫妻が出迎えます。
(2)新郎新婦入場
ゲストが着席し、両親が着席したあと、司会者の言葉でBGMとともに、新郎新婦が入場します。仲人がいる場合は仲人が、いない場合は介添スタッフが先導します。
(3)開宴の辞
新郎新婦が着席したら、司会者が結婚披露宴の開始を宣言し、ゲストへのお礼と簡単な自己紹介をします。
(4)仲人あいさつ、新郎新婦紹介
仲人がいる場合、仲人が結婚式が無事終了した報告をし、新郎新婦を紹介します。仲人がいない場合は司会者が代行します。新郎自身がウェルカムスピーチをする場合もあります。
(5)主賓祝辞
新郎側、新婦側の順でスピーチします。それぞれ複数いる場合は交互に行います。この時、新郎新婦は起立し、「どうぞおかけください」と言われたら座るようにしましょう。
(6)乾杯
来賓の代表が一言挨拶をしてから乾杯の発声をします。新郎新婦、ゲストは起立して乾杯します。
(7)ケーキ入刀
ケーキカット用のナイフを新婦が両手で握り、新郎が右手を添えて、いっしょに入刀します。
(8)お色直し退場
まず新婦が退場します。仲人がいる場合は仲人夫人、いない場合は介添スタッフが先導します。時間をおいてから新郎が同じように退場します。新郎新婦が中座している間も歓談となりますが、祝電が読み上げられたりもします。この時間に余興を入れるのは、余興をするゲストが可哀想。歓談の時間としましょう。
3. 披露宴の一般的な流れ
(後半・所要時間約1時間15分)
(1)お色直し入場、キャンドルサービス
お色直しをした新郎新婦が再入場します。各テーブルをまわり、挨拶をしながらキャンドルサービスをします。最近ではキャンドルのかわりにお菓子を配ってまわったり、いろいろなパターンがあります。
(2)スピーチ
新郎側、新婦側交互に行います。ひとりづつ、ひとり3〜5分が目安。新郎新婦は起立する必要はありませんが、顔をしっかりと向け、最初と最後に軽く頭を下げましょう。
(3)余興
ゲストによる余興。新郎新婦一組づつが多かったですが、最近ではプログラムに余裕を持たせるために一組ということも増えています。新郎新婦は起立する必要はありません。
(4)花嫁の手紙
新婦から両親に宛てた手紙を読みます。両親は下座に並んで立ち、新郎がマイクを持って新婦に向けます。
(5)花束贈呈
新郎新婦は両親が並んでいる下座まで進み、新郎から新婦の両親へ、新婦から新郎の両親へ花束を贈ります。
(6)両家代表の挨拶
結婚披露宴を主催した両家を代表して新郎の父親がお礼と謝辞を述べます。最近は新郎自身が挨拶をしたり、新郎新婦で挨拶をするケースも多いようです。
(7)閉宴の辞
司会者が結婚披露宴のお開きを告げます。
(8)新郎新婦、両親退場
新郎新婦と両家の両親、仲人夫妻が退場後、ゲストが退場します。新郎新婦、両親、仲人夫妻は並んで、お見送りします。この時、ひとりひとりと挨拶して、引菓子などのプチギフトを渡してもいいでしょう。
4. スムーズな披露宴のために抑えておきたいこと
準備を念入りに
スムーズな披露宴をするには何と言っても準備が重要です。披露宴の準備には1年〜半年かけるのが平均的です。準備について詳しく知りたい方は、準備期間に応じて以下の記事を参考にして下さい。
【チェックリスト付き】準備期間1年間の結婚式までの段取りについて
【チェックシート付き】準備期間3か月の結婚式までの段取りについて
優先順位を付けながら招待する顔ぶれをリストアップする
披露宴招待客は結婚が決まったら早めにリストアップしましょう。両家の招待人数は異なっていても問題ないですがあまりに違いすぎると、結婚式費用の分担などにもかかわってくる恐れがあります。ある程度のバランスが図れるよう、両家で調整することをお勧めします。両親にも、親族のリストアップを手伝ってもらいましょう。
招待客が多い場合、ゲストの顔ぶれによって披露宴を2回に分けることもあります。同じ日に同じ会場で行えば、準備も金額的にも負担が少なくてすみます。
披露宴ゲストの新郎側・新婦側の比率
■新郎側の方が多い 36.0%
■同程度 43.9%
■新婦側の方が多い 16.7%
□無回答 3.3%
招待客の顔ぶれと平均人数
親族 28.4人
学生時代の恩師・友人 24.8人
勤務先の上司・同僚 16.5人
親の友人・知人、近所の人 3.0人
その他 3.0人
※ブライダル総研2014より
主賓の挨拶などのスピーチ、余興などの依頼は余裕を持って
スピーチ、余興などの依頼は余裕を持って行っておきましょう。頼み方について詳しくは、「結婚式のスピーチ、主賓、乾杯の挨拶、余興、受付などの頼み方」をご参照下さい。

「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、結婚式場勤務、結婚式のプロデュース会社、フォトウェディングスタジオ立ち上げ経験があるブライダル業界を代表するメンバーや元局アナ・現役婚礼司会者(婚礼司会数300件以上・結婚式関連取材100件以上)が取材・運営を担当しています。皆様に最高に幸せな結婚をして頂くべく信憑性のある情報提供を目指しています。サイト運営者情報はこちら。
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