結婚式ではゲストをおもてなしするために様々な料理が振る舞われます。お二人の門出を祝福することはもちろん、参列してくださったゲストにも感謝の気持ちを伝えるパーティーにしたいもの。
そこで今回は、結婚式で度々目にするウェルカムドリンクにスポットを当て、メリットやデメリットなどをご紹介していきいと思います。
ギフト | ブランド名 | 詳細 |
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目次
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1、ウェルカムドリンクとは
結婚式には大きく分けて3種類のドリンクメニューが存在します。
まず1つ目がウェルカムドリンク。2つ目は乾杯酒。そして3つ目は食事中に提供されるドリンクです。
それぞれ出されるタイミングが異るのが最大の違いです。今回ご紹介するウェルカムドリンクは、ゲストが会場に到着して受付を終えてから一番初めに振る舞われる飲み物のことをいいます。
ウェルカムドリンクは絶対に用意しなければならないという決まりがあるわけではありません。当日のスケジュールがタイトな場合、ウェルカムドリンクを提供してもゲストがゆっくり飲む時間がないので、省略しても問題はありません。
もしウェルカムドリンクを用意する場合は、アルコール類を提供すると本番の披露宴で酔いが回ってしまう可能性もあるので、ソフトドリンクや軽めのカクテルを準備するのが無難と言われています。
2、ウェルカムドリンクって本当に必要?
ゲストをもてなすアイテムとして結婚式に登場するウェルカムドリンク。しかし、準備するにはゲストの人数分のドリンク料金が追加で発生することになります。
限られた予算をウェルカムドリンクに割り当てるよりも他の演出に使いたいと思うカップルも少なくはありません。
ウェルカムドリンクを用意しておきたいケースと、省略してもいいケースをそれぞれご紹介します。
(1)ウェルカムドリンクを用意しておきたいケース
暑い時期に結婚式を行う場合、待ち時間の長さに関係なくウェルカムドリンクを用意しておくことをおすすめします。
夏であろうと冬であろうと結婚式に参列するゲストの衣装は男性の場合スーツが一般的です。汗をたくさん掻きながら会場に到着して、一息つくウェルカムドリンクの1杯も出ないのはゲストもがっかり。
また、ゲストが式場に入る前に寛ぐウェルカムスペースが窮屈で座る場所がない場合や、ゲストが時間を費やせる演出がない場合は、ウェルカムドリンクを用意してゲストが退屈しない空間を作ることが大切です。
翻って、ゲストが寛ぐ待ち合わせのスペースが充実しており、時間を潰せるように配慮されていればウェルカムドリンクを提供しなくてもゲストは気にならないでしょう。
(2)ウェルカムドリンクを用意しなくてもいいケース
前述した通り、ウェルカムドリンクというのはゲストを退屈させないためのひとつの配慮でもあります。例えば挙式から披露宴までそれほど待ち時間がないという場合にはウェルカムドリンクを用意する必要はありません。準備したのに手付かずで無駄に終わってしまう可能性があります。
よって、待ち時間がそれほど長くない場合はウェルカムドリンクを省略して、食事中に提供されるドリンクでゲストに楽しんでもらいましょう。
また、身内だけで行う少人数ウェディングの場合もウェルカムドリンクを提供する必要性はあまりないと考えていいでしょう。身内だけで行う結婚式は、ゲストが全員親しい間柄ということもあってそれほど待ち時間に気を遣わなくても時間を持て余す心配がありません。
3、ウェルカムドリンクのメリットとデメリット
結婚式ではウェルカムドリンクを用意するのが当たり前と思われているカップルもいらっしゃるかもしれませんが、思い込みだけでウェルカムドリンクの有無を決めてしまうと後々後悔するかもしれません。
結婚式のスケジュール、予算、季節などを鑑みて、以下に記載する代表的なメリットとデメリットを参考にして再考していただきたいと思います。
(1)ウェルカムドリンクのメリット
ウェルカムドリンクを用意するメリットとして一番に挙げられるのは、ゲストの心象がよくなる点です。
結婚式に参列してもらっているのにウェルカムドリンクにすら準備していないのは失礼にあたる…と考える律儀なカップルは、ドリンク以外にも軽食などをつけて華やかなおもてなしをされます。
会場によってはもともとプランの中にウェルカムドリンクが含まれている場合もあります。この時はウェルカムドリンクを用意してもらっても追加料金を支払うことはないので損はないと言えるでしょう。
(2)ウェルカムドリンクのデメリット
ウェルカムドリンクを用意するデメリットは費用がかかること。
ゲスト一人あたり500円から3,500円とドリンクの種類や会場によっても金額に幅がありますが、平均一人1,000円だとすれば50人で5万円。500円のドリンクだとしても2万5千円です。
待ち時間はだいたい30分前後が平均と言われていますので、この30分の時間にそれほどの大きなお金をかけるのは腑に落ちないと考えるのも無理はないのでしょう。
ウェルカムドリンクを用意するのは必須ではありませんので、費用面で難しいと感じるようであれば他の演出でゲストを楽しませるように工夫をしたり引き出物や料理を豪華にすれば「ケチくさい」と思われることはないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
結婚式のスタイル、待ち時間、季節、演出など、あらゆる条件を考慮してウェルカムドリンクを振る舞うのか省略するのかを決めることをおすすめします。
仮にウェルカムドリンクを用意しなかったとしても、他の演出や披露宴の飲み物を充実さればゲストも満足してくれる結婚式となることでしょう。
今回ご紹介させていただいた内容がウェルカムドリンク準備のご参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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