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HOW TO MARRY

結婚式で感動を呼ぶスピーチをするための全手順(友人編)

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    結婚式で友人代表のスピーチを頼まれ、初めてのことに焦った経験はありませんか?

    何を話すべきなのか?また、気安い同年代だけでなく、年齢も役職も高いゲストが同席するかしこまったお祝いの席でのマナーとは…?

    初めての経験で戸惑うそんな方に、心に残る原稿作成をするコツ、書き方と話し方のマナー、当日の流れをご紹介します。

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    1、まずはスピーチを述べる際のマナーをおさえる

    (1)忌み言葉、重ね言葉は避ける

    お祝いの席では縁起が悪いとされている忌み言葉は避けましょう。別離を連想させる「切る」「去る」「帰る」「戻る」「別れる」などが該当します。不幸、不吉、死を連想させる言葉もNGです。

    また、再婚や辛い出来事の繰り返しを連想させる重ね言葉も嫌われます。「度々」「くれぐれも」「再三」などです。「どんどん」「益々」「日々」などポジティブな意味のものはさほど気にしなくてよさそうです。

    とはいえ近頃では気にする人も減り、これらにとらわれ過ぎた結果ユーモアも独自性もないスピーチになっては本末転倒なので、聞き手を不快にしないことに留意した原稿であればよいでしょう。

    (2)礼に欠くくだけすぎた話し方、内容は避ける

    「ぶっちゃけ」「やばい」「キモい」など、若者言葉や品格に欠く言葉はいただけません。新郎新婦の同年代の友人だけでなく、様々な立場や年代のゲストが出席ししているので、ウケ狙いも度を超すと「非常識なスピーカー」として悪印象です。また、下ネタ、悪口、批判的な内容などもお祝いの席に相応しくありませんのでご注意を。

    (3)過去の恋愛話はNG

    新郎新婦の過去の恋愛話は、たとえ2人の了承の上であっても控えましょう。出席者の中に関わる方がいる可能性もあり、不愉快な思いをされるかもしれません。

    また、ゲストが傷ついたり、不快になったりするリスクがある暴露話やエピソードは盛り込まないのが無難です。

    (4)自分の自慢話もNG

    自己紹介で、過度な自分語りは不要です。ましてや、自分の経歴や賞歴などを冗長に話す必要はありません。主役は新郎新婦。お祝いがメインメッセージであるということを念頭におきましょう。

    (5)礼儀正しく真面目な態度でスピーチを

    照れ隠しでニヤニヤしたり、髪を触ったり、体を揺らしたりするのは、真面目に聞いている人たちに対して失礼です。緊張や照れはあるかもしれませんが、主役2人の晴れ舞台の大役を担っているという自覚を持ち、礼節をわきまえましょう。

    2、スピーチの時間はどのくらいがいい?

    3〜5分が聞き手にとって心地の良い尺のようです。

    新郎新婦との関係性に触れた自己紹介や両家へのお祝いといった定型要素を述べることを加味すれば、この程度は必要になるでしょう。文字数に換算すると1000〜1500文字前後です。

    10分以上のスピーチは、聞き手の集中力が怪しくなってきます。よほど面白いエピソードを盛り込んでいたとしても、飽きさせずに一人で話し続ける事は難しいです。長く話し過ぎて、主役よりも目立ってしまうのも失礼です。

    逆に、1〜2分では物足りなさが残ります。淡白過ぎては祝福の真心が伝わりません。

    3、結婚式のスピーチの一般的な構成を把握する

    文面を考える前に、基本的なスピーチの構成を知りましょう。構成に沿って文章を考えれば、冗長になったり簡素になり過ぎたりせず、聞き手に伝わるスピーチに近づきますよ。

    一般的な結婚式のスピーチの構成は以下になります。

    1. 新郎新婦への祝辞と招待の御礼
    2. 自己紹介
    3. 新郎新婦とのエピソード
    4. 結びの言葉

    上記に沿って組立てれば、聞き手に伝わる話の流れが完成です。

    (1)新郎新婦への祝辞と招待の御礼

    結婚式の友人代表のスピーチの出だしは、新郎新婦へのお祝いの言葉で飾りましょう。

    招待の御礼を述べるとなお、礼儀正しい印象です。

    (2)自己紹介

    自己紹介はわかりやすく新郎新婦との関係性を述べましょう。

    この部分の説明が不十分だと、肝心のスピーチの内容が伝わりづらいので、明言しましょう。

    (3)新郎新婦とのエピソード

    晴れの舞台ですから、主役の新郎新婦の素晴らしい人柄が伝わるトピックを語りましょう。あなただから話せる、2人の功績や馴れ初め、思い出などを思い浮かべてみてください。

    このとき、あれもこれもと欲張るよりも、1つに絞って話を展開した方がまとまりがよいです。

    また、ウケ狙いに走って新郎新婦の恥ずかしいエピソードを暴露するのは控えましょう。ご親族も出席されていますので、失礼の無い気持ちのいい話題が望ましいです。

    (4)結びの言葉

    (3)のエピソードを披露し終わった途端、スピーチ終了ではおさまりが悪いので、2人に向けて締め括りのメッセージでびしっと決めましょう。最後がきちんとしていると、スピーチ全体の印象もよくなります。

    4、例文を複数読んで自身の作成する内容のイメージを膨らませる

    次は例文を読んでご自身が作成される内容のイメージを膨らませましょう。

    〜新婦・高校の同級生編〜

    ただいま司会の方からご紹介いただきました、新婦エミさんの友人の相田と申します。 伸介さん、エミさん、またご両家ご親族のみなさま、本日は誠におめでとうございます。 友人といたしまして、お祝いの言葉を述べさせていただきたいと思います。

    エミさんとは高校の同級生で、それ以来親しくお付き合いをさせていただいております。

    エミさんは高校時代から美貌の持ち主で、女子校だった我が母校で後輩からは憧れの先輩であり、校門を出ればエミさんファンクラブの他校の男子たちが列をなすという伝説の美女でした。

    そんな見た目は美しいエミさんですが、内面は随分と男らしく頼もしい人で、学年行事にはリーダーシップをとってみんなを率い、体育祭ではチアリーダーではなく学ランで応援団長を勤め、彼女目当てに来場した男子ファンの度肝を抜いた事は、武勇伝として今なお語り継がれています。

    男前な性格だけあって、よく食べ、よく飲み、よく笑うエミさん。一緒にいると元気をもらえる存在です。その上料理も上手ですから、笑いの絶えない、幸せな毎日を送られることでしょう。

    これからは家族ぐるみのお付き合いをお願いします。本日は、おめでとうございます。

    その他の例文もたくさん。結婚式スピーチの立場別・文例は「感動を呼ぶ! 結婚式のスピーチの文例5選(友人編)」をご参照ください。

    5、各構成ごとに分けて作成してみる

    では、上記「3、結婚式のスピーチの一般的な構成を把握する」の構成に則って、各パーツごとに実際にスピーチを作ってみましょう。

    (1)新郎新婦への祝辞と招待の御礼

    ①作成のポイント

    新郎新婦とご家族へお祝いの言葉を簡潔に述べます。定型文でかまいません。

    ②例文

    ・ご結婚おめでとうございます。

    ・○○君、△△さん、ご両家ならびにご親族のみなさま、本日は誠におめでとうございます。

    ・本日はお招きいただきありがとうございます。

    (2)自己紹介

    ①作成のポイント

    学校名、部活名、会社名など固有名詞を入れましょう。新郎新婦との関係性が具体的になって感情移入しやすいです。さらに、ゲストも「同じ学校だ」「同じ会社だ」と、自分と結びつけて聞いてくれるので、スピーチへの興味がいっそう高まります。

    ②例文

    ・ただいま司会の方からご紹介いただきました、新婦〇〇さんの友人の〇〇と申します。

    ・新郎の□□君と学生時代〇〇部に所属しておりました、〇〇と申します。

    ・新郎の□□君と同じ△△会社に勤めております、〇〇と申します。

    (3)新郎新婦とのエピソード

    ①作成のポイント

    自分の中で印象深かったエピソードを選びましょう。そうすれば、語る言葉も自然と出てくるもの。感情のリアリティーは、話が上手い下手とは関係なく、聞き手の琴線に触れます。

    また、そういうエピソードは大概の場合、新郎新婦や共通体験を持つ列席者にとってもインパクトの大きい出来事だった可能性も高く、『あった、あった!』とゲスト同士盛り上がれます。

    ②例文

    ・高校2年の夏、あと一歩のところで甲子園に行けなかったことを未だに思い出します。でもあの負け試合の後、○○が俺にかけてくれた言葉とタオルは、今でも忘れられず、今日までこうして持っています。

    ・文化祭のダンスの練習に大苦戦して、緊急合宿をして徹夜で振りを覚えたよね。大変だったけど、すごく楽しかったです。

    (4)結びの言葉

    ①作成のポイント

    最後が決まれば、スピーチ全体も締まります。2人へのはなむけとして、祝福と未来への希望に溢れる言葉で締め括りましょう。

    ②例文

    ・本日は本当におめでとうございました。

    ・お二人らしい明るい家庭を築いてください。

    ・お二人の末永い幸せをお祈りいたします。

    6、スピーチの練習をする

    スピーチは原稿もさることながら本番でのパフォーマンスが非常に大切。どんなに素晴らしい原稿でも、本番で噛み噛みだったり、緊張で声が小さく聞きづらければ台無しです。事前に何度も声に出して練習しましょう。

    一本調子で原稿を読み上げるのではなく、“話す”ことを意識して、新郎新婦やゲストの方を見ながら気持ちを伝えると、見映えもよいです。

    7、知り合いの前でも練習し、意見を踏まえて修正

    本番では多くのゲストの前で話すので、場慣れのためにも人にスピーチを聞いてもらいましょう。

    声の大きさ、明るさ、早さといった話し方はもちろん、内容についても意見を聞けるので、ブラッシュアップできます。1人ではなく何人かの人に聞いてもらえば、より予行演習になりますよ。

    8、本番ではどのように話をしたらいい?本番での流れとマナー

    (1)名前を呼ばれたら着席のまま一礼

    「次に、新郎の高校時代からの友人である○○様よりご祝辞を頂戴いたします」などと、司会者から紹介されたら、着席したまま軽く一礼しましょう。

    これは、同席しているゲストに対しての一礼です。 そのとき、照れ隠しであっても、まわりの友人と目を見合わせてへらへらしたり、適当なお辞儀をしたりするのは見苦しいのでやめましょう。

    (2)紹介が終わったら、起立して一礼

    次に、その場で起立して出席者全員に一礼をします。 ゆっくりと、落ち着いて礼をしましょう。

    礼が終わったら、マイクの置かれている場所までゆっくりと堂々と歩み出ましょう。

    (3)マイクの前で一礼

    マイクの高さを会場スタッフが調整してくれる場合は、それが終わるまで待ちます。

    まず、新郎新婦にゆっくり丁寧に一礼しましょう。 そして出席者全員にもう一礼します。 スピーチ中の祝辞の時も新郎新婦に対して 「〇〇さんおめでとうございます」で一礼、ご両親に祝辞で 一礼します。

    (4)スピーチは大きな声でゆっくりと

    大勢の人の前で話す緊張と、しくじってはいけないというプレッシャーから、早口になったり、カンペを読む事に必死になって終始下を向いて話す人がいますが、それでは気持ちが伝わりません。

    話す前に深呼吸して落ち着きましょう。仮に緊張で少々間違っても祝福の想いが伝われば、ゲストは温かい気持ちになるもの。大きな声でゆっくりと、背筋を伸ばして前を向いて話しましょう。

    (5)スピーチが終わったら一礼

    スピーチが終わったら、最後に出席者全員に対して一礼です。新郎新婦にも改めて一礼します。その後、ゆっくりと背筋を伸ばして自分の席に戻ります。

    (6)着席前に一礼

    着席前にも同テーブルの方に対して一礼すると非常にスマートです。

    お辞儀もゆっくりとした方が、落ち着いて見えますよ。

    9、当日はメモを用意してもいい?

    メモを用意しても、マナー上は全く問題ありません。

    スピーチの前に、『準備して参りましたので、読ませていただきます』と触れれば丁寧ですが、あえて言及しなくてもかまいません。

    ただし、メモの字面を追うだけの、“読む”に徹してしまっては、スピーチならではの感情の機微や臨場感が失われ、気持ちが伝わりません。内容はほぼ暗記して臨み、確認程度に見るのがよいでしょう。

    大切なのは一字一句原稿通り話すことではなく、相手に祝福の気持ちが伝わること。言い回しが違っても問題ないので、原稿の流れと伝えたいエピソードを頭に入れ、前を向いて話しましょう。

    まとめ

    いかがでしたか?

    初めてのスピーチでも、上記のポイントに倣えば、自分らしい祝福の気持ちを言葉にできるのではないでしょうか。

    スピーチは原稿以上に、本番での立ち居振る舞いが印象を大きく左右します。

    大役を任せてくれた新郎新婦の期待に応えるべく、事前の準備を入念に行い、心を込めた堂々たる祝辞を披露しましょう。

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