プロポーズに婚約指輪は本当に必要？指輪なしプロポーズも含めて考えよう！

芸能人の結婚会見で、女性の左手薬指に光る大きなダイヤの指輪は定番。そのせいか、「プロポーズ＝婚約指輪」というイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、どんな指輪を用意すればいいのか、そもそもサイズは…？といざ買うとなると困る男性は多いはず。

最近は価値観が多様化していて、

• 指輪を用意して王道プロポーズをする人
• あえて婚約指輪なしで気持ちを伝える人
• まずはプロポーズだけして、あとから一緒に指輪を選ぶ人

など、選択肢はいろいろあります。

ここでは、「婚約指輪は本当に必要なのか？」という疑問から、
指輪を用意する場合の不安点、指輪以外のプレゼント案、
プロポーズリングや演出のアイデアまで、まとめてご紹介します。

【婚約指輪】プロポーズリングの疑問を全て解決！も、この記事を読んだ方によく読まれています。

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１、プロポーズに婚約指輪は必要？それともなくてもいい？

結論から言うと、プロポーズに婚約指輪は「絶対条件」ではありません。
婚約の成立は、ふたりの「結婚しよう」という合意があれば十分だからです。

（１）指輪なしでのプロポーズはあり？

プロポーズと言えば、男性が婚約指輪を差し出す、という定番のイメージがありませんか？このような正統派のプロポーズは、もちろん女性にとっては嬉しいもの。

しかし一方で、最近では婚約指輪を贈らないでプロポーズするカップルも増えているそうです。

男性視点では、彼女の指輪のサイズが分からない、好みが分からない、といった現実的な理由が大きいようです。
一方女性視点でも婚約指輪は高価かつ、一生つける特別なものなので自分で選びたいという意見が多数。

焦ってプロポーズのタイミングに婚約指輪を用意する必要はなさそうです。

ただし、婚約指輪にはこんな良さもあります。

• 目に見える「婚約の証」になる
• 手元に残るので、後からプロポーズの瞬間を何度も思い出せる
• 家族や友人に報告するときに、気持ちを共有しやすい

一方で、婚約指輪なしのプロポーズにもメリットがあります。

• その分のお金を新生活や結婚式の費用に回せる
• ふたりでゆっくり話し合ってから、必要かどうか決められる
• 指輪にこだわりが薄い相手の場合、無理をせず現実的な選択ができる

大切なのは、
「婚約指輪があるかないか」ではなく、
相手がどう感じるか・ふたりの価値観に合っているか です。

相手が昔から婚約指輪に憧れていたのか、
それとも「物より気持ちが大事」と考えるタイプなのか。
相手の性格や考え方もイメージしながら、どうするか考えてみましょう。

（２）実際に婚約指輪を渡しているケースはどのくらい？

「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」の調査によると、婚約指輪の決定者は「２人で」が最も多く、全国平均の数字では37.6％を占めています。21.6％は「妻」が選んだという結果になっており、実はプロポーズのタイミングで婚約指輪が用意されている割合は決して高くありません。婚約指輪を事前に用意してプロポーズしている男性は実際のところ一部なのです。

プロポーズに婚約指輪が用意されていると、嬉しい一方で、一生モノの高価な買い物だけに好みやサイズにこだわって自分で選びたいというのが本音のようです。

2．婚約指輪を用意する場合に多い“心配ごと”

「やっぱり指輪を渡したい」と思っても、不安はつきものですよね。
よく聞く心配ごとは、主に次のようなものです。

（１）予算面が不安

• 給料や貯金に対して、いくらまでなら無理がないのか
• 「プロポーズ 婚約指輪 必要」と検索すると、高そうなブランドばかり目につく

→ 無理をして高額な指輪を選ぶ必要はありません。
　20〜30万円台でも素敵な指輪はたくさんありますし、
　ふたりの将来を考えたうえでの金額なら、どんな価格でも「正解」です。

（２） 相手の好みやサイズが分からない

• デザインやブランド、金属の色など、何が好きか分からない
• 指輪のサイズをどうやって調べればいいか分からない

→ 普段のアクセサリーをさりげなくチェックしたり、
　友人に好みをリサーチしてもらったりする方法もあります。
　サプライズにこだわらないなら、あとから一緒に選ぶのも安心です。

（３）タイミングが読めない

• 指輪の制作期間があるので、いつまでに注文したらいいか分からない

→ 既製品なら比較的早く受け取れますが、オーダーやサイズ直しが必要な場合は、
　1〜2カ月ほどかかることもあります。
　「この頃にプロポーズしたい」という目安があるなら、早めに動くのが安心です。

不安な点は、ジュエリーショップに相談すれば具体的なアドバイスがもらえます。
一人で抱え込まず、プロに頼るのもおすすめです。

３、プロポーズで婚約指輪以外のおすすめプレゼント

「今回は婚約指輪なしでプロポーズしたい」
「指輪はあとで一緒に選ぶから、とりあえず別のものを渡したい」

そんなときにぴったりのプレゼント候補をご紹介します。

（１）ネックレス

普段使いがしやすく、サイズを調べる必要もないので男性一人でも購入できます。ダイヤモンドの質や宝石にこだわらなければ、価格帯もリーズナブルに抑えることも可能。

また、新郎のお母様のダイヤの指輪をネックレスにリフォームして贈るという一工夫で、真心ある付加価値の高いプレゼントにもなりますよ。

• シンプルな一粒ダイヤ
• ハートやモチーフ入りのデザイン
• 誕生石入りのペンダント

など、相手の雰囲気に合わせて選ぶと喜ばれます。

（２）ピアス

こちらもネックレス同様、サイズがないので購入しやすく、着用シーンが頻繁にあるため、ピアスをしている女性であれば喜ばれる鉄板プレゼントです。

もし彼女の好きなブランドが分かっていれば、婚約指輪とセットで着用できるものを選ぶとセンスが光ります。

（３）時計

欲しいと思っていても、つい優先順位が後回しになってしまう時計は、特別な機会にプレゼントとしてもらうと大変嬉しいものです。

もし彼女がオーソドックスなものを１本持っているのであれば、デザインに遊びのあるおしゃれ時計がおすすめ。バンドも、革ベルトであれば金属ブレスレットのものをプレゼントするなど、バリエーションを楽しめるといいですね。

（4）キーケース・キーホルダー

「これから一緒の家に帰っていく」イメージにもつながるキーケースやキーホルダー。
毎日使うものなので、実用性もばっちりです。

ふたりのイニシャルを入れたり、お揃いにしたりするのも素敵です。

（5）花束

王道ですが、やはり花束は特別な雰囲気を演出してくれます。
大きなブーケでも、コンパクトな花束でも、
プロポーズの言葉と一緒に渡されるだけで感動的なシーンになります。

相手の好きな花や色を選んでおくと、より気持ちが伝わります。

（6）手紙

どんなプレゼントよりも心に残るのが、直筆の手紙です。
普段は照れくさくて言えない想いを、言葉にして綴ってみましょう。

• 出会ってから今までの感謝
• 一緒にいて感じていること
• これからの未来に向けた決意

などを素直に書くだけで、かけがえのない贈り物になります。

（7）花束

高級な嗜好品であるお花は、女性の憧れ。自分だけのために買うことはなかなか勇気がいるので、プレゼントで豪華な花束を贈ると大変喜ばれるでしょう。お部屋に飾ればいつもの空間が格段に上質になり、心まで豊かになれます。プロポーズに相応しい花言葉から選ぶのも素敵ですね。枯れるのが気になる人はブリザーブドフラワーもおすすめです。

（8）ケーキ

甘いもの、かわいいものが大好きな女性にはぴったりのプレゼント。カットケーキではなくホールケーキにメッセージを添えて用意し、２人の新たな門出を祝いましょう。タキシード＆ウエディングドレスを着た新郎新婦のマジパンで、ムードをさらに演出するものおすすめですよ。

※その他プロポーズ時のプレゼントについて詳しくは、「サプライズプロポーズのために！おすすめプレゼント６選」をご参照下さい。

4．「プロポーズリング」という選択肢も

最近増えているのが、「ダイヤモンドプロポーズ」や「プロポーズリング」を使ったプロポーズです。

ダイヤモンドプロポーズとは、リングではなくダイヤそのものを贈るプロポーズ。プロポーズが無事に成功したら後日お店でお気に入りのデザインのリングを彼女さんと選ぶ楽しさも・・・♡

ダイヤモンドプロポーズについて詳しくはコチラの記事にまとめています。

プロポーズリングとは、

• サプライズ用の仮の婚約指輪
• サイズ調整やデザインを後から正式に決められる指輪

のことを指します。

まずはプロポーズリングで気持ちを伝え、
「OK」をもらったあとに、ふたりで本物の婚約指輪を選びに行くスタイルです。

これなら、

• サプライズのドキドキ感も味わえる
• サイズやデザインを失敗しない
• 婚約指輪が必要かどうかも、ふたりで話し合って決められる

というメリットがあります。

「プロポーズ 婚約指輪 必要かどうか迷う」「でも、指輪をパカッと開ける瞬間には憧れる」
という人には、ちょうどいい選択肢と言えます。

プロポーズリングについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

５、プロポーズを成功させる演出とは？サプライズ演出事例！

（１）カップの底にメッセージ

コーヒーを飲み干すとカップの底に現れる「marry me」のプロポーズメッセージ。お家で2人きりの時にプロポーズしたいという男性におすすめです。

（２）流行のフラッシュモブプロポーズ

突然音楽に合わせて町中の人たちが踊り出すフラッシュモブ。家族や友人にも参加してもらい、お祝いムード全開の笑いと感動のプロポーズはいかがでしょうか。する方も、される方もインパクト大です。
ただし、お相手によっては「あまり目立ちたくない」と思われる場合もあるため注意です。

（３）バルーンメッセージ

風船にプロポーズメッセージを入れて、部屋中をデコレーション。自宅や２人で憧れのホテルに宿泊の際に実行すれば、扉を開けた瞬間の驚きは大きいはず。

（４）ラブレター

どうしても口で伝えるのが恥ずかしいという男性は、誠心誠意真心のこもったラブレターでのプロポーズはいかがでしょうか。男性から手紙をもらうことなど滅多にないので、あなたの素直な気持に感動は一入。

（５）立て膝ついてプロポーズ

王道ですが、なかなかできないきちんとプロポーズも人気。「僕と結婚してください」と男らしく、恥ずかしがらずにプロポーズしましょう。

※その他サプライズプロポーズ事例について詳しくは、「【2025年最新版】クリスマスプロポーズ完全ガイド！準備から当日までこれで完璧！」をご参照下さい。

６、最後に、プロポーズが失敗する可能性は低いから勇気を持って

そもそも、プロポーズを断れる割合はどのくらいなのでしょう？

ゼクシィのアンケートによると、以下の通りプロポーズを断られるのは１％程度だそう。

出典：zexy.net

失敗する確率は極めて低いので、自信を持って彼女に心からのプロポーズを申し込みましょう。

まとめ

「プロポーズ 婚約指輪 必要かどうか」に、正解はありません。

• 王道の婚約指輪でプロポーズする

• 指輪はあとからふたりで選ぶ

• 婚約指輪は持たず、結婚指輪や新生活に予算をかける

どの選択肢も、ふたりが納得していれば間違いではないからです。

大事なのは、
ふたりにとって無理のない予算で、納得できる形を選ぶこと。

そのうえで、婚約指輪や結婚指輪をどうするか、
じっくり話し合いながら決めていってくださいね。