晴れて結婚式の日取りや式場が決まったら、いよいよ新婦のウェディングドレス選びですね。
一生に一度の晴れ姿だからこそ妥協したくないものですが、少しでも費用を抑えたいというカップルは多いのではないでしょうか?
そこで今回はウェディングドレスをレンタルする場合、その相場や注意点さらには節約方法をまとめてご紹介します。
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目次
1、ウェディングドレスのレンタル料金相場
(1)ウェディングドレスの料金相場は26.6万円
株式会社リクルートマーケティングパートナーズが「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」の中で、新婦のウェディングドレスについて調査を実施。
ウェディングドレスの手配方法を尋ねたところ、「既製品をレンタルした」が87%となっており、レンタル利用者は8割を超えています。
ウェディングドレスを購入もしくはレンタルした人に対して、各衣裳の購入・レンタル先を尋ねたところ、ウェディングドレスの場合、「利用した挙式、披露宴・披露パーティ会場」が36%、「利用した会場が提携している衣裳店」が52%という結果に。
また、ウェディングドレスを含めた新婦の衣裳総額を尋ねたところ、「50~60万円未満」が19%で最も高く、次いで「30~40万円未満」と「40〜50万円未満」がともに16%、「20~30万円未満」が13%。
平均総額は46.0万円となっています。
ウェディングドレスに限定すると「30~35万円未満」が20%で最も高く、次いで「20~25万円未満」が17%、「25~30万円未満」が16%。平均は25.9万円です。
一方、新郎の衣裳総額を尋ねたところ、「15~20万円未満」が21%で最も高く、次いで「9~11万円未満」が17%、「20~25万円未満」が16%で、平均は16.7万円。
新婦よりは割安なものの、2人分の衣装代を合わせると平均で40~50万円になるため、油断できない金額です。
(2)ウェディングドレスをファーストレンタルする場合の料金相場
自分のサイズに合わせて衣装をつくり、挙式・披露宴の後はショップに返却するのがファーストレンタル。
新品・ジャストサイズで着られる&使用後の保管・メンテナンスが不要というメリットがあります。
そのため料金相場は15万円~で、通常のウェディングドレスレンタルよりは料金が高い傾向にあります。
(3)通常のウェディングドレスレンタルの場合
ファーストレンタルと違い、ウェディングドレスを通常レンタルする場合の料金相場は5万円~50万円と価格も様々。
ファーストレンタルと違い、ほかの人が何度も着用しているドレスになるため、気になる部分にシミやシワ、破れや日焼けなどがないかどうか、きちんとチェックするようにしましょう。
2、ウェディングドレスをレンタルすることのメリット・デメリット
ウェディングドレスのレンタルには、式場付属のショップや提携店からレンタルする方法と、提携店以外の外部でレンタルするという2種類の方法があります。
ここではそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
(1)ウェディングドレスを式場付属・式場提携店でレンタルするメリットとデメリット
ウェディングドレスをレンタルするのに最も一般的なのが、結婚式場に付属しているドレスショップや提携店からのレンタルです。
式場付属の衣裳屋さんで借りるメリットは、持ち込み料や保管料などがかからないこと。
ドレスは担当者がしっかり管理してくれるので、自宅保管でシワや汚れをつけてしまう心配もありません。
式場付属のドレスショップは、コンセプトに合ったドレスショップを置いているため、デザインや色合いなどが式場の雰囲気と合うようになっています。
外さないデザインに絞られていることや、手間や時間のコストを考えれば、結果的にリーズナブルになる可能性が高いでしょう。
デメリットとしては、やはりその価格。
価格は10万円以下のものから揃っていますが、パック料金だとお気に入りのものが見つからず、予算オーバーすることもよくあります。
(2)ウェディングドレスを外部でレンタルすることのメリットとデメリット
ウェディングドレスを外部でレンタルする場合、値段なり、デザインなり、自分の理想がはっきりある人にとってはリーズナブルに利用することができるのがメリットの一つ。
ある程度、自分の体型や見せ方、また服やドレスを見慣れている女性であれば、スムーズにお気に入りの1着が見付けられると思います。
会場や、式の全体コンセプトに合う1着を探してみましょう。
デメリットは、ドレスを見る目がない場合に、対応が良くないショップや、しっくりこない1着を選んでしまう可能性が高いこと。
ドレスという普段着慣れないものを、普段使っていないショップで購入するのは難しいもの。
試着ができないショップもあるので注意が必要です。
「持ち込み料」「レンタル期間」「返送方法」「クリーニング料」など、レンタルウェディングドレス周辺でかかりうる料金も確認しておきましょう。
3、ウェディングドレスをレンタルする手順
実際にウェディングドレスをレンタルする手順は店舗によって細かな違いがありますが、大枠ではどこも同じと言ってよいでしょう。
ここでは参考までにミスサブリナウエディング表参道の例を引用し、ドレスレンタルのフローを見ていきましょう。
①相談カウンセリング
“ご試着されながら、専任のウエディングスペシャリストが年齢、体型、雰囲気を考慮し、あなたに似合う一着をアドバイスさせていただいております。
背が低い、背が高い、サイズが小さい、サイズが大きい、マタニティ、海外挙式など「着たいけれど無理かも…」が解消されます。
※お時間は2時間制となっております。”
②ご契約
“ウエディングスペシャリストが厳選したこがわりのドレスの中から、ご希望のレンタルドレスがございましたら、お申し込みください。
ご来店時に無料会員登録することでお得なキャンペーンプラン(会員価格)をご利用いただけます。”
③メンテナンス
“お客様がお選びくださいましたドレスを国内アトリエでひとつひとつ手作業で、小物あわせフィッティングへのご準備をおこないます。”
④最終フィッティング
“ドレスを纏う日を夢見る時間も、楽しみにお過ごしください
■ご契約のレンタルドレスと小物のトータルコーディネートを行う最終フィッティングです。
■フィッティングは専任のコーディネーターが行います。
■ひとりひとりの花嫁様にあわせたトータルコーディネートされた小物等を揃えお待ちしております。
■ペアプランをご利用のお客様は、新郎様、新婦様同日フィッティングを承らせていただいております。”
⑤お支度
“挙式が近づいてまいりましたら、準備期間に入り、婚礼衣装のプロの職人がひとつひとつ丁寧に時間をかけてお仕度致します。”
⑥結婚式当日
出典:ミスサブリナウエディング表参道公式サイト
4、ウェディングドレスをレンタルする際の注意点
可愛くて質も良く、リーズナブルなウェディングドレスを上手にレンタルするには、いくつか注意点もあります。ここではその注意点をご紹介します。
(1)選ぶ前にドレスのイメージを決めておく
ウェディングドレスを選ぶ前はまだ具体的なイメージは固まっておらず、
そもそもどんな衣装があるのか?
どこからレンタルすればいいのか?
レンタル料はどのように計算すればいいのか?
といった漠然とした疑問がたくさん頭の中に浮かんでくると思います。
レンタルといってもドレスの種類は非常に多いので、ざっくりとしたイメージだけを頼りにドレス選びを進めてしまうとなかなか理想の一着にたどり着きません。
まずはドレスのシルエットやデザインを、雑誌やインターネットでチェックして事前学習しておくことをおすすめします。
写真からイメージを膨らませることができなかったとしても、試着を繰り返すうちに理想の衣装が具体的になってくるはずです。
(2)レンタルショップに行く際は事前予約をする
ウェディングドレスをレンタルしているのは何も結婚式場だけに限ったことではありません。ドレスのレンタルを専門としているショップもたくさんあります。
レンタルショップを利用する際の注意点は、まず事前予約をしてから訪問するということ。
ショップそのものは予約なしでも行くことはできますが、予約して来店される方が優先されるので、飛び込みで来店しても試着できない可能性があるからです。
人気店は予約だけで半年待ちなどのケースもあるので、気になるショップにはすぐにコンタクトをとりましょう。
(3)セットプランでレンタルできるドレスは限られている
結婚式場にはセットプランというお得な特典付きのパックがあります。
基本的には「挙式+衣装1点」という大まかな内容で提示されていることが多いようです。
ここでひとつ気を付けていただきたいのは、セットプランの予算内でレンタルできるドレスは非常に限られているという点です。
基本的にドレスのレンタルはドレスのグレードに比例して費用も上がっていきます。
セットプランは最低限の料金グレードのドレスが基本設定されているので、自由にドレスを選びたいと思ったらオプションという形で追加料金を支払うことになります。
とはいえ、人生に一度の結婚式。最低限の予算でドレス選びを妥協したくないというこだわり屋さんの花嫁は、パックプランで挙式される際も「衣装の追加料金は必ず発生する」と思っておいたほうがいいかもしれません。
またその際はドレス選びにどれくらいの予算をかけられるのか、という点も含めて予定を立てておくと追加料金が発生しても慌てる心配はないでしょう。
(4)小物類がレンタル料に含まれているか確認する
結婚式当日はドレスのほかにジュエリー、ベール、靴などのたくさんの小物類が必要です。
これらはレンタル料に含まれているのか?また含まれていない場合はレンタルできるのか?その料金なども含めて、細かくプランナーに確認をとる必要があります。
うっかり忘れることがないよう、ドレスのレンタル料と一緒に聞いておくようにするとスムーズです。
(5)レンタルショップの場合、試着料がかかる可能性がある
式場提携のドレスショップでドレスをレンタルする場合、ドレスの試着料を取られることはまれですが、格安ドレスショップの場合、ドレスの料金をリーズナブルにしている分、試着できるドレスに限りがあったり、試着料を取られたりするケースが多くあります。
何着も試着して試着料がかさめば、かえって費用が高くつくこともあるので要注意です。
(6)式場に持ち込み料の確認をする
式場や提携店ではなく、外部のショップでドレスをレンタルする場合は、挙式を挙げる式場へ衣装などの持ち込み料の確認をしましょう。
見つけた格安ドレスをレンタルするにしろ購入するにしろ、式場への持ち込み料がかかる場合が大半。
必ずいくらかかるのかチェックしておきましょう。
(7)延滞料金を確認する
格安ウェディングドレスをレンタルする場合、基本的には前日に借りて、結婚式の当日か翌日に返却するという契約をされる方が多いでしょう。
ところが、体調不良などの思わぬトラブルで期日までに返却できない可能性もあります。
もしも延滞してしまった場合にはどのくらいの費用が追加になるのか、事前に確認をしておくと良いでしょう。
4、ウェディングドレスのレンタル料金を節約する方法
特別な一日を飾る衣装だからこそウェディングドレスは妥協したくないもの。
とはいっても数十万円単位でお金がかかる買い物でもあるため、できるだけリーズナブルに調達したいですよね。
ここではウェディングドレスのレンタル料金を節約する方法をご紹介します。
(1)契約前に値引き交渉をする
式場の提携するレンタルショップでドレスを選ばれる場合は、ドレス料金の見積もりを出されるタイミングで会場に直接値引き交渉をすることができます。
「お祝い事に値引き交渉なんてしても大丈夫?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ブライダルフェアや会場の下見をする時は必ず見積もりを出してもらい、ほかの式場と比較検討して、サービス内容や値段の格差については質問、交渉しましょう。
ドレスのレンタル料においても例外ではありません。
値引き交渉はタブーではないので、積極的にプランナーに相談してみるといいでしょう。
とはいえ、値引き交渉はいつでもできるというわけではなく、基本的には契約前に交渉するのがルールです。
契約後は「その条件で同意した」と見なされるため、料金について後から相談をしても受け付けてくれないケースがほとんどなので注意しておきたいところです。
(2)こだわりがない場合ノーブランドにする
ウェディングドレスの中には有名デザイナーが手掛けたものや芸能人プロデュースの有名ブラントがいくつもあります。
知名度の高さや、美しいデザイン、高級素材に心奪わるかもしれませんが、有名ブランドのウェディングドレスは、レンタル料も高額。
ブランドに対してこだわりがない、予算を最優先にしたい、ということであればブランド物は避けることをおすすめします。
一般のドレスの品質が著しく劣っているわけではないので、自分の気に入ったものを選んでいただければと思います。
(3)会場側に持ち込み料の値下げ交渉をする
会場提携のショップにはイメージするようなドレスがなかった、外部からレンタルしても金額的に変わらない、そもそも提携しているドレスショップがないという場合は外部からレンタルすることになります。
外部からレンタルする場合、持ち込み料をいかに抑えるかが重要となってきます。
例えば、持ち込み料を値引きしてくれるよう会場側と交渉する、レンタル料の安いドレスショップを探す、といった方法が考えられます。
会場側に交渉する際は契約前に「持ち込み料を検討してくれるなら契約も前向きに進めたい」という旨を打診してみるといいでしょう。
5、まとめ
ウェディングドレスは購入するにしてもレンタルするにしても、自分に合ったデザインを吟味することが大切。事前準備やリサーチ、比較検討を入念に行って、自分たちにぴったりくるウェディングドレスを選べますように。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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