婚約の後、結納をする予定で準備を進めていく方もいらっしゃるでしょう。
結納時には結納金の準備も必要になりますが、その際に気になることの一つに「結納金の包み方はどうしよう」ということもあるのではないでしょうか。実際、結納金の正しい包み方や結納金を用意する際の注意点などについてご存知ない方は少なくないでしょう。
そこで今回は、結納金の包み方などについてご紹介していきます。ご参考になれば幸いです。
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そもそも結納金とは、嫁ぐ側に贈られるお金のことです。
一般的には男性から女性に贈られるお金のことで、元々男性から女性に花嫁衣装を贈られていたものがお金に変わったのが由来です。
以前は「結婚準備金」として贈られてきましたが、近年では結婚式や新居の準備金として使用されることも多いようです。
目次
1、結納金袋の中包みの包み方とは?
結納金の渡し方としては、現金を直接渡すのではなく、結納金袋で包んで渡します。結納金袋は中包みと外包みを併せたものをいいます。結納金はまずは中包みに包み、それを外包みに入れて贈るようにします。
市販の結納金袋のほとんどには、中包み用として無地の白い封筒が入っています。その白い封筒を使用するか、白の和紙を使用するようにしましょう。
以下では、具体的な中包みの包み方と金額の書き方についてご紹介していきます。
(1)中包みの包み方
(2)中包みの書き方とは?
中包みで現金を包んだらペンもしくは濃い墨を使用した筆で金額を記入します。結納金の金額は旧漢数字で記入するのが正式な書き方ですが、最近では普通の漢数字で記入する方も多いそうです。
例)100万円の場合
ちなみに、旧漢数字については、下記表をご参照ください。
旧漢字の書き方
2、結納金袋の外包みの包み方は?
次は中包みを外包みに入れましょう。市販の結納金袋のほとんどは水引の付いた和紙の包ですが、結納箱と呼ばれる木箱を使用する場合もあります。
下記では、外包みへの結納金の包み方の動画と渡し方、目録や名前の書き方をご紹介していきます。
(1)袋タイプの外包みへの包み方
(2)結納箱への入れ方と渡し方
(3)結納金袋(外包み)の書き方
結納金袋(外包み)には濃い墨を使用した毛筆で楷書書きするのが正式な書き方です。
出典:http://template.usefulhp.com/
結納金袋に書く言葉は地域によって異なります。
例)
- 京都:帯地料
- 大阪などの関西地域:小袖料
- 東京などの関東地域:御帯料
また、目録を用意する場合は目録に名前を記入するため、結納金袋への名前の記入は必要ありません。略式で目録がない場合は結納金袋上部には「寿」、下にはフルネームで名前を記入するようにしましょう。
結納での結納金の渡し方については、「結納とは?結納する際に知っておきたい6つのこと」をご参照下さい。
3、結納金を用意する際の注意点は?
次は結納金を用意する際の注意点についてご紹介していきます。
(1)結納金の金額の決め方は?
結納金に決められた金額はありません。
具体的にいくらにするかは地域やそれぞれの家庭によっても異なるため、両親としっかりと相談した上で決めるようにしましょう。
結納金の金額について詳しくは「入籍前におさえておきたい!結納金の相場について知っておきたい5つのこと」をご参照ください。
(2)結納金は新札で
結納金として渡すお金は、新札で用意するようにするのがマナーです。銀行窓口で新札を用意するようにしましょう。
4、結納金の渡し方は?
最後に、結納金の渡し方について説明していきます。
(1)結納での結納金の渡し方
結納での結納金の渡し方については、「結納とは?結納する際に知っておきたい6つのこと」をご参照下さい。
(2)結納金のみを渡す際の渡し方
略式結納、または結納金のみを贈呈する場合であっても結納金は結納金袋へ入れて事前に用意をしておきます。
結納金を持参する際には風呂敷に包むか袱紗に包み、白木台や黒塗盆などに乗せてお渡しするのが正式なマナーです。
結納金の風呂敷または袱紗への包み方と渡し方について、詳しくは下記動画をご参照ください。
まとめ
今回は、結納金の正しい包み方についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
結納とは、新郎新婦の両家が家族になるための大切な行事の一つですので、しっかりとマナーを抑えた上で結婚の準備を行いましょう。
今回の記事が結納金を用意する際のご参考になれば幸いです。
「HOW TO MARRY」編集部です。編集部では、婚礼司会者、元結婚式場勤務など結婚に関する豊富な知識を持ったメンバーが取材・運営を担当しています。皆様の幸せな結婚生活を応援する発信を行っています。ジュエリーコーディネーター保持メンバーが発信する公式Instagram、Xは、指輪購入に迷える方から高評価。運営会社についてはこちら。
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